結婚したい高校生それでも結婚する? その時考える大切な6つのこと
高校生であっても恋愛をして、青春を謳歌する事は大切です。
しかし、結婚となると失うものも多く、よく考える必要があります。
高校生が結婚したい時に考えるべき大切な事6つを検証してみましょう。
1. 経済的に結婚してやっていけるか?
結婚したい時に高校生は、働いていません。
お金がないのは最も困ります。
結婚したら2人の生活費だけでもお金はかかります。
その生活費はどこから捻出するのでしょうか?
今までは親に学費を払ってもらい、
親からお小遣いを貰っていました。
高校生は働いたことはありません。
結婚したい時に高校生では、働いて収入を得る事は想像以上に大変です。
まして、1度も働いた事がなく高校も卒業していないとなると
できる仕事はおのずと決まってきます。
最初は仕事に慣れる迄、怒られたり怒鳴られたりする事になります。
厳しい状況を我慢して耐え、収入を得る事が出来ますか?
自分で収入を得るだけでも大変なのに、高校生で結婚したいと思ったら、
まずは、家族を食べさせる責任を持つ事になります。
生活するということは、想像以上に家賃や生活費、食費等がかかります。
甘い考えでは、生活する事は出来ません。
経済的に親から自立できるという確信が持てる迄は
結婚はしないと考える方が、結果的に幸せな結婚をすることが出来ます。
高校生で結婚したいということは想像以上にハードルが高いといえます。
2. 結婚すると勉強に専念出来なくなる
高校生の本分は勉強する事です。
目標を持って勉強している事に対して途中であきらめられますか?
例えば、資格取得する為にあの大学入学して勉強し、
卒業までに資格を取得して、資格を取得したらこの企業に努めたいといった目標について。
あるいは資格を持ち自分で起業したい等の
夢や目標は、そういった場合にとりあえず置いておかなければなりません。
それは、生活する事が当面の目標になるからです。
もちろん何年か先に資格を取得する事も可能ですが、
大幅に予定が狂う事を覚悟しなければなりません。
自分の人生の目標と、本来目標ではない突発的な事と
どちらを優先するべきでしょうか?
高校生であっても、人を好きになり恋愛をするのは自由です。
むしろとても大切な事です!
しかし、結婚には結婚する時期というものがあります。
その時期は内面的には大人として成長していますが、外見的には子供から
大人に向かう思春期の大事な時期です。
だからこそ、自分を見つめ直し、何が一番大切かを
学べる最も多感で大切な成長期なのです。
フランスの大統領は、彼が17歳の高校性の時、
そして 教員の彼女が17歳の時に出会い、恋におちました。
17歳と42歳、25歳の年上の彼女です。
そして、その恋愛を貫き通して結婚したのが29歳の時です。
出会いから12年後で、結婚できる環境を作りました。
結婚当時彼女は54歳、現在は大統領39歳、妻64歳、歳の差はあっても
今では素敵なお似合いのカップルです。
29歳になって自分の事を冷静に考えられる年齢になってから
結婚するのが大人の選択であり、
幸せな結婚生活にとって必要不可欠な事でした。
好きという感情だけで高校生で結婚したいという思いだけに走らないで、
時期を待って素晴らしい関係を築き、努力して大統領までになりました。
そして、「彼女がいなければ大統領にはなれなかった」と。
おたがいのやりたいことを認め合って、応援し成長していくことができたのです。
3. 恋愛が冷めても現実と向き合える?
恋愛の感情はどんなに激しく燃え上がり、この人しかいない
と思って恋愛していても、恋愛感情そのものは
時間の経過とともに落ち着いていきます。
恋愛感情が落ち着いて愛情に変わった時、
現実の結婚生活が目の前にはっきりと現れます。
その時にお互いに相手の良い面を尊敬できる部分として
相手を見る事が出来るでしょうか?
お互いに尊敬出来る相手でないと結婚生活は長く続きません。
一時の恋愛感情で結婚して、「こんなはずではなった」と後で後悔して別れる。
という事が高校生で結婚したカップルに非常に多いのです。
4. 周りは遊んでいる中で家庭中心にできる?
高校性の時の友達は、良い意味で一生の友達になります。
その友達は休みの日に一緒に出かけたり、遊びに行ったり、
同じ部活で頑張ったり、入学試験でライバルになったりと、
人生においては大切な友達です。
そんな中で結婚すると、友達よりも勉強よりも、
自分の家庭が中心になります。
遊びたいと思っても家族の為を思って我慢をする、
やりたい事があっても自分の事よりも家族の事が優先されます。
結婚する事は家族に対して責任を持つという事です。
5. 双方の家族との付き合いはできる?
恋愛は2人だけの問題で良いけれど、
結婚となるとお互いの家族との付き合いが始まります。
理解してくれる親ばかりでしたら良いですが、
理解してくれない親もいます。
そんな時2人でお互いを支え会って、助け合う事になります。
まさに大人の付き合いをしなくてはならなくなります。
嫁姑問題、家族の誰かが病気になれば介護の心配といった具合に
「好き」という気持ちだけでは乗り切れない
たくさんの問題に遭遇する事になります。
相手の両親や家族と仲良くやっていけるかどうか、
価値観の問題、宗教の問題等、自分の問題だけでない事をも
受け入れなくてはなりません。
それが、家族との付き合い方になります。
それは高校生で結婚したいと思っても、避けられないことなのです。
6. 高校生活は二度と経験出来ない。
高校生活は一生に一度経験するもの。
結婚を優先して、学校を中途退学してもそれは自分が決めた事です。
後から、「あの時に勉強しておけばよかった、
あの時に部活でスポーツをしておけば良かった」と後悔しても
10代の高校生に戻る事は永久に出来ません。
交際してしばらくは盛り上がって、「この人しかいない」、
「この人と絶対に結婚したい」と思うものです。
しかしながら一時期の感情は最大限に昂ぶり、1年から2年は続くとしても、
時間の経過の中で、試験勉強やスポーツの試合等、
夢中になれる物があると、だんだんと昂ぶりは落ち着いてきます。
そこで、今は恋愛が大切であっても、高校生として
やるべき事が先にあると気付くでしょう。
恋愛中は相手の家族も最初は優しく接するでしょうが、
結婚となると見る目も厳しくなります。
交際は2人だけの物で良いのですが、
結婚は2人の家族が関係してきます。
高校生の結婚であってもその覚悟と責任を持つ事が大切です。
高校生で結婚したいと思った時に、あなたは覚悟を持てますか?
そして、あなたは出来ますか?