石油王に出会いたい人が知っておく６つのポイント

婚活をしている人にとって、理想の相手の条件はとても大切です。

中には、「アラブの石油王と会いたい」と思っている人もいるのではないでしょうか。

今回は、そんな人に知って頂きたい６つのポイントをご紹介します。

①アラブの国とは

石油王に出会いたいという人は、彼らの国についてよく知る必要があります。

一般に石油王とは、「油田の開発や石油関連の商取引、石油会社の経営などで成功し、巨万の富を得た実業家」(出典：goo辞書)を指し、アラブの国の人とは限りません。

では、なぜアラブ＝石油王のイメージがあるのでしょうか。

まず、アラブと言うと、「アラブ人」をいうワードが浮かぶ人もいるでしょう。

アラブ諸国に住み、アラビア語などを使う人を一括りに「アラブ人」と呼んでいますが、ここでは国としてのアラブに着目してご紹介します。

アラブとは正式には、アラブ首長国連邦と言い７つの首長国から成り立っています。

（アブダビ首長国、ドバイ首長国、シャールジャ首長国、アジュマーン首長国、ウンム・アル＝カイワイン首長国、フジャイラ首長国、ラアス・アル＝ハイマ首長国）

アラブと聞くと石油王がイメージされる理由としては、アラブの経済にあります。

アラブはGDPの約40%が石油と天然ガスで占められ、原油確認埋蔵量は世界5位の約980億バレル。天然ガスの確認埋蔵量は6兆600億m3で、世界の3.5%を占めます。(出典：Wikipedia)

でも、石油が主に採掘されるのはアブダビで、ドバイやシャールジャの採掘量は僅かであり、アラブと一言で言っても国によって主力経済が異なりますので、石油王に出会いたい人は、アラブと言ってもどの国の人と出会いたいのかを考えておくことも必要でしょう。

②アラブの男性

石油王に出会いたい人は、アラブの国だけではなく、国民性や文化についても気になるのではないでしょうか。

まず、アラブの国民性としては、先ほどもお伝えしたようにアラブが７つの首長国から成り立つため、国によってはその国民性にも違いがありますが、どの国にも共通する傾向としては、プライドが高いと言われています。

プライドが高いというと、自分の主張を曲げない等のイメージがありますが、アラブの人の場合は、自分の家族などに対しての誇りがあります。

アラブには多くの部族がありますが、部族同士の結びつきが強く、年長者を敬い仲間を大切にします。

また、義理人情に厚いとも言われ、家族の結束力の強さや、家族を思う気持ちは、信頼している友人にも向けられるようです。

このように、アラブの国民性を見てみると、家族や仲間を大切にするということが分かります。

国民性としては他にも色々あり、国によっても異なるでしょうが、石油王と出会いたいという人にとって、家族を大切にするという性格はかなり高ポイントではないででしょうか。

③アラブの信仰心

石油王と出会いたい人は、アラブの国や性格など何となく分かり始めてきたところかと思いますが、実際にお付き合いする時には必ず知って頂きたいことがあります。

それは、アラブの宗教についてです。(以下、出典：Wikipedia)

宗教はイスラム教が国教であるが、外国人を中心にキリスト教やヒンドゥー教なども信仰されている。信教の自由は認められ、イスラム教以外の宗教を信仰することも宗教施設を建設することも可能である。一方、イスラム教の戒律に関しては、もっとも自由で開放的なドバイ首長国から、最も敬虔で厳格なシャールジャ首長国にいたるまで、各首長国によって態度に違いがある。たとえば、ドバイでは女性はアバーヤなどを着ずともよく、肌を露出させた服装を着るのも自由であり、酒類の販売も可能である。一方アブダビはやや保守的であり、シャールジャでは服装にも厳格で、酒類販売は原則的に禁止されている

このように、首長国によって差がありますが、それぞれの国のルールを知らないとその国で生活するのは難しいでしょう。

宗教によっては食文化についても制約がある場合がありますので、例えば相手が禁忌としている食べ物を手料理で出してしまったなんてことがあったら大変です。

石油王と出会いたい人は、相手がどの宗教を信仰しているのかを良く知り、それを尊重することと、相手にとってダメな物をしっかり把握することが大切です。

④アラブの女性

アラブの信仰について知ると、石油王と出会いたい人は文化などアラブのことをもっと知りたいと思うのではないでしょうか。

確かに、アラブには日本とは異なる文化などが他にも存在します。

特に女性に関する文化は特徴的です。

宗教でも触れましたが、女性について肌を露出される服装を禁止する場合もあります。

男性の服装も一定のルールはあるでしょうが、特に女性の服装は制約されているイメージがあり、女性に対して厳しいという印象を持つ人もいるかもしれません。

でもそれは、女性の自由を制限したりしようというのではなく、ボディラインや魅力的な部分を隠すことで、女性を守るという目的があります。

このように、男性と女性を区別し、特に女性についてルールを定めることで、女性を危険から保護しているのです。

石油王と出会いたい人にとっては、日本との文化との違いに驚くこともあるかもしれませんが、相手の信仰する宗教を知ったうえで、文化についても理解を深めると良いでしょう。

⑤アラブの家族とは

話は少し戻りますが、アラブの人はプライドが高いとお伝えしました。

そのプライドとは特に自分の家族などについてですが、石油王と出会いたい人が実際に家庭を築いたり相手の家族とお付き合いしたりする時は、家族観はとても大切です。

アラブの家族と言うと一夫多妻制をイメージされる人もいるでしょう。

それはイスラム社会の具体例として取り上げられることが多く、例えば「男性は4人まで妻を娶ることができる。しかしコーランの規定上、夫は妻を保護し扶助を与える義務があり、またそれぞれの妻の間に差異を設けることは決して許されない。」(出典：Wikipedia)とあります。

但し、これも一概には言えず、国や地域、文化によって違いがあることを含んでおかなくてはいけません。

とは言っても、妻を十分に保護して養い、妻が多くても差異なく平等に、というと夫の義務や負担は相当なものであることが想像できます。

アラブの男性は、家族を守る責務があり、それをやり遂げられるだけの地位や財力が必要なのです。

アラブの家族とは家族の結束力や誇りが強く、石油王と出会いたいという日本人にとっては、なかなか理解しがたいこともあるかもしれません。

でも、妻や家族をとても大切にする家族観は、私たち日本人も参考にしたいものです。

⑥アラブの結婚生活

石油王と出会いたい人に向けて、最後にご紹介したいのは、実際に石油王と家庭を築くことになったら、どんな生活が待っているのと言うことです。

まず、アラブをはじめイスラム社会の国々では、お見合い結婚が多く、これも国や文化によって多少の違いはあり、最近では自由恋愛をする人もいますが、親が選んだ相手と結婚という文化はまだまだあります。

また、結婚したら自分もイスラム教など相手の宗教を信仰しなくてはいけない、ということもあるようです。

(出典：excite.ニュース　https://www.excite.co.jp/news/article/Sirabee_20162116680/)

もちろん、これも文化や家族の考えによって違いがあることは断っておきますが、もし入信するとなるとそれと共に、服装や食事のルールを守らなくてはいけないので、これまでの生活スタイルを変える必要があるでしょう。

そして子供が生まれたら、子供たちは結婚するまでに実家で暮らします。(出典：Global Partners：https://www.global-p.com/archives/5636)

結婚して親元を離れるまでは、家族と一緒に過ごすということからも、アラブの人がいかに家族を大切にしているかが伺えます。

このように、アラブでの結婚生活では、日本で暮らしてきた時と同じようにとはいかず、相手の宗教や文化を理解し順応する必要があります。

ただ相手のことが好きだからという気持ちだけで結婚しては、生活スタイルのギャップに悩むこともあるでしょう。

また、家族を大切にするということなど考え方や意識の面からも、変えなくてはいけないことが多々あります。

石油王と出会いたい人は、相手の文化や考えを受け入れられる寛容さと共に、柔軟な対応力も求められるということが言えます。