この記事は一部アフィリエイト広告を利用しています。

出会い

ドイツ人が日本を好きな理由は日本との友好関係

ドイツ人が日本を好きな理由は日本との友好関係

海外旅行や食文化をきっかけにドイツが好きという日本人は大変多いです。

でも、一方でドイツ人は日本のことをどう思っているのでしょうか。

今回は、ドイツ人は日本が好きなのかどうかを少しでも知るために、ドイツの国や人の特徴に着目してご紹介します。

①ドイツの国の文化

まず、ドイツ人は日本が好きかどうかを知る前に、「ドイツの国の文化」についてご紹介します。

ドイツは、ドイツ連邦共和国と言い中央ヨーロッパ西部に位置します。

歴史的にドイツは「詩人と思想家の国(Das Land der Dichter und Denker)」と呼ばれてきました。連邦各州が文化施設を担当しており、ドイツには助成を受けた240の劇場、数百の交響楽団、数千の博物館。そして2万5000以上の図書館があります。(出典:ウィキペディア(Wikipedia))

このように、ドイツは文化事業に大変力を入れている国です。

特に文学ではグリム兄弟やヘルマン・ヘッセ、音楽ではバッハやベートーベンなど名だたる芸術家を輩出し、ドイツ国内だけではなく世界へも数多くの影響を与えています。

また、ドイツの食文化も世界的に大変有名で、ソーセージやハム、ビールなど私たち日本人にも馴染のあるものがドイツには多くあります。

ドイツ人は日本が好きかどうかを知るうえで、改めてドイツの国の文化に触れてみると、日本にも広く知られ馴染のあるものが多いことが分かります。

②ドイツと日本は友好国?

ドイツ人は日本が好きかどうかに関連して、国同士の関係性を見ていきましょう。

果たして「ドイツと日本は友好国」なのでしょうか。

日本とドイツの関係は江戸時代にまで遡ります。(以下、出典:在ドイツ日本国大使館「二国間関係」)

ドイツ人医師のケンペル(1690年から3年滞在)やシーボルト(1823-28年、59-62年滞在)が長崎に滞在し、日本に西洋の知識を広める一助をなした他、帰国後には日本に関する紹介活動を行った。

江戸幕府による鎖国政策が放棄された1861年には、プロイセンとの間で友好通商航海条約が締結された。明治時代に入ると、我が国はドイツから法律や科学、芸術等の諸分野で知識を導入した。(中略)

戦後は両国とも一時期連合軍の支配下におかれたが、1951年には日本とドイツ連邦共和国(西独)との間で外交関係再開が合意された。なお、日本とドイツ民主共和国(東独)との間にも、体制の違いからくる制約はあったものの、1973年に外交関係開設が合意され、一定の交流が存在していた。1990年のドイツ統一により、日本と東独の関係は、西独を中心とする全ドイツとの関係に統合された。

このように、ドイツと日本の関係は古く、戦時下での関係も特徴ではありますが、特に法律や文化など日本における西洋知識の伝播はドイツによるものだということが分かります。

ドイツ人は日本が好きかどうかを知るに伴い、このような二国間の歴史的背景も覚えておくと良いでしょう。

③ドイツはルールに厳しい

ドイツ人は日本が好きかどうか、ドイツ人の国民性についても見ていきましょう。

よく聞く国民性とは、「ドイツはルールに厳しい」ということです。

ドイツ人は、仕事はもちろん、プライベートでも手順や決まり事を自分で作り、それに則って行動していくというのです。

その理由として、長く厳しい冬を乗り切るため、食料などを計画通りに消費する必要があった時代が長いためだといわれています。(出典:TABIZINE「日本人が意外に知らない、ヨーロッパ主要8か国の国民性とは?」)

この特徴を見ると、日本人もルールを守って行動する国民性があり、なんとなく日本人と似ているところがあり親しみが感じられます。

一方でまた、ドイツ人は日本が好きかどうかという点では、日本の国民性に親近感を覚えるドイツ人も多いことでしょう。

④日本にいるドイツ人は?

ドイツ人は日本が好きかどうか、次は「日本にいるドイツ人」にスポットを当ててみましょう。

日本にいるドイツ人を調べてみると、2019年6月末のデータでは、7,301人です。(2019年6月末 法務省在留外国人統計)

これらの多くは企業の転勤により滞在している駐在員や研究者など一定期間の滞在という人が多いです。

中には、帰化をするなどして日本に永住する人もいるようです。

住んでいる場所としては、東京都や神奈川県などが多く、神奈川県の横浜市にはドイツ人学校もあります。

そのほか、在日各連邦州事務所やドイツ文化センター、在日ドイツ商工会議所など、日本にはドイツに関連した施設が多くあります。(出典:ドイツ連邦共和国大使館HP)

このように、日本にいるドイツ人は、仕事関係など期間滞在の人が多いですが、大使館をはじめとし、文化や教育から経済まで、日本にいるドイツ人のための施設が揃っていることが分かります。

ドイツ人は日本が好きかどうか興味を持っている人は、このような関連施設についても詳しく見てみるとよいでしょう。

⑤日本人がドイツで暮らすには?

ドイツ人は日本が好きかどうか、参考までにドイツで暮らす日本人を見てみましょう。

ドイツに居る日本人を調べてみると、2018年10月のデータでは、45,784人です。(2018年10月 海外在留邦人統計)

年度は異なりますが、先ほどご紹介した日本に住むドイツ人に比べて、ドイツに住む日本人の方が圧倒的に多く、日本人にとってドイツは人気国なのです。

では、ドイツでの生活とはどういうものなのか、注目してみましょう。(以下、出典:せかいじゅうライフhttps://sekai-ju.com/life/deu/life/g-rules/)

・ドイツには改札がない。

その代わり、プラットフォームには必ず乗車券を差し込む機械があり、これが改札代わりとなる。

市内のトラムやバス、SバーンやUバーンなら車内にもこの機械があり、乗車する際には必須。

・家庭で出る多くのごみはのうち、ビンとペットボトルは近くのスーパーマーケットへ。

各スーパーにはビンとペットボトルの回収マシンが設置されており、回収したビン・ペットボトルの種類、数に応じてそのスーパーでの割引券がもらえる。

・ショッピングモールや駅でトイレを使おうとすると50セントから1ユーロほど使用料を払う。

このように、ドイツでの生活では日本と異なる点があります。

でも、この違いによって暮らしにくいかというとそうではなく、日本人にも無理なく受け入れられるルールなのかもしれません。

ドイツ人は日本が好きかどうか知るうえで、ドイツで暮らしてみたいという人は参考にしてみてください。

⑥日本人とドイツ人の友好

ドイツ人は日本が好きかどうか、ドイツの国や国民性に着目しながらご紹介してきましたが、最後に「日本人とドイツ人の友好」についてご紹介します。

二国間の友好関係という点では、先ほど「②ドイツと日本は友好国?」でもお伝えしたように、歴史が古いことが分かります。

戦時下、特に第二次世界大戦においては同盟関係を結ぶなど強い結びつきがあり、戦後も同じような境遇であった背景を鑑みると、ドイツと日本は似ていると感じる人も多いのではないでしょうか。

また、国民性についても、海を隔てて遠く離れた国同士ではありながも、なんとなく似ていると親しみを感じる人もいるでしょう。

また、江戸時代における西洋知識の流入や浸透はドイツによるもので、現在に至る長きに渡って日本の文化や経済もドイツから影響を受けています。

このように、日本人とドイツ人の友好、いわば国同士の友好関係という点では、他国と比べてもその歴史は長く、日本の近代化や戦後の成長にもドイツの存在が少なからずあったのでしょう。

これらの背景を知ると、ドイツ人は日本人が好きかどうか、個人によって違いはあるかもしれませんが、日本がドイツに類似点や親しみを感じるように、ドイツ人の中にも日本に関心を寄せ、好意をもってくれている人が多くいるのではないでしょうか。