一度は壊れて不倫の果てに幸せな結婚生活ブログ


                                               


一度は壊れて不倫の果てに幸せな結婚生活ブログ

思わぬ不倫をすることに。不倫にのめり込むまで、そして夫婦関係が壊れ、
修復するまでの妻の話を結婚生活をブログにまとめてみました。

① 不倫して罪悪感を持つ毎日

夫と29歳で結婚し、幸せな結婚生活を送っていました。夫は毎日可愛い、好きだ、
と言ってくれていて、私達はずっとラブラブな生活を送るものだと思っていました。

しかし、結婚生活が数年経つと、そのような言葉や態度が減ってきて、夫からは
恋愛感情というより家族愛を向けられていることに気づき、少し寂しく思うように
なりました。

恋人時代のような態度や言葉は無いものの、大切にしてくれていることは
わかっているのです。

けれど、夫が変わってしまったとこ、女として見られなくなったことを不満に
思うようになりました。

そんな時、私が勤めている会社で飲み会があったため参加し、帰り道が同じ方向の
同僚男性と一緒に電車に乗りました。

すると、同僚男性が「以前から好きだった」と言ってくれたのです。私はお酒が
入っているから冗談だと思いました。

しかし、同僚男性は「本気だ」と言います。実は私も彼のことがタイプだったので、
いけないと思いながらも嬉しく思ってしまいました。

その時は話を流して帰宅したのですが、久しぶりに男性から「好き」という言葉を聞き、
頭から離れなくなってしまいました。

次の日出社して同僚男性に会いましたが、気恥ずかしさでお互いに目を合わせることが
できません。学生時代の恋愛のような感覚に陥りました。

そうして、彼のことを考えるうちに彼の気持ちを知りたいと思うようになって
しまったのですが、もともと積極的なタイプではないため、この話に触れることは
ありませんでした。

数カ月が経ち、また会社で飲み会が開催され、帰りが同じ方向の彼とまた一緒に
帰ることになったのです。
その飲み会では彼はあまり酔っていませんでした。

なのに、彼はまた愛を告白してきました。聞くと
「酔っているからと思われたくないから、お酒は控えた」と。

一緒にいると楽しいということもあり、帰りがてら一杯だけ二人で飲みに行くことに。
真剣に想いを伝えてくれる様子にほだされ、とうとう関係を持ってしまったのでした。

夫への罪悪感はありました。けれど、彼が愛を伝えてくれること、女性として
扱ってくれることが嬉しかったのです。
変わってしまう前の夫と彼を重ねて見ていたのかもしれません。

その後も、残業と嘘をついて彼と会う日が続きました。夫に「遅くまでお疲れ様」と
言われると、罪悪感で苦しくなります。

けれど、私を女性として甘やかしてくれる彼を手放すこともできませんでした。
私は同僚男性と結婚するつもりも夫と離婚するつもりもなく、ただただトキメキを
楽しみたかったのです。

② 毎日の喧嘩と疑惑の修復に3年

残業と嘘をついて彼と会っていましたが、夫が私の残業が多いことを怪しむ素振りを
見せるようになりました。

「みんな残業しているの?」
「先日遅かった日の残業代は今月支払われているの?」
夫が疑っているのかもしれないと思いましたが、「バレるわけがない」と高を括って
いましたし、女として愛してくれない夫が悪いと考えていました。

そんなある日、携帯電話を開きっぱなしで机に置いたままにしていたため、
携帯電話を夫に見られてしまいました。そして、彼の存在がバレてしまったのです。

夫は「これでも貴女を大切にしているつもりだった」と泣いてしまいました。
私が夫の涙を見たことはそれが初めてでした。
夫を深く傷付けてしまったと気付いたのですが、後の祭りです。

夫と離婚するつもりはありませんでしたが、もし夫が離婚を望むのなら仕方が
ないと思いました。

夫に聞いてみると「離婚はしない。戻ってきてくれるならそれだけでいい。」と
言ってくれました。そこまで大きな心で私を愛してくれていたのだと、深く
反省しました。

それから私は同僚男性と別れ、夫の信頼を取り戻そうとしました。しかし、それは
容易なことではありませんでした。

残業と嘘をついて会っていたのですから、本当に残業することすら怪しまれて
仕事に支障が出たり、友人と遊びにいくことにも夫が不安定になったりするように
なったのです。

疑う夫と喧嘩になる日々が始まりました。夫が不安になる気持ちが理解できますが、
仕事に支障をきたすわけにはいきません。
疑われて説明して喧嘩しての繰り返しです。

しかし、そんな夫にしてしまったのは私なので、投げ出すわけにはいきません。
夫が安定するまで、ひたすら夫の感情に寄り添うしかありませんでした。

そうして3年が過ぎた頃仕事で転機があり、転職することにしました。
これで同僚男性とも離れられるため、良い機会だと思いました。転職してから夫は
落ち着き、喧嘩をすることはなくなったのでした。

③ 穏やかな夫婦円満の生活を手に入れる

こうして、異性関係で喧嘩することはなくなりました。その後夫との間に子供も生まれ、
夫婦円満の生活を送っています。

夫はやはり恋人時代のような愛情表現をしてくれることはありませんが、家族を
大切に想ってくれることはとても伝わってきます。

激情の恋愛もドキドキして楽しいですが、今のように穏やかな愛情はとても
居心地が良いものです。

もし今後また誰かが告白してくれることがあったら、ドキドキしてときめいて
嬉しく思ってしまうかもしれませんが、夫の愛情を知ることができた今は、家族を
大切にして裏切らないと誓うことができます。

夫が私を大切にしてくれる分、私も夫を大切にしたい。してもらうことだけ考えるの
ではなく、お互いに支え合っていきたい。そう思っています