恋愛に興味がないという男性の心理とは?振り向かせる方法についても
草食系と呼ばれる恋愛に奥手な男性が近年増えています。恋愛よりもゲームやおしゃれなど自分のために時間もお金も使いたいなど男子です。女性に興味がないわけではないけれど付き合う意味って何?メリットは?といった具合に考えすぎている男性も多いようです。
「恋愛に興味がない」と言っている男性はどのような心の葛藤をもっているのでしょう。本記事ではそんな男性の心理を深堀していき、振り向かせる方法についても紹介していきます。
女性の好意を断りたいと思うときは面倒な時
女性から好意をよせられているとわかっても振り向く気になれないときは男性の好みの女性でないときが多いのですが、その他にもあります。
女性のアプローチがあまりに積極的すぎて相手側がどう思うか、考える余地を与えないので男性が引いてしまうときです。
複数の女性からもてる男性も女性の申し出には断らざるをえないでしょう。誰でもかれでも男性は好かれたい訳ではありません。
とある女性から人づてに自分が好かれていることが分かっても、無視してしまうことがあります。
その人に魅力を感じない。異性として感じることができないなどです。
また、男性は自分が異性に対してコミュニケーションをとることに苦手意識がある人は恋愛もしたくはないのです。
少しのコツで女性と話せるようになるよう本で調べたりネットで調べてもそこまでしなくてもいい、と億劫になるのです。
自分に自信がない人は恋愛にも自信がないので恋愛したくないという葛藤が心の中でおきてきます。
仕事が忙しくて恋愛に目がいかない
男性は仕事です。
今の時代、女性の仕事ぶりも負けませんが、何といっても仕事を充実しなければ生きていけない立場があります。
残業を減らすよう国のスローガンの元、企業では社員に働きかけますが、現実はそう簡単に帰宅時間を繰り上げられません。
仕事に追われて、異性への関心が薄れてしまう、恋愛なんてとんでもない、といった叫びも聞こえてきそうです。
男性もゆくゆくは家庭を持ちたいし、子供もと考えるも現実、この年収では無理かなと諦めてしまう人も多いのです。
巷では、婚活や恋活やらといわれ、自分も「恋活パーティーいかない?」と同僚に誘われたこともありますが断ってしまいます。
休みの日はゆっくり疲れた体を休めていたいという気持ちの方が強くなります。
職場恋愛しているカップルとみると「3メートル恋愛かぁ」とつぶやきつつ、また自分の仕事に追われてしまいます。
そして、出張が多いサラリーマンは、2か月、3か月出張先で滞在、再び会社へ、しかしまた、他の地域の出張先へと点々として、出会いもありません。まして、恋愛とは程遠くなります。
このような男性は恋愛したくないというよりは、恋愛から遠ざかってしまいます。
女性の嫌な面を見てしまったとき
恋愛する以前に、近くにいる女性の嫌な面を見てしまうと恋愛なんてしても気苦労ばかりすると男性は思い込んでしまいます。
家族の中で姉や、妹や、職場でのOLたちの言動をみたとき、がっかりするのです。
「がっかり例」を挙げてみます。
仕事中に感情的になって電話に向かって話している女性社員を見たとき。
昼休みの食堂で女性社員ばかりが、男性社員の噂話に花を咲かせているとき。
私服の職場で浪費癖のある女性社員が新しい服を色々着てくるのを見るとき。
人によって態度がコロコロかわる女性を見たとき。
お化粧がやたらに濃くて痛い女性を見たとき。
スマートホン片手に大声でヒステリー起こして会話している女性を見たとき。
気分屋の彼女に過去に振り回された時に恋愛はこりごり。
などなど、色々と女性の嫌な面はあります。女性から見ても嫌悪感がする女性もいます。
このような現象を見た時に男性は恋愛したくないと思ってしまいます。
同性から好かれない女性が男性に媚を売れば、余計に目につき男性も引くかもしれません。
母親と女性を同等に比較してしまう
男性は母親と普段から折り合いが悪い時です。また母親が息子に対して過干渉なケースもあります。
男性の幼い時期に、母親が大変、息子に厳しく、しつけの域を超えてしまっているケースもまた女性に対して苦手意識を持ちがちになります。
母親が歳をとれば認知症も少し入り、わがままにもなります。
それは認知症なので仕方がないのですが、そういう面をみると男性は女性と付き合うことにためらいがちになります。
問題を抱えている母親を見捨てられず世話してしまう、「共依存関係」にある時です。
依存症をかかえた母親の面倒をみずにいられず、その、一方で、女性にはこのような症状に陥る危険性があると男性が誤解してしまうケースがあり恋愛したくないと男性は恋愛から遠のきます。
女性上司に徹底的にやられている時
職場で女性上司が強い、強いケースです。
自分より年下であり入社8年でその女性が上司になってしまったケースです。
女性上司は留学経験もあり語学も堪能、おまけに大学院卒。
元外資系企業にいて男女平等の環境の中でスキルを磨いてきた女性敏腕上司です。
女性上司は自分の仕事に隙がありません。自分の仕事は部下に仕事を効率よく任せていけるかということを常に考えている上司です。
部下の一人ひとりをデスクに呼んで、皆の前でゲキを飛ばすなど、容赦ないのです。
この上司がここへ異動してきて以来、一転、成果主義になりました。
会社全体はそこまで成果主義が徹底されていないにもかかわらず、女性上司の部署だけは徹底しています。
残業しなさい、とは言いません。「もっとよく考え直して、データ書き直して。これでは主旨が伝わらないから。明日までよ。」と突き返してきます。
結局のところ男性は残業してまで仕上げなくてはならないのですが、女性上司は定時にサッサと帰宅します。
或る時、会議で女性上司がその男性にプレゼンを任せます。
今度のいついつ、と指示し断れる状況ではありません。会議室の皆は自分が指名されなくてよかったとばかりの顔つきをしています。
当日、クライアントを呼んでの、プレゼン開始です。必死の思いで男性は司会を務めます。
プレゼンが終わり、ほっと息をついている男性に女性上司は「よくやったわね。でも詰めが甘いわ。最後の結論がまとまってなかったわよ。よく請査しておいて。今度、やってもらう時までに改善しているように。」
出ました!褒め殺しのあとのクレームの嵐です。
このように、草食系男子が増えたから恋愛しないだけではないのです。
男性にも恋愛しないしたくない、しようがない事情があるのです。
今の生活が変わったり、何か人生の価値観が変わるような出来事が起こればその男性にも恋愛したいという意欲が猛烈に湧いてくるのでしょう。
東日本大地震で多くの日本人が価値観を変えられました。
津波で何もかも失うなら物をそんなに所有しなくてもいい、という人もいれば、ああいった大災害の中でこそ、家族がいれば、自分の漁業や農業がダメになってもまた、頑張ろうと再び意欲がわきます。
人生にとって何が大切かはその人によって違います。
男性が結婚したくないと考えるのは当然の部分もありますがしかし、根本的な心のつながり誰でも欲していることなのです。
恋愛は「心のつながり」その一つではないでしょうか?