恋愛結婚は実は離婚率が高い!恋愛と結婚の違いを徹底比較
大恋愛の末、めでたく結婚へとゴールイン!
結婚はゴールではなく、あくまでも新生活のスタートです。
幸せな結婚生活が結婚の目的です。そんな中離婚率も急上昇。
恋愛結婚はお見合い結婚に比べて離婚率が高いって、本当でしょうか?
詳しく見てみましょう。
恋愛結婚とは(参考wiki)
恋愛結婚(れんあいけっこん)は、恋愛を経た婚姻の事。
しばしばお見合い結婚と対比されて使われる。
と恋愛結婚の定義があります。
恋愛結婚の概要
第二次世界大戦前の日本では、結婚は家と家との結びつきであるとされ、
家長の意向による結婚が多かった。
極端な例では結婚式当日に初めて顔を合わせるお見合い結婚が中心であった。
結婚は妻が嫁として夫の家に入る事であった。
戦後はロマンチック・ラブイデオロギーの浸透により、
お見合い結婚であっても、本人の意向を無視した、
双方の家の意向にのみ基づいた結婚は忌避されるようになり、
夫婦の間の愛情をもった繋がりが強調されていった。
現代では恋愛結婚が多く、お見合い結婚であっても
夫婦間の性愛の要素を含んだ愛情が前提となっている。
近年の日本では、お見合い結婚の機会が減少している。
こうした風潮が晩婚化・非婚化を招いているという指摘もある。
一部の職種(警察官など)や地域では、結婚していない者は社会人として
問題があるという価値観が根強いため、お見合いの場がよく設けられる。
恋愛結婚の現状(厚生労働白書から)
結婚に関する意識
■ 晩婚化や未婚率の上昇といった状況は、少子化に影響を与えている。
■ 若者の「結婚離れ」の背景には、結婚の社会規範の薄まりや、
恋愛結婚割合の増加が一因。
■ こうした状況に加え、多様な選択肢の中から、自力で「理想の相手」を
見つけることの難しさも一因。
■ 結婚相手に求める条件などを踏まえると、若年層の収入の増加、女性の就業促進、
男性の家 事・育児の参加促進が重要。
晩婚化の進行に伴って、晩産化も進行。
(我が国では出生数の9割強が嫡出子)
未婚率も上昇。
より多くの女性が高い年齢まで未婚にとどまるようになっている。
晩婚化と晩産化の進展
● 結婚するのが当たり前、といったような社会の圧力は弱まり、
結婚は人生の選択肢の一つとなっている。
● その一方で、若者の結婚願望は高い割合で推移(9割弱)
結婚へのハードル
結婚相手
● 異性の友人もいない割合は男性で約6割、
女性で約5割に上っており、結婚相手の候補となりうる
交際相手がいる若者は限定的。
〈収入〉
● 無職や非正規雇用の労働者は正規雇用の労働者に比べて結婚意欲が低い。
● 年収300万円未満では既婚率が1割に満たないが、
300 万円以上400 万円未満では25%を 超え、300万円が一つの壁である。
若者が望む結婚~仕事も子供も~
● 結婚後の女性は働いてほしいと思う割合は男女ともに増加。
男性は家事・育児能力も求めら れている。
未婚者の異性との交際状況(グラフ)
(参考URLhttp://www.nippon.com/ja/features/h00150/
国立社会保障・人口問題研究所の調査)
結婚年次別にみた、恋愛結婚・見合い結婚の構成比
「第15回出生動向基本調査」国立社会保障・人口問題研究所
(参考URLhttp://www.garbagenews.net/archives/1845050.html)
上記のグラフから現在の結婚するきっかけは恋愛結婚が主流です。
恋愛しなければ結婚には至らないということがこのグラフからわかります。
恋愛結婚をするためには、恋愛結婚ができない理由を理解して
改善することが大切です。
恋愛結婚できない理由として下記のようなものが挙げられます。
- 交際が続かない
- 交際中にふられる
- 結婚のタイミングを逃してしまう
- 周りに反対される恋愛
- いつも結婚願望がない相手と恋愛する
結婚しない理由は人によってそれぞれ違いますが、
恋愛結婚できない理由は何らかの理由があります。
恋愛結婚が増加したために晩婚化・非婚化が進んでいる
恋愛自体が減少している現状の中でなぜ恋愛から遠ざかっていくのでしょうか?
一番の大きな理由は長く続く不況の為に、正社員の削減や派遣社員の雇用の増加で
男性の収入が不安定な時代であることが挙げられます。
また大企業に勤めていても思わぬ倒産で仕事を失うこともある時代です。
先行きが不透明な中で、男性はこんなに安い給料で妻と子供を養えるのだろうか?と自信を無くします。
仕事が安定して収入が上がってから結婚を考えようとする男性も多いですが、いつ給料が上がるのか、いつ仕事が安定するのかはわかりません。
何年経ってもそういう状況が続き、結婚のタイミングを失い、かなり年齢が高くなっても未婚のままということです。
もう一つの原因としては、先ほどの男性の例とは逆に、生き方が多様化し、結婚しなくても自分の人生と考える人が増え、周りからも結婚しないからといって特別視されないという風潮に世の中がなってきています。
そんな中女性の社会進出も増え、会社での仕事もでき、男性以上に給料が高い女性も増えています。
生活するには十分な給料と定年後の貯金ができれば別に結婚しなくてもよいという女性も増えています。
一方で恋愛自体、しない・できない男女が増えてきているために恋愛結婚が減少して結婚組数も毎年減少の一途をたどっています。
なぜ恋愛できないのでしょうか?
男性は年収が下がり自信を無くす。かたや女性は年収があがり自己評価が年々あがるという現象が起きているために、恋愛相手に双方がなりにくく、好きになりにくい男性・好きになりにくい女性が相対しても恋愛が始まらないということが言えるでしょう。
恋愛結婚が主流のために離婚率が増加している
恋愛結婚が離婚率を上昇させている。
離婚組数は2016年21万7000組、
3組に一組、2分に一組が離婚しているという恐るべき時代です。
その原因として
- 性格の不一致
- 浮気
- DV・暴力
- 精神的な暴力・モラハラ
- 子供への愛情がないなどです。
性格の不一致は離婚の理由として常にNO.1で上げられますが、性格の不一致というと理由が漠然としているため、なんでも当てはまってしまう気がします。
では、恋愛結婚はどうして離婚が多いのでしょうか?
恋愛結婚は、相手を好きになるところから始まり、自然な流れで結婚に至るので、勢いで結婚しやすく冷静でないと現実が見えない、冷静でないと相手が見えないということになります。
また、恋愛結婚はできちゃった結婚を含め若い年齢で恋愛が始まり、結婚も比較的に若い年齢ですることも多いです。
そのため、勢いで結婚してしまったということが後になってわかることも多く、失敗したという後悔も多くなります。
恋愛結婚の場合の性格の不一致は、恋愛中にはお互いに良い面しか見えませんし、会う時はよい面だけを見せ合っていればよかったですが、
結婚して毎日一緒に住むとなるとよい面だけを出しているわけにはいきません。
悪い面や欠点も見えてきます。
そのため、恋愛していた時とのギャップが見え、結婚してからこんなはずではなかったと後悔します。
そして、結果的に離婚につながると理由として、性格の不一致というものが挙がってきます。恋愛結婚の離婚でもっとも多いパターンといえるでしょう。
恋愛とは?
相手を好きになり、お互いが好きになること。
相手を大切な人、特別な人と思うこと。
結婚とは?
家族になり一緒に住むこと。
支え合うこと。
責任がともなうこと。
子供を持ち育てること。
恋愛と結婚の違い
『マイナビウーマン』にて2016年3月にWEBアンケートから
違う 84%
同じ 16%
恋愛と結婚の一番大きな違いは、法的な契約が生じること
もう一つの大きな違いは結婚には責任感が求められること。とあります。
恋愛と結婚の違いを認識して、よい関係を築く努力を怠らないことが恋愛においても結婚においても大切といえるのではないでしょうか?