失恋でやせる バージョンアップして見返す方法


                                               


失恋でやせる バージョンアップして見返す方法

失恋は脳の構造上だれでも同じ経緯をたどります。
まず、最初は現実逃避をします。

「あんなに愛し合って楽しかったのに、ふられるはずがない」
と強い思い込みから、失恋したという現実から逃げてしまいます。

この感情がどのくらい続くかは人によってさまざまですが
一定の期間を過ぎるとまた現実に戻ります。

そして、「失恋した」という現実を
受け入れることができます。

現実が受け入れられると次は下記のような
3つのタイプに分かれます。

1. ポジティブに新たな出会いをし、
あらたな恋をしてもっとすてきな人と
恋愛しようという前向きな感情をもち、
新たな恋にチャレンジする、
前向きで行動的なタイプです。

2.失恋したことにより何もかもやる気がなくなって、
何も手につかないで思考が止まってしまう人がいます。
この場合は、思考を止めてつらさから脱皮しようとしますので、
ある程度時間が経過すると元に戻ります。

3.失恋は相手への気持ちを断ち切ることが必要ですが、
断ち切るためには強い痛みをもって断ち切らなくてはなりません。
その痛みに耐えられない場合は相手に対して
強い憎しみや執着心を持ちます。

とくに相手を「自分のもの」と強く思い込んだ強い執着心は、
ストーカー行為となって相手に向かいます。

では、失恋すると食欲も食べる気もなくなって
痩せるという現象が起きますがそれはどうしてでしょうか?

人は恋をすると脳内からドーパミンなどの興奮物質が分泌されます。
分かりやすく言うと気持ちが高揚します。
これが恋愛感情です。
恋愛は一種の興奮状態にあるといってもよいでしょう。

ドーパミンが分泌されすぎて過度にドキドキしたり
(血圧が上がる)する場合もありますが、
これらは交感神経を刺激し、
脳の活動を活発にする作用があります。

このように、交感神経が優位になると、
やる気なども出て、食欲も増進します。

逆に失恋すると……。この流れからすると、
反対の減少です。

分かりやすく言うと失恋によって落ち込みます。
あれほど分泌されていたドーパミンもすっかり無くなり、
食欲を抑制する物質が分泌される、
あるいは、食欲を増す物質が抑制されます。

その結果、食欲は落ち、当然のように体重も減るのです。
ドーパミンの興奮状態は一種の異常な状態ですから
ずっと長く続くことはありません。

恋愛感情が最高潮に達すると、
だんだん恋愛の感情が落ち着くのと同じ現象です。

だれでもそうですが、ドーパミンの分泌の状態がおさまると、
恋愛の感情も落ち着きます。

この時に覚めてしまったのではと感じる時もありますが
むしろ愛情が安定してきている状態といえます。

人は失恋すると、ほとんどが現実逃避をしますが、
一定の時間をかけて失恋したという現実を受け入れます。
そして、失恋の現実を受け入れると食欲がなくなります。
このように、失恋で痩せるのは、実は現実を受け止めてからです。

現実をちゃんと受け止めた時から、「メールがない」
「連絡がない」「会うことはもうない」という、
今までと変化した日常にぶつかると、本当にもう駄目なんだ。
と気持ちがますます落ち込んで「もういいや」という状態になってきます。

食べ物を食べることも、毎日の生活も、仕事も
何もかももうどうでもいいという感情になっていきます。

注意しなくてはならないのは、現実を受け入れると
人は食べ物が喉を通らなくなります。

失恋にはいろいろな弊害がありますが、
食べられないでやせるということは健康にも害を及ぼすので要注意です。

なぜ痩せるかというと、失恋によって、
脳に大きな精神的ダメージが加わると、
自律神経の働きが異常になり、胃や腸に影響を与えるためです。
胃や腸は自律神経が制御しています。

痩せるということは自律神経に異常をきたしているということがいえます。
このように、失恋によって大きなショックを受けると、
自律神経もショックを受け正常に動かなくなります。

自律神経の働きが鈍くなると、自律神経が制御している
胃や腸の働きまで鈍くなります。
それが「食欲が湧かない」という状態になるのです。

ちなみに、失恋に限らず、日常生活で大きなショックを受けた際、
食欲がなくなるのも同じ理由です。
自律神経が大きなショックを受けて働きが鈍くなると
胃や腸に影響を受けて食欲がなくなります。
強く悲しい時、落ち込んだ時なども同じ状態です。

そして、食欲がないことから当然痩せていきます。
失恋でなくても、恋愛中もある意味では、
現実逃避といえますので、
恋愛中は痩せて綺麗になったといわれることが
多いのはこのためです。

 

〈男性はショックが大きいと食欲に影響しやすい〉

男性は意外と女性よりも失恋のショックを引きずりやすいもの。
失恋すると食欲がなくなることは珍しくありません。

胃腸の具合が弱くなると、それまで大好きだった
脂こってりのラーメンや焼き肉など、
しつこい味の食べ物は食べづらくなります。
そのために男性でも失恋の後は痩せることもあります。

 

〈ストレスで痩せるとリバウンドしやすい〉

失恋のストレスで痩せたとしても、あくまでも一時的なものです。
食生活がとてもおかしくなっていることも珍しくありません。
失恋でやせた後で怖いのが、しばらくした後の反動で、
失っていた食欲が一気に戻ると、
ドカ食いに走る危険性が!

やっぱりストレスで痩せるのは健康的といえません。
反対に痩せた状態が戻らなくて
どんどん痩せていくというのも危険信号です。

食べられない状態が進むと拒食症の状態と
同じになってしまいます。
こうなると自力では改善しなくなり、
専門家や病院などの治療が必要になってきますので、
失恋とはいえ、体調管理は自分のことでもありますので、
十分に注意しましょう。

 

〈女性の場合は、失恋した相手を見返したい〉

失恋した後、ふられたという悔しい気持ちで
もっと良い相手を見つけてやる!
元カレを見返してやる。
という気持ちをばねにして、
ダイエットに取り組んでみてはいかがでしょうか。

ただ単に食欲を失うことでのダイエットではなく、
栄養バランス・運動などを取りいれてバランスよく痩せて、
リバンドしないダイエットで失恋前よりも美しく輝いて、
ふった相手を見返しましょう。

「あれっ」ふってもったいなかった。と
元カレに後悔させることができれば
見事に失恋から立ち直ったといえるでしょう。

-失恋で食欲がない状態を回復させる方法-
失恋で食欲がない状態が何日も続き、
何も食べないのは体調悪化の原因ですので、
まずは少しでも食事をするようにしましょう。
失恋から立ち直るためにも、
少し無理をしてでも食べる事に集中しましょう。

では、どんな食べ物のが良いでしょうか?
失恋して食欲がない時でも比較的食べやすい食事は、
心がほっと落ち着くような温かくやわらかく消化が良いもの
そして、食べられないことから少量で栄養が取れるものが良いでしょう。

失恋をした後の食事のメニューは

・たまごを使った茶碗蒸し・オムライスなど
・梅干し
・おかゆ
・豆腐料理
・シチュー
・おでん
・グラタン
・煮込みうどん
・自分の一番好きな食べ物
など、胃に入りやすく消化しやすい食べ物から
無理せずたべていきましょう。

他には自分が今までで一番「好きと思える食べ物」から
食べていったら徐々に食べられてきます。
最初は食べられないと思いますが、
1回食べて「おいしい」と感じると、
だんだんと普段の食欲につながっていきます。
まずは、食べ始めることから始めてみましょう。

いかがでしたか?

失恋して痩せるのは、脳の仕組み・ホルモンの分泌が異常な状態です。
失恋で辛く苦しい思いをしたけれど、
痩せることができ自分磨きができて綺麗になってよかった。
ふられた相手を見返すことができた。と
感じられれば立ち直れたといえるのではないでしょうか?

しかし、くれぐれも注意しなくてはならないのは
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」
何事もやり過ぎては、
心にも体に良い影響は与えませんので注意しましょう。

もっとも、好ましいのは失恋前より魅力的に
バージョンアップすることです。

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