建築士と出会って恋愛・結婚したい人が最低限しておくべきことメリットとデメリット
建築士と聞くとお洒落で頭が良さそうと女性からは人気の職業です。しかし、実際に建築士に話を聞くと職場や取引先などは不動産会社や建設会社など男性が多く、出会いが少なくモテているという実感はほとんどないそうです。
今回は建築士と出会って結婚を考えている人のために建築士と効率的に会うための方法とそもそもなぜ建築士との結婚のメリットやなぜ建築士はなかなか結婚できない理由について解説していきます。
建築士の仕事とは?
建築士と出会いたい人にとって、将来素敵な家に住めることが建築士と結婚することによるメリットとお伝えしましたが、そもそも建築士とはどのような仕事なのでしょうか。
建築士の仕事について少し詳しく見ていきましょう。
建築士とは、「一級建築士」「二級建築士」「木造建築士」の資格をもち、建築物の設計および工事監理を行う職業のことです。1級建築士ともなると年収1000万円以上のもなる人気の業種です。
建築士になるには、高校卒業後に実務経験を積んだり、大学の建築学科で学んだりしたうえで資格を受験する必要があります。1級建築士試験は学科だけでなく製図試験などもあり合格率は10%前後という難関試験です。2級でも25%ほどの合格率となります。
建築士になるためのステップには何種類かあり、人によってステップも異なりますが、いずれの場合も建築が好きであることはもちろん、建築物を設計するための知識やデザイン性、空間をイメージする力など、幅広い能力が求められています。
建築士との結婚のメリットについて
建築士との出会いを希望している女性の話を伺うと以下のような理由をよく聞きます。
<建築士と結婚したい理由について>
- 頭がよさそう知的でおしゃれ
- 将来おしゃれな家に住めそう
- 高収入で仕事が安定している
- 大きな仕事で有名人になれる
その理由は人それぞれですが、家などの建築物に興味があったり、不動産関係に務めている人などは技術職となる建築士に興味がもったりといいイメージが多いようです。
建築現場などの人達と比べバリバリと指示を飛ばす建築士はお洒落でスマートな印象も強いようです。また、建築士と結婚したい人の中には、建築士と結婚して将来素敵な家に住めそうというものや収入もよさそうと経済面の理由から希望としている人も多いです。
確かに建築士が自分で住む家はとても素敵で、デザインや機能など細部に至るまで、その建築士のこだわりを持った家を建てそうというのはあるかもしれません。
このような理由は建築士との結婚のメリットをいえそうですね。しかし、実際に建築士はおしゃれな家に住んでいるのか?年収はどのくらいなのでしょうか?
建築士の年収ってどのくらい?
高収入のイメージの強い建築士ですが実際の年収はどのくらいなのでしょうか?厚生労働省のデータを基にBIM/CIM研さんがまとめたデータが以下となります。1級建築士と2級建築士の年収データを見ると、1級と2級という違いで大きな差がでることがわかります。2級建築士の平均年収600万円ほどですが、1級建築士となると1000万円以上の年収獲得ができることがわかります。
年齢 | 一級建築士の平均年収 | 二級建築士の平均年収 |
25~29歳 | 1184.4 万円 | 510.3万円 |
30~34歳 | 1700.9万円 | 593.1万円 |
35~39歳 | 1649.2万円 | 686.5万円 |
40~44歳 | 2208.4万円 | 690.5万円 |
45~49歳 | 1860.4万円 | 723.9万円 |
50~54歳 | 1743.6万円 | 771.7万円 |
建築家と結婚すればこだわりのおしゃれなお家に住める?
建築士の専門性にもよりますが1級建築士ともなれば住宅の知識は確かなものです。あなたのこだわりポイントを反映したおしゃれなおうちに住むということも夢ではないでしょう。
しかし、上記の紹介したように建築士といっても2級と1級では年収に大きな差があります。都心で2級建築士の単体の年収でこだわりの戸建てを作るというのは現実的には難しいです。独立開業している1級建築士でもないと難しいでしょう。最近は住宅を作るための建材価格も高騰しているため、デザイナーズマンションなど賃貸でおしゃれなお家に住むというのも選択肢の一つといえるかもしれません。建築士は不動産屋との繋がりのあるので条件にあう賃貸物件を探すということも難しくはないでしょう。
都心にこだわらず地方でもOKということであれば機能的でおしゃれなおうちを設計から取り組むというのは難しい話ではありません。
いずれにしろ、建築士との結婚では不動産の知識に深く精通しているため住宅面のメリットは大きいといえます。
建築士との結婚のデメリットは
建築士さんは年収の高くの結婚相手として人気の職業です。しかし、建築士と結婚したときにデメリットなどはあるのか紹介していきます。
<建築士との結婚のデメリットまとめ>
- 納期前は超ハードワーク。残業・休日返上は当たり前
- 家庭より仕事優先な体育会系な人が多い
建築士の仕事は住宅の設計というクリエイティブな仕事です。大きな仕事にもなればクライアントから何度も修正ややり直しということもざらになる業種です。建築の世界では納期というものは絶対なもので、遅延などは許されません。遅れれば相手に損出を出させてしまうため、納期前はピリピリした雰囲気になることや休日や残業も当たり前です。また、現場が遠方であれば出張なども多いなど超ハードワークな業種です。
この点をしっかり理解してあげる必要があります。業界的に体育会系も多く未だに昭和気質で働く人は多く仕事優先という人が多いです。
建築士と出会う方法は?
建築士と出会いたい人は、どのようにすれば建築は?士と出会えるのでしょうか。
建築業界で仕事をしている人以外は、日常生活で建築士と知り合う機会が無いのが現状です。
そこで建築士と出会いたい人にお勧めの方法をご紹介します。
一つ目は、知り合いからの紹介や合コンです。
知り合いの伝手で出会うので話も盛り上がりやすいですし、お食事やお酒を飲みながらプライベートのお話も聞けますので楽しいこと間違いなしです。
でも、そもそも知人に建築士との繋がりがないと実現しないので、伝手がないという人は他の方法を試した方が良さそうです。
二つ目は、建築業界で仕事をするということです。
自分まで建築士になる必要はなく、設計事務所で働いたり、不動産会社やハウスメーカーなどで仕事をしたりすると、建築士と接する機会があります。
同じ職場の同僚として接するので、まずは恋愛や結婚は関係なくお互いにリラックスしたえ状態で相手と仲良くなれますし、相手が仕事をしている素敵な姿を見られるということにメリットがあります。
建築士と出会いたい人で、効率良く着実に結婚まで進みたいという方は、この二つ目の方法を試してみてはいかがでしょうか。
会社員の建築士は?
建築士と出会いたい人に知って頂きたいこととして、建築士の仕事について触れましたが、ここからは建築士の職場についてお話します。
建築士の職場はいくつかありますが、大きくは会社と建築事務所があります。
前者は会社に雇われる形での建築士で、後者は自らの建築事務所を経営しながらの建築士です。
まず、会社員の建築士についてですが、正社員の場合、一般企業に勤めるサラリーマンと同じと考えてよいでしょう。
ある企業に雇われ組織の一員として働きますので、お給与は固定給の場合がほとんどで、毎月安定した収入が得られるというメリットがあります。
企業によっては入社条件として建築士の資格をマストにする企業もあれば、資格は問わず入社してから資格取得をサポートするなどあり、就職する会社によって入社資格が異なるようです。
また、正社員ではなく派遣の建築士もいて、雇用期間や就業時間など自分の都合に合わせて働けるというメリットがあります。
このように、会社員の建築士と言っても自分の考えやライフプランなどによって、様々な働き方があることが分かります。
次項は、建築士と出会いたい人に向けて、事務所経営の建築士についてご紹介します。
建築士事務所経営の建築士
次に、自ら事務所を経営している建築士についてお話しします。
建築士と出会いたい人の中には、建築士と聞いて事務所を経営している建築士をイメージする人も多いのではないでしょうか。
事務所を経営している建築士は、会社員として経験を積んで独立したり、資格取得後すぐに起業したりと、フリーランスの建築士を指します。
フリーランスの建築士の特徴としては、会社員と異なり実力や仕事の受注件数によって収入に差があることです。
会社員の場合は毎月決まった額が収入となりますが、フリーランスの場合は頑張れば頑張るほど収入に反映されますので、「自分の実力を試したい」という建築士にとってベストな働き方と言えます。
一方で、仕事を受注するため自ら営業をしたり、会社の経営をしたりと、自分がやるべきことの範囲も広くなります。
自分一人が建築士として仕事をすれば良いというわけではなく、スタッフの管理など経営者としての能力も必要になるのです。
このように、建築士は職場や働き方によっても収入や仕事の範囲が異なります。
建築士と出会いたい人は、相手の働き方を理解し、仕事のスタイルに応じて相手をサポートすることを意識してみると良いでしょう。
建築士との結婚は?
最後に、建築士と出会いたい人に向けて「建築士との結婚」についてお話しします。
建築士との結婚は、冒頭ご紹介したように素敵な家に住めるというメリットがありますし、憧れの職業である建築士と一緒に過ごせるというだけでも幸せな結婚生活になることでしょう。
でも、先ほどお伝えしたように、建築士は職場によっても収入や働き方が様々です。
人によっては、忙しく働く相手に対して寂しい思いをしたり不安に思ったり、また収入が増減する場合は経済的不安を抱える人もいるかもしれません。
でも、そんな時こそ建築士の仕事や意義について考えてみるべきです。
建築士は、私たちの生活に欠かせない衣食住のうち住に関わる大切な仕事です。
何もないゼロの状態から建築物をイメージする創造力や、住む人がどうすれば快適に暮らせるか人の立場になって空間造りをします。
また、建築主との打ち合わせでは、相手のニーズを的確に把握し、提案する力も必要になりますので、建築士は本当に幅広い能力を兼ね備えたプロフェッショナルな仕事なのです。
ちなみに建築主とは一度に限らず、何度も打ち合わせをしますので、時には夜遅くや休日返上で仕事をすることもあるかもしれません。
このように建築士の仕事は、専門性が高く人と関わるコミュニケーション能力も必要とされ、大変重要なお仕事なのです。
建築士と出会いたい人は、建築士の相手と結婚した場合、相手の勤務時間や収入に不安を抱くかもしれませんが、建築士の社会的意義や重要性を理解し、建築士として頑張る相手を全力でサポートしましょう。