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結婚

高校生で結婚したい!周りで反対する人の理由と思いについて解説

高校生で結婚したい!周りで反対する人の理由と思いについて解説

日本では満18歳から男女ともに結婚することができるので、誕生日を迎えた高校3年生であえれば法律的には結婚することが許されているということになります。2022年4月1日民法の改正前は女性は16歳以上から結婚ができたので以前はもっと若いときから結婚できたことになります。2022年4月1日の民法改正により18歳から成人とみなされたことで親の同意がなくても結婚することが可能です。

このように男女ともに高校生でも役所に書類を提出さえすれば、結婚することは可能です。しかし、実際に結婚の話を両親や友だちなどは結婚の時期は早すぎると反対する人の方が多いのではないことでしょう。

この記事ではなぜ、法律的に結婚できる年齢になっているにも関わらず、周囲の人間が結婚に反対をするのかについて解説していきます。

高校生の結婚なんて経済的にやっていけるのか?と反対される

高校生での結婚で反対される理由の一番は経済的な問題です。高校に通っていないがら自立して生活できるだけのお金を稼ぐことは現実的ではないため、高校、大学を卒業し、就職してお金を稼ぐようになってから結婚をした方がよいと考える大人が多いです。

今の時代はYouTuberやインフルエンサーやプロゲーマーなど高校生でも稼ぐことができる仕事は増えています。実際にある程度の収入を「今」稼げている状況ではなければ周りは経済的な理由からなかなか結婚を後押ししてくれる大人は少ないことでしょう。

また、ある程度の収入はある、例えば月に20万円ほどは安定して稼げているという場合でも周囲はなかなかウンとは言わないことはあります。それは仕事の内容などが、3年、4年後も稼ぐことができる仕事なのか?という点の不安面からきます。毎月の収入が50万円や100万円を超えているなど、仮に収入が止まってしまったとしても貯金で1年、2年は生活は大丈夫だろうというくらい稼げているのであれば経済面での心配はないといえます。

結婚をするということは親とは違う家での生活をし、経済的に自立をするという意味もあることでしょう。今まで高校生だった人間が急にそんな生活をやっていくことができるか?仕事をするなんて簡単なことだと甘く考えていないか?と、心配しているわけです。

高校を中退することに反対

勉強なんて嫌いという人は高校を辞めて働いて早く大好きな人と結婚したいという考えを持つことは自然なことでしょう。そのため、今すぐ結婚という選択肢を取り、高校を辞め稼ぎ、2人きりの生活をしたいという理由から結婚を考えている人もいることでしょう。

しかし、大人は高校中退という学歴が今後の人生でいかに不利になるかを知っています。高校中退となると学歴としては中卒と同じ学歴扱いになります。現在(2020年国勢調査)の日本での中卒人口の割は14.3%と以外にも多いと感じるかもしれませんが、これは70歳以上(42.3%)の人なども含めた全人口の割合です。20代以下に限定すると6%ほどという結果になります。この数字は過去に何らかの犯罪などを起こした前歴割合の20%も超える非常に少ない数字です。日本社会は島国の村文化の意識は強く、稀有な学歴の人を受け入れてくれる人や会社はにはまだまだ冷たいというのが実態です。そのため、就職やアルバイトなどではほとんどが高卒以上という線を引いているところがほとんであったり中卒での社会にでることは大変なことです。

恋愛が冷めても現実と向き合える?

恋愛の感情はどんなに激しく燃え上がり、この人しかいないと思って恋愛していても、恋愛感情そのものは時間の経過とともに落ち着いていきます。

恋愛感情が落ち着いて愛情に変わった時、現実の結婚生活が目の前にはっきりと現れます。

その時にお互いに相手の良い面を尊敬できる部分として相手を見る事が出来るでしょうか?

お互いに尊敬出来る相手でないと結婚生活は長く続きません。一時の恋愛感情で結婚して、「こんなはずではなった」と後で後悔して別れる。

という事が高校生で結婚したカップルに非常に多いのです。

周りは遊んでいる中でも家庭中心にできる?

高校性の時の友達は、良い意味で一生の友達になります。

その友達は休みの日に一緒に出かけたり、遊びに行ったり、同じ部活で頑張ったり、入学試験でライバルになったりと、人生においては大切な友達です。

そんな中で結婚すると、友達よりも勉強よりも、自分の家庭が中心になります。

遊びたいと思っても家族の為を思って我慢をする、やりたい事があっても自分の事よりも家族の事が優先されます。

結婚する事は家族に対して責任を持つという事です。

双方の家族との付き合いはできる?

恋愛は2人だけの問題で良いけれど、結婚となるとお互いの家族との付き合いが始まります。理解してくれる親ばかりでしたら良いですが、理解してくれない親もいます。

そんな時2人でお互いを支え会って、助け合う事になります。まさに大人の付き合いをしなくてはならなくなります。

嫁姑問題、家族の誰かが病気になれば介護の心配といった具合に「好き」という気持ちだけでは乗り切れないたくさんの問題に遭遇する事になります。

相手の両親や家族と仲良くやっていけるかどうか、価値観の問題、宗教の問題等、自分の問題だけでない事をも受け入れなくてはなりません。

それが、家族との付き合い方になります。それは高校生で結婚したいと思っても、避けられないことなのです。

高校生活は二度と経験出来ない。

校生活は一生に一度経験するもの。

結婚を優先して、学校を中途退学してもそれは自分が決めた事です。

後から、「あの時に勉強しておけばよかった、あの時に部活でスポーツをしておけば良かった」と後悔しても10代の高校生に戻る事は永久に出来ません。

交際してしばらくは盛り上がって、「この人しかいない」、「この人と絶対に結婚したい」と思うものです。しかしながら一時期の感情は最大限に昂ぶり、1年から2年は続くとしても、時間の経過の中で、試験勉強やスポーツの試合等、夢中になれる物があると、だんだんと昂ぶりは落ち着いてきます

そこで、今は恋愛が大切であっても、高校生としてやるべき事が先にあると気付くでしょう。恋愛中は相手の家族も最初は優しく接するでしょうが、結婚となると見る目も厳しくなります。

交際は2人だけの物で良いのですが、結婚は2人の家族が関係してきます。高校生の結婚であってもその覚悟と責任を持つ事が大切です。高校生で結婚したいと思った時に、あなたは覚悟を持てますか?

そして、あなたは出来ますか?