恋人とのスキンシップはよい関係を築くツール!
みなさんは恋人とのスキンシップをとっていますか?
「恥ずかしくてとっていない」
「マンネリ化してとっていない」
「そもそもスキンシップをとらない(とりたいと思わない)」
色々な意見があるでしょう。
スキンシップは恋人との関係性に大きな影響を及ぼします。
スキンシップをとることでどんな影響があるのか、詳しく見てみましょう。
① 恋人とのスキンシップの必要性
なぜ恋人同士でスキンシップが必要なのか、これはスキンシップをとることで
得られるものがたくさんあるからです。
感情として「安心感」や「幸福感」を得られることは
もちろん、脳にも良い影響を与えます。
スキンシップをとることによって脳内物質のひとつである愛情ホルモン、
「オキシトシン」が分泌されます。
実はスキンシップを始めて5分~10分程度ですぐに脳からオキシトシンが
分泌されることが明らかになっています。
しかもこのオキシトシンは効果が1時間ほど続くとされ、
その間「安心感」「愛情」「幸福感」を得ることができるのです。
さらに、このオキシトシンが頻繁に分泌されることで脳がオキシトシンを
出しやすくなっていきます。
すると継続して幸福感などが得られるようになるのです。
つまり恋人とスキンシップをとればとるほど(継続すればするほど)
互いの幸福感が増していくことになります。
この幸福感は至るところで重要な役割を果たします。
恋人同士だったら
「相手に必要とされている」
「相手と一緒に居ることで幸せを感じる」
などとても良い効果をもたらすのです。
②恋人との軽いスキンシップ
スキンシップとひとえに言っても、色々なスキンシップがあります。
恋人とのスキンシップは軽いスキンシップから、
性行為までの大きなスキンシップまで様々です。
軽いスキンシップは簡単にすることが出来ます。
会うたびのハグや手をつなぐ、触れ合うことでスキンシップになるのです。
それだけがスキンシップではありません。
肩をもんだり、くすぐったり、日常の中でもスキンシップはたくさんあります。
人前で恥ずかしいようだったら、ふたりになったときにやってみてはどうでしょうか。
② 日常的にスキンシップをとる
日常的なスキンシップは先程の理由から、恋人同士でやると
良い効果があることがわかったと思います。
そういったスキンシップを日常的にとることによって、
一緒に居る時間がとても良い時間になるでしょう。
ただ「日常的にスキンシップをとるのが恥ずかしい」という意見も多くありました。
その理由は普段から「スキンシップをとってこなかった」為に、
今更日常的にスキンシップを入れていくのが難しいと考えているようです。
もしそういうことであれば、まずは二人の時に徐々に慣れていくのが良いでしょう。
手をつなぐことやハグすることが恥ずかしいようであれば、
ちょっとしたところからでも構いません。
実際に「今更スキンシップは恥ずかしい」と思っている人が
「日常的にスキンシップを入れていくのにやってみたスキンシップ」を挙げてみると
・腕相撲
・肩もみ
・くすぐる
・携帯ゲーム(同じ画面で行うもの)
など意外とすぐにできそうなものを試していました。
そうして少しずつ日常的なスキンシップを取り入れていき、
そのスキンシップが「当たり前」のようになれば、
その頃には恥ずかしさはなくなっているでしょう。
③ 彼からのスキンシップ
付き合って1年半の彼女をもつ28歳の男性は、最近彼女とのスキンシップが
減ったことを悩んでいました。
もともと彼女は淡泊なタイプで付き合ったときも
あまりスキンシップをとる方ではなかったそうです。
ですが、付き合いが長くなればなるほど、さらにスキンシップがなくなり、
今では手をつなぐこともなくなったそうです。
そのことを彼女に思い切って話すことにしました。
「もう少しスキンシップをとりたい」
すると彼女は
「今更恥ずかしくて手をつなぐことさえ難しいと思っていた」というのです。
てっきり彼は彼女がスキンシップをとられることを嫌がっていると思っていたので、
予想外の答えでした。
それからというもの、彼から積極的にスキンシップをとるようになりました。
とは言っても人前ではなく、二人の時などあまり目立たないときにするように
なったそうです。
それでも彼女とスキンシップをとれるようになった彼は嬉しく、
思い切って打ち明けて良かったと思えたそうです。
⑤彼女からのスキンシップ
彼と付き合って半年程。彼女は悩みがありました。
それは「彼がスキンシップを嫌がる」ということでした。
歩いているときに手をつなごうとしても払われ、ハグも駄目、
「自分を拒否された」ような気持ちになってしまった彼女は、
彼に別れを告げたそうです。
別れ話をされた彼は、彼女がなぜ別れたいのかわからなかったそうです。
そこで、スキンシップを拒まれ続けたことが辛かったことを話しました。
彼の意見は
「本当に嫌なわけではなかった」
「人前で恥ずかしかった」
「からかっているような気分で拒否していただけで、
本当に拒否していたわけではなかった」と言います。
彼女を知らないうちに傷つけてしまっていたことを謝り、
これからは冗談でも拒否はしないということ、恥ずかしいときは辞めてほしいけど、
それ以外だったらスキンシップをとっていこう、ということを決め、
今でも仲良く付き合っているそうです。
⑥スキンシップが多いカップルは長続きする
このふたつの話は「スキンシップに対する意見の違い」で起こっている出来事です。
スキンシップに重きをおいている側とそうでない側がいることによって
相違が生じています。
いくら恋人であっても
「スキンシップをどうとりたいか」
「どんな時ならスキンシップを撮っても良いのか」などは人によって違います。
もしスキンシップを嫌がられたりしたそぶりがあれば、
一度スキンシップについて話をしてみるのも良いでしょう。
スキンシップを良好にとれているカップルには共通点があります。
それは「長続きする」というところです。
あるアンケートによれば、
「3年以上付き合ったことがある人」に対して
その恋人とのスキンシップはどうだったか、というもので
およそ8割の人は「日常的にスキンシップをとっていた」というものがあります。
もちろん「スキンシップをとらないとうまくいかない」
「スキンシップがすべて」とはいいません。
ですが「スキンシップをとることによって得られること」はたくさんあるのです。
恋人との関係を悩んでいたり、長続きしたいと考えている人は、
恋人とのスキンシップについて考えてみてはどうでしょうか。
そこにヒントがあるかもしれません……。