ころころかわる?!恋愛における4つの女性心理
女心と秋の空、とはよく言ったもので、女性の心理状態は秋の空のようによく変わります。
秋の空は眺めていると風流ですが、女性の心理状態はつかみどころがなくて時に困ってしまうのではないでしょうか。
それでも、気になる人が居ればその人の心理を理解したいというのが、正直な気持ちでしょう。
この記事を読んでいただき、恋愛における女性の心理を少しでもつかんで役に立つよう細かくみてみましょう。
基本的に女性は受け身
昨今は日本でも女性の社会進出が叫ばれていて、女性も男性と同じように自らの意志で仕事を選び、定年まで同じ会社に勤めあげる女性も増えてきました。
現代の日本では、女性が男性の後ろを三歩下がって付いていく時代は終わったのです。
しかし、それはあくまでも社会での女性の扱いであり、現代の女性心理をそのまま表したものではありません。
昔から、西洋の童話のシンデレラや白雪姫などのように、美しい女性が素敵な男性に見初められて幸せになる、という構図の物語は人々に愛されてきました。
いわば典型的な「女性が受け身」である状態です。シンデレラに出てくる王子様は、舞踏会で出会った美しい姫を探し求めてガラスの靴が合う女性を自ら捜しに出かけます。
そういったシンデレラストーリーは今でも女性に受け入れられ、心の中の理想図となっているのです。
どんなに時代が変わったとしても、女性の心理は基本的に恋愛において受け身の考えであることを忘れてはいけません。
それは言い換えれば、男性が常に積極的であることが求められるのです。女性がいくら社会進出をしたとしても、恋愛における男性の役割までは変わらないのです。ここは誤解してはいけない点です。
私がいなければだめ?
恋愛において、束縛はつきものです。「束縛が嫌いだから」という人もいるかもしれませんが、恋愛感情そのものが束縛の一種です。
周りの人間関係とは違う、特別な関係を求めている時点で束縛は始まっているのです。男性に比べて、女性は周囲の人の世話を焼くのを面倒だとは思いませんし、他人の行動を観察して分析することに優れています。
その傾向が、恋愛関係になると顕著に表れる人がいます。「この人は私がいなくてはだめなのだ」と思うようになるのです。
例えば多くの女性は、付き合っている相手の部屋を掃除したり、相手の好みに合わせた手の込んだ夕食を準備したりすることも面倒だと思いません。
男性も世話を焼かれるのが本能的に好きな人が多いため、最初はその関係も心地よいものかもしれません。
需要と供給が一致しているため、お互いが笑顔になることでしょう。
しかし、その心が時に強い束縛を生むこともあるのです。あまりに一方的な愛情表現が続くと、「この人のことを分かっているのは自分だけ。」という思い込みに繋がっていくこともあります。
もし相手の束縛を心地よく思っていない場合は、それを相手に伝えることが必要です。
その時には、相手の気持ちを尊重することが大切です。良かれと思ってやってくれていることを否定しないことです。
たとえば、相手が料理をしていたらそれを手伝ったり、いつも何かをしてくれているお礼に、相手の好みに合わせたプレゼントを用意したりすることも大切です。
そうすることで、恋愛の女性の心理は自分の行いを客観視できますし、自分も相手に何かをしてもらうことで感情の一方通行が無くなります。
「私がいなくてはだめ」という気持ちに過度に甘えたり、はたまたひるんだりすることなく、正面から向き合うことが大切です。
女性は言葉より態度で表す
前項でも触れましたが、男性に比べて女性は周囲の観察をする能力が優れています。そのため、恋愛においても言葉より態度で表わしてしまうことが多いのです。
ここに、複雑な女性の心理が出てしまうのです。よく「言わなくても分かってほしい」という言葉を聞きますが、それを発するのは圧倒的に女性が多いです。
「さっしてよ。」「わかってよ。」といくら言われても、男性にはわかりません。男性には言葉でしっかりと伝えることが必要です。
男性からしてみれば、「何か思ってるならはっきり言えばいいのに」と思うかもしれませんが、得意とすることが違うのですから仕方ありません。
女性のそうした要求は面倒だと思うかもしれませんが、それはお互いさまです。
女性からしてみれば、「気持ちをいちいち言葉にしなくても分かるはず」なのですから。
言葉ではなく態度で気持ちを表現する女性の心理は、非常にデリケートです。
表情から何を考えているのかを理解するのが難しい場合は、「今日嬉しそうだけど、何かいいことがあったの?」などど、会話の中から聞き出してみましょう。
もしかしたら、あなたが気づいていないだけで、目の前の女性は昨日美容院に行って久しぶりにパーマをかけたのかもしれません。
そうやって会話をリードしていくことが、男性に求められているのです。
笑顔と目がものをいうのが女性
前述の通り、女性は周りの様子を観察するのが得意なのです。相手の表情、服装、顔色、言葉の使い方、目線・・・と、挙げればきりがないですが、そういった情報から相手の気持ちを推測します。
例えば、あなたが少しだけぼーっとして何かを考えていたとします。そんなときに女性がいきなり「私と居ても楽しくないの?」と悲しい顔で聞いてくることがあるかもしれません。
あなたはそんな気はなくても、生来そなわった能力のために女性は気になってしまうのです。
これは女性だけとは限りませんが、好意をもっている相手と過ごすときには、笑顔を絶やさないことや目を合わせて会話することが大切です。
もちろん不自然にならない程度で構いませんが、笑顔を多く見せたり目を合わせたりすることは、円滑なコミュニケーションの上でも大切なことです。
常にニコニコ笑っている必要はありません。例えば、一緒に食べたものが美味しければ、そのときに笑顔を見せればいいのです。また、相手がいつもと違う服装をしてきたら、それに気づいたときに笑顔になればいいのです。
そうすることで相手に安心感を与え、お互いを信頼することができるようになります。
大人で落ち着いた男性は魅力的ですが、「落ち着いている=笑わない」のではありません。
女性の心理を理解して受け止められる人こそが、真に落ち着いている男性と言えるのです。
恋愛における女性の心理は、男性にとっては非常に理解しがたい面もあるでしょう。
しかし、共に歩みよる努力を惜しまないでいれば、多少のすれ違いがあっても仲良く過ごしていけるものです。
女性の心理と変わりやすい心に踊らされることなく、笑顔で穏やかにリードしてくれる男性を、世の中の女性は求めているのです。