結婚生活ができない理由と関係改善を見出す方法


                                               


結婚生活ができない理由と関係改善を見出す方法

結婚したら人生のゴールと言う人もいますが、結婚したからといって必ずしも一生の幸せを手に入れることができるわけではありません。

実際に最近では離婚率も上がっていますし、そもそも結婚に希望を見いだせないと考える人も増えています。

①生活費がなく苦しい生活

物価高の今、その分収入も上がればいいのですが、低収入で物価高の影響を受けている家庭は多いです。

生活費が満足に捻出できないような結婚生活は、もうできないと嘆いている声がよく聞こえるようになってきた今、さらに結婚に希望が見いだせないと考える若者が増えていくのは明らかです。

このような現状を見ると、決して結婚はゴールではないということが分かります。

愛情さえあれば結婚生活は幸せに過ごしていけるという考えも浅はかで、愛情はもちろん大事ですが、結婚生活には経済力もとても大事です。

定職についていること、出世できる会社であること、結婚前からある程度の貯蓄があることなど、結婚前にしっかりと確認しておくことは必要です。

経済力が原因で、もう結婚生活はできないとならないためにも、相手の経済力は重要視してください。

②愛情がない夫婦生活

結婚当時はラブラブでも、結婚生活が長くなるにつれて気持ちに変化が訪れるのはよくあることです。

たいていの夫婦は、時間が経つにつれて程よい距離感が生まれて安心する関係性になっていくのですが、中には愛情がなくなってしまう夫婦もいます。

愛情がないことで、このまま結婚生活はできないと考えるのは当然のことですし、愛情がない夫婦関係を続けていくことほど無念で辛いことはありません。

愛することもなく、愛されることなく仮面夫婦でいるのは、子供にとっても良いこととは言えません。

結婚生活はもうできないと思いながらも、子供のために仮面夫婦を続ける選択をとる夫婦も多いですが、本当に子供のためになるのかを今一度しっかり考えてみてください。

理解できる年齢だったら、子供を交えて話し合うことも大事です。

③結婚生活がうまくいかない辛い

結婚生活が上手くいかないと、辛いと思う日々が増えていき、次第に結婚生活はもうできないと離婚に至るケースがほとんどです。

最初は我慢したり、きっといつか変わると希望を持っていても、一度亀裂が入った夫婦関係を修復するのはとても難しいです。

夫婦関係に亀裂が入ってしまうのは一瞬の出来事ではなく、不満が積み重なって時間をかけて亀裂を生じていくため、亀裂が入る前にお互いに解決策を見つけて努力すれば離婚を回避することは可能です。

しかし、夫婦といってもお互いに話し合う時間をしっかりともうけることは難しいです。

結婚生活が長くなると、「言わなくても分かってくれる」とお互い思うことで、話し合うことも少なくなっていくからです。

夫婦の仲でも、伝えなければ伝わらないことが多くあるので、結婚当初から定期的にお互いの不満をぶつける機会をつくることが大事です。

④喧嘩ばかりで離婚したい

喧嘩ばかりの夫婦も、離婚の原因の一つです。

喧嘩するには色々理由はありますが、ほとんどが相手に期待しすぎてしまうことです。

「言わなくてもきっとやってくれる」「きっと分かってくれる」

そう相手に期待しては、裏切られてを繰り返すうちに、喧嘩がたえなくなる夫婦は多いです。

もう結婚生活はできないとなる前に、まずは期待することをやめてください。

夫婦関係に、期待するだけ無駄なことはありません。

期待するのではなく、やってほしいことは直接伝えること、分かってもらいたいことはしっかり言葉で伝えることが大事です。

⑤束縛が強く自由がない

結婚生活はもうできないと思ってしまう原因として、結婚したことによって自由を奪われてしまったと感じることもあります。

確かに結婚すると、独身の頃みたいに自由に遊びまわれないですし、時間を全て自分のために使うことができなくなります。

特に子供が生まれると、さらに自由がないと感じることが多くなります。

しかし、結婚するということは自分の時間を夫婦や家族と共有するのは当然のことです。

それを喜びに変えることができれば、結婚生活はもうできないと離婚を考えることもないはずです。

自分の時間を大好きなパートナーと子供に使ってあげることは、本当はとても幸せなことです。

もし、自分の時間を全て自分のために使いたい、自由に生きていきたいと思う人は、結婚には向いていないので無理に結婚する必要はなく、パートナーとしてお互い自由に歩んでいく方が良いでしょう。

⑥責められてばかりの生活

結婚生活になれてしまうと、相手を批判したり、自分の考えが正しいと思って一方的に責めてしまうこともあります。

夫婦となっても、考え方や価値観が違うのは当たり前のことで、自分の考えを押し付けるのは大きな間違いです。

責めてばかりで、もう結婚生活はできないと離婚を告げられても、何も文句は言えません。

夫婦はお互いに尊重し合い、お互い譲り合いながら生活していかなければ、すぐに関係はダメになってしまう脆い関係です。

相手に、もう結婚生活はできないと思わせないためにも、自分の考えを押し通すような強情さは封印しておかなければいけません。

それによってストレスが溜まっても、それをまたぶつけることは決してしないでください。

⑦会話したくない顔も見たくない

結婚生活が長くなると、だんだん会話が減ってしまうことはよくあります。

一緒にいるのが当たり前になってしまって、コミュニケーションを取る時間が減り、次第に愛情が薄れてきてしまう原因にもなります。

会話をしたくないと思っても、なるべく家にいる時は同じ空間にいるように心がけることが大事です。

何気ない出来事を話したり、「おはよう」「いってらっしゃい」「ただいま」「おやすみ」の挨拶をすることは夫婦関係を良く保つためには大事です。

会話がなくなってしまって寂しいために、もうこの人とは結婚生活ができないと思うのは、とても勿体無く、悲しいことです。

努力次第では十分に改善可能で、ただ同じ空間にいることだけ意識して生活していれば、自然とお互いに近くに感じることができ、自然な会話ができるようになります。

結婚生活に疲れてしまうことや、もう結婚生活はできないと思ってしまう瞬間は誰にでもあります。

しかし、そう思ってからでも改善できることはたくさんりますので、夫婦で力を合わせて乗り越えることが大事です。