どんな違いがある？　結婚したい人と恋愛したい人

恋愛と結婚が違うように、結婚したい人と恋愛したい人には大きな違いがあります。
もしかするとあなたも本当は結婚がしたいだけ
もしくは恋愛がしたいだけなのかもしれません。

結婚したい人と恋愛したい人の違いについてお教えします。

①結婚したい人とは？

結婚したい人と恋愛したい人の違いをご説明するために、
まずは結婚したい人についてお教えします。

結婚というのは一緒に生活をしていくことですから仕事・金銭・生活・精神的な面で
お互いに安定していて尚且つ助け合うことができなければなりません。

そして結婚生活では楽しいことだけでなく辛いこと、
時には厳しいことも互いに言いながら家庭を運営していかなければなりません。

結婚したい人というのは現実的な考え方を持っており、
感情よりも論理的に相手を見ることが多いです。

相性や第一印象で結婚を考えるという人もいますが、
それは仕事や生活など現実的な面を最初に見てから相性や第一印象を感じ取るので
やはり現実面がいちばん重要だといえます。

つまり、結婚したい人はどんなにいい印象を相手に抱いても
現実的な面になにか問題があれば交際に発展しないのです。

②恋愛したい人とは

結婚したい人と恋愛したい人の違いについて、
今度は恋愛したい人についてご説明します。
恋愛は一緒に生活するわけではありませんから、

一緒にいて心地良かったり好きだと感じたり見た目がタイプなら
相手の仕事・金銭・生活・精神的な面は
そこまで重要視されていないといっていいでしょう。

同棲するカップルもいますが、それでも結婚生活とは違って
お互いに割り切った生活スタイルを送っている場合がほとんどです。

また、恋愛は上手くいかないと感じれば法的な拘束や手続きもありませんから
何度でもやり直しがききます。

つまり、恋愛したい人は現実的なものよりも
「一緒にいたい」
「相手のことが好き」という感情で交際を考える傾向にあるのです。

③結婚したい人と恋愛したい人は違う

このように結婚したい人と恋愛したい人というのは
パートナーを探す基準が違うのです。

この違いはパートナーとどういった関係を築きたいのかというところが
大きな分かれ目になっています。

結婚したい人は子どもを育てたり安定した生活を送ったりと
一緒に家庭を運営していける相手を探していますから、
共に問題に立ち向かっていけるような関係を求めています。

恋愛したい人は安心感や楽しさ、恋愛のドキドキを相手に求めていますから
一緒にいてドキドキしたりときめくような関係を築きたいと思っています。

結婚したい人と恋愛したい人はどちらもいいパートナーが欲しいということには
変わりがありませんが、

パートナーと築きたい関係
そしてそれに伴ってどんな相手を求めているのかが大きく違うのです。

④恋愛から交際そして結婚

結婚したい人と恋愛したい人それぞれに違いがあっても、
恋愛から結婚に発展することもあります。いわゆる恋愛結婚と呼ばれるものです。

結婚したい人と恋愛したい人の思うパートナーと築きたい関係や
求めている相手像は違っていても、恋愛から交際に発展し交際していく中で
お互いのことを深く知って一緒に生活できる関係になることもあります。

交際していく中で楽しい時間だけでなくお互いの意見を言って歩み寄ったり、
時には厳しいことを言って対立したりする時間を経て

恋愛のドキドキや楽しさだけでなく一緒にいることで
問題を解決できるという自信や信頼を持つことができるのです。

恋愛したい人が恋愛による交際から結婚に進むのはこういうことなのです。

この場合、最初の目的は恋愛なので結婚生活をする上で重要な
仕事・金銭・生活・精神面という現実的な要素を
しっかりと見極めなければならないという注意点もあります。

また交際をしていく中で現実的な面を見極めないといけないため、
結婚までにも比較的時間がかかることも考えられます。

しかし、元々恋愛をするという目的で交際を始めたのですから
結婚までに時間がかかるのは当たり前のことだといえるでしょう。

この時間を省略して急ぎ足で結婚に進んでしまうと、
思っていた結婚生活と違うと幻滅してしまったり

恋愛の時とは違う相手の行動に、こんなはずではなかったと
戸惑ってしまったりといい結婚生活を送れなくなってしまうのです。

➄結婚を目的に恋愛すること

結婚したい人と恋愛したい人が恋愛から始まって
交際、結婚に発展するように結婚を目的として恋愛をすることもあります。

結婚を目的として恋愛をするということは結婚相手に求める現実的な要素を
恋愛に絡めるということです。

つまり、恋愛ではありますが気持ちだけが先行した恋愛ではなく
現実的な面も加味しながらの恋愛になります。

好きになったり惹かれてから現実的な面を見ていくよりも、
あなたが結婚相手に求める現実的な要素を満たした人の中から

恋愛する相手を見つけたほうがスムーズですから誰かに紹介してもらう場合は
結婚も考えられる相手を探しているということを伝えなければなりませんし、
もっと言うならどんな相手がいいのかを提示したほうがいいでしょう。

また、婚活イベントや結婚相談所を利用してみるのもいいでしょう。

婚活イベントや結婚相談所は条件の絞られたイベントに参加すれば
それだけであなたの恋愛相手の幅を狭くすることができますし、

プロフィールを見ればあなたの恋愛対象として
見てもいいのかということもすぐわかります。

⑥結婚したいとおもったら恋愛する？

結婚したい人と恋愛したい人がそれぞれ相手に求めるものは違いますから、
結婚と恋愛をイコールで結ぶ必要はありません。

結婚したいからと恋愛する必要はありませんし、
恋愛をしたからといって結婚する必要もないのです。

恋愛をしなくても心が許せて気が合い、共に家庭を運営できる相手なら
結婚生活は上手くいきますし自然と好意も持てます。

お見合い結婚をした人が結婚生活を通して
相手のことを好きになっていくのと同じです。

また、恋愛をしている人が長く交際しているからといって
その相手と結婚する必要もありません。

交際が上手くいって長く付き合うのと、
その相手との結婚生活が上手くいくのとはまた違うからです。

結婚したい人と恋愛したい人はパートナーと築きたいと思っている関係や
求めるものが違っています。

恋愛から結婚に発展することや結婚を目的とした恋愛もありますから
あなたがどんな恋愛や結婚をしたいのかしっかり目標を持ってみましょう。

そうすることでどんな相手を探せばいいのか、
それに伴って自分がどういった行動をすればいいのかが見えてくるはずです。