イチャイチャが多いカップルはすぐに分かれる?ベタベタが多い男性の心理とは?
まずはみなさんは恋人にイチャイチャ、ベタベタされて「うざい」「鬱陶しい」と感じた経験はありますか?人によっては付き合いたての頃ベタベタするのも過度なイチャイチャも苦手という人もいますが、多くの人は1年、2年と付き合っている期間が長くなることで感じるようになったという人が多いようです。
昔はそうな風に思わなかったので「冷めたのかな」などと心配になる人もいますがこれは恋愛心理学ではごくごく自然な現象です。この記事ではパートナーとの時間とともに変化する関係値の解説していきます。
パートナーとの関係値は常に恋の状態から家族、運命的なスピリチュアル的な関係へなど様々変遷していくものなのです。こういったことを自然なことなんだと知識として理解することで恋の状態を長く保ち良好な関係を築いていくこともできますし、次段階へ歩を進めていくこともできます。
また、恋人とのイチャイチャ、ベタベタといったスキンシップを取るということは良い事もたくさんあるんです。今回は、恋愛心理学で言われるパートナーとの関係値についてとベタベタしてくる男性の心理について解説していきます。また、恋人とイチャイチャのメリットについても紹介していくのでぜひ最後まで読んでみて下さい。
恋愛心理学的なパートナーの関係性プロセスについて
ロマンス期 | ラブラブで相手のいいところしか目に入らない ※長くて半年~2年ほど |
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依存・自立期 | 関係継続に愛情以外の要素が大きくなる時期 ※共同での子育てや同棲など |
パワーストラグル | 主導権争い合う時期 ※些細なことでの喧嘩が絶えない。 ※相手のイヤなところが多く目につく |
(デッドゾーン) | 嫌悪、離婚 |
相互依存 | 互いに尊重し合える関係性 |
恋人~夫婦などの男女の関係性においては上記のようなプロセスが存在します。恋人時代から理想的な相互依存の関係性に至ることもありますが、多くのカップルは時間と共にパワーストラグルといわれる喧嘩の絶えない関係におちいることがあります。
パワーストラグルはいわば「エゴ」の押し付け合い、グループの運営方針をめぐる主導権争いの心理状態となっています。些細な喧嘩が絶えないというカップルはまず、「人間という生き物はグループを形成すると主導権を持ちたいとする生き物である」ことを2人で知識として知ることが大切です。知識として知るだけでも「今、自分が相手にマウントをとろうとしてしまっているのだ」ということを自己認識することができるようになります。自己認識の時間を取れれば、怒りの感情は5秒で収まると言われていますので冷静さになり些細な喧嘩のタネを取り除くことができるようになるでしょう。
ベタベタは必要
「恋人とベタベタするのが好きか嫌いか」という質問に対する答えは、人によって様々です。
冒頭でもお伝えした通り、恋人とベタベタした関係を好まない人もいますが、そのような人もベタベタする事を否定せず、また、恋人がベタベタしてきても拒否しないようにしてください。
大好きな恋人と一緒に居る時に、「もっとくっつきたい」「恋人といちゃつきたい」と思うのは当然の事ですし、恋人があなたにベタベタしてくる事は、あなたの事が大好きという最大限のアピールでもあります。
恋人とベタベタしないタイプの人にとっては、「ベタベタは恥ずかしい」「ベタベタ=しつこい」というネガティブなイメージがあるかもしれませんが、だからと言って、ベタベタしてくる相手を露骨に嫌がったり、嫌ったりという事は避けてください。
ベタベタする事は大好きな恋人への愛情表現なのだと理解し、その純粋な気持ちを頭から否定せず、まずはその思いを受け止めてあげましょう。
②スキンシップは仲を深める
なぜベタベタしてくる相手を受け入れる事をお勧めするのかというと、恋人とベタベタする事は、あなたと恋人との仲にも影響を与えるからです。
恋人とベタベタするという事は、物理的に相手に触れる事で、イコール、相手とスキンシップをとる事です。
スキンシップによって、オキシトシンというホルモンが分泌されると言われているのですが、オキシトシンは愛情ホルモン、幸せホルモンなどとも呼ばれ、愛着を深めるだけでなく、ストレス反応を弱め、情緒を安定させるなどの効果があります。(出典:花王HP https://www.kao.co.jp/merries/guide/point/oxytocin/)
このように、スキンシップは相手への好きな気持ちを伝える手段というだけではなく、愛情を深め、「幸せ」「二人で一緒にいると心地良い」というポジティブな気持ちにさせてくれるなど、恋人との仲を深めるのに良い事づくしなのです。
③ベタベタは熱しやすく冷めやすい
恋人とベタベタするのは良い効果があると聞くと、「自分も恋人とベタベタしてみようかしら」と思い始める人もいるでしょうが、ここで一つ注意が必要です。
恋人とベタベタする人は、熱しやすく冷めやすいという事を聞いた事はありませんか?
もしかすると友人や知り合いなどでも、あんなに恋人の事が大好きと言っていたのに、すぐに別れてしまった、という人がいるかもしれませんが、ベタベタする人は熱しやすく冷めやすいというのは、本当の話なのです。
恋人とベタベタする人は、ストレートに好きな気持ちを表現するなど、感情によって行動を起こす人が多いです。
自分の気持ちを大切にして行動する事はとても大切なのですが、あまりにも感情に頼ってしまうと、考える事が疎かになり、恋人関係を長続きさせる上で悪影響が出てしまいます。
例えば、恋人同士でも考え方や価値観などちょっとした違いは必ずありますが、相手とズレが生じた場合にも、理性的に考えお互いに修正していく事が大切です。
感情のみで行動する人は、「好きだから気にならない」「相手の言うことは何でもOK」と、相手とのズレに気付いたとしても、それを修正しようとしない傾向があります。
確かに、「愛があれば大丈夫」という考えも一理ありますが、些細なズレがどんどん大きくなり、自分に不利益が生じたり、不快な思いをしたりする事態になった時はどうでしょう。
自分が傷つき損をする時まで、相手を許し、その状況を見過ごす人はいません。
そうなると「なんて酷い人なの」「こんな人とは思わなかった」と、これまで大好きだった相手に対して怒り、失望すると共に、「何でこんな人好きになったのかしら」という事まで考えます。
例え相手に腹が立ち、失望する事があっても、小さな事であれば許せて、気持ちも復活したでしょうが、その度合いが大きいと、気持ちも一気に冷め、そこから再び相手を好きになる可能性はかなり低くなるのです。
④人前でのベタベタは?
恋人とベタベタする関係を好まない人は、「ベタベタする事が恥ずかしい」と考える人が多いです。
特に、多くの人がいる人前でのベタベタは、周囲の視線もありますので、「ベタベタしたら周りの人がどう思うだろう」と考えるのは当然です。
一方で、ベタベタしたい人は、感情をストレートに表現するので、どこにいようが気にせず自分のしたい事をします。
また、相手の事しか見えていないので周りの事も気にしません。
このように、恋人とベタベタする人にとっては、人前であろうがどこであろうが、場所はあまり関係なく、大好きな恋人と一緒に居るという事が大切なのです。
但し、気持ちを素直に行動に表すのは良い事ですが、周囲の人の中にはベタベタしているのを見て不快に感じる人もいますので注意が必要です。
また、「人前で恋人がベタベタしすぎて困る」という場合は、人の目が気になる事や場所を気にして欲しい事を伝えないと、行動がエスカレートする可能性もありますし、単純に「ベタベタするのを嫌がっている」「自分の事が嫌いなのでは」と捉えられてしまうので、自分が何に対して困っているのか正しく相手に伝えましょう。
⑤男性のベタベタは
ここからは、恋人とベタベタする人の気持ちを、男女別にもう少し詳しく見ていきましょう。
まず男性の場合です。
恋人とベタベタする男性は、どういう心理なのかというと、彼女が好きという感情にプラスして、甘えたいという気持ちもあります。
男性と女性とを比べると、体格などから「男性は強い」「男性は頼られる存在」というようなイメージがあるのは事実ですが、男性だから強くて頼りになるという概念は正しくありません。
男性でも、弱さを見せたい時もありますし、誰かに頼りたい時もありますが、会社などではしっかりした人として振る舞わなくてはいけないと頑張っています。
そう思うと、自分の弱さを見せて甘えてくる彼氏も愛おしく感じる人も多いのではないでしょうか。
また、特に人前では、「自分の彼女はこんなに可愛いんだ」と彼女を自慢したいという気持ちもあります。
人に見せびらかしたいという思いや、「素敵な彼女を連れている自分って凄いだろ」と優越感を浸る人もいます。
中にはその優越感が度を越えていて、彼女の事をブランド物のように「自分を輝かせるもの」と考えてしまうような男性もいますので、そんな男性には気を付けましょう。
⑥女性のベタベタは
恋人とベタベタする女性の心理についてですが、女性の場合も男性と同じように相手が好きという気持ちや、相手に甘えたいという気持ちがあります。
特に「男性から守られたい」と考える女性は多く、そのような女性は、まるでお姫様のように優しくしてもらったり、自分をすっぽり包み込むように抱きしめてもらったりする事が好きです。
スキンシップの大切さについては前述の通りですが、彼に触れる事で癒しを得て、また、彼に優しく守られる事で、自分が愛されている事を実感する女性はたくさんいます。
恋人とベタベタする事によって、気持ちを安定させると共に、恋人からの愛情を確認しているのです。
また、か弱い自分や可愛らしい自分などを相手に見せる事がとても上手な人もいて、例えば上目遣いや甘えるような話し方、ふわっとした服装などは、男性に甘えたいシチュエーションで多く見られます。
もし自分の彼女が、そのような可愛らしい仕草を見せたら、自分に甘えたいサインであると気付き、彼女を守るように優しく接して癒してあげると、彼女との仲も更に深まるでしょう。
⑦ベタベタよりも大切な事
恋人とベタベタする人の気持や、ベタベタする事による効果を見てきましたが、恋人とベタベタする事はお互いの仲を深めて、気持ちを満たすためにも大切である事が分かります。
一方で、熱しやすく冷めやすいと言われるように、あまりにも感情に頼って行動すると良い効果だけではなく悪い影響があるのも事実です。
いつもベタベタしたいくらい大切な恋人であるからこそ、気持ちだけで行動せず、時には冷静になる必要があります。
繰り返しにはなりますが、急激に恋心が冷める事を避ける意味でも、二人の間に生じたズレはその都度修正する事がとても重要です。
情熱的で燃え上がるような恋愛も素敵ですが、相手との関係を長く続けたいのであれば、
ベタベタするだけではなく、相手に気持ちに寄り添った、思慮深い恋愛が出来ると良いでしょう。
いかがでしたでしょうか。
恋人とベタベタする事にはメリットがありますが、感情的に行動しすぎない事も大切です。
時には冷静に、またある時には思いっきり恋人に甘え、いつまでも長くラブラブな関係を築いていきましょう。