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結婚

50代前半でも結婚できる?50歳からの婚活方法や注意するべきこととは?

50代前半でも結婚できる?50歳からの婚活方法や注意するべきこととは?

51、52、53歳という50代前半の年齢で結婚したいと思ってもトシだからと結婚をあきらめている人も多いのではないでしょうか?しかし、年々と平均寿命は延び70歳、80歳まで生きるのが普通となり、残された時間を考えてるとあきらめるにはまだ早い時期ではないでしょうか?

また、食べ物もよくなり、ジムなどの手軽に鍛える場所もあふれ、50代でも若々しく外見で年齢が分からないという人も増えています。結婚相談所のカウンセラーをしている身としては、単純に年齢だけで結婚をあきらめるというのはもったいないなぁと感じます。

50代以上での結婚はシニア婚という

50代以上での結婚は初婚、再婚問わずシニア婚と呼ばれます。シニアという言葉自体は65歳以上を指すことが多いため、シニアという言葉でくくられるのは不満という人も多いことでしょうが、結婚市場的には50歳以上での結婚を総じてシニア婚という言葉が使われることがあります。

51、52、53歳での結婚は50歳以上となるためシニア婚に該当してしまう形です。50歳で一区切りをつけている理由の一つとして子どもを結婚の目的にしない人達の割合が増える結婚であるからです。もちろん男性は50代以上でも結婚し、子どもが欲しいという人もいることでしょうが、女性の場合には子ども作るというのは厳しい年齢になってきます。このようにシニア婚の特徴として「結婚して子どもを作る」という理由ではない目的での結婚を目指す人が多いため、通常の結婚と区別され、50代以上の結婚をシニア婚と呼称していることが多いのです。

シニア婚になると、婚姻届けを出さない事実婚や、住まいを変えることなくお互いの家を行き来する通い婚など通常の結婚とは異なる選択肢が生まれてくるのが特徴です。もちろん婚姻届けを出して戸籍上の夫婦となる場合もありますが、シニア婚ではパートナーとなる相手とどういう関係を求めるかによって様々なあり方があるということを知っておく必要があります。

50代以上の結婚の形について

50代以上での結婚、シニア婚の形としては単純に婚姻届けを提出するというだけではない形も存在します。このような選択肢もあることを念頭に入れておくとよいでしょう

  • 通常通りの入籍・同棲という選択肢
  • 戸籍届は提出はしない事実婚という選択肢
  • 住まいはそのままでお互い家を行き来する通い婚という選択肢

再婚は子供の了解が幸せの鍵

パートナーと様々な理由で別れてしまって、51、52、53歳でもう一度結婚をしたいと考えることもあるでしょう。

これからの人生を考えると、ともに生活できるパートナーがいるのは心強いですから。

しかし51、52、53歳の年齢で再婚をする上での注意点もあります。それはあなたの子どもが、再婚に対して理解を示すかどうかです。

51、52、53歳になったあなたの子どもでしたら、もう自立して家族を持っていることもあるでしょう。

あなたの人生はあなたのものですから子どもが口出しできるのにも限界がありますし、あなたが再婚を決意するのならそれ以外の選択肢はないでしょう。

しかし子どもとしては、あなたのパートナーを新しい親と思わないといけないことには、少なからず抵抗があることを理解しておきましょう。

幼い年齢だったり、まだ親の保護のもとで生活をしているような年齢でしたら、新しい親とも同居や長い年月を経ることで距離を縮めることができます。実の親と思えるようになることもあるでしょう。

親のもとを離れて自分で生活をしている年齢の子どもだと、あなたの新しいパートナーを親だと思えるような長い年月もありませんし、顔を合わすのでさえほとんどないでしょう。

そんな中、子どもがあなたの新しいパートナーを親だと思うことは大変難しいといえます。

親だとしてもあなたはあなた、子どもは子どもです。あなたの選んだ新しいパートナーを、子どもに親だと思われなくてもいいという選択もあります。

しかしあなたの子どもに子どもができた時、あなたのパートナーはどういった立ち位置になりますか?

あなたがこの世を去ってしまった時、あなたの遺産はどうしますか?あなたが再婚をすることは、少なからずあなたの子どもにも影響があるのです。

事前にきちんとしておくことで子供の賛成を得ることなど、それを踏まえたうえで再婚を考えましょう。

条件よりも後半の人生をどう生きるか

シニア婚には、多種多様な結婚の形があると申しました。
あなたが51、52、53歳の年齢で結婚したいと感じたのは、パートナーとどういった生活を歩みたいからでしょうか?

  • 「子どもも自分の手を離れたので、これからの人生を誰かとゆっくり過ごしたい」
  • 「一人で住むのは不安だから、一緒に過ごしてくれる人が欲しい」
  • 「この人のことを愛しているのでとにかく結婚したい」

など様々な理由があると思います。

漠然と結婚したいと思うのではなく、まずはあなたの描く結婚生活像をはっきりさせ、その生活像に当てはまるような結婚相手を探さなくてはなりません。

51、52、53歳の年齢で結婚したいなら、早く結婚相手を決めないと時間がないと焦るかもしれませんがそうではないのです。

今までの生活に変化が訪れるのはとても負担になることですから、後半の人生をどう生きるかをちゃんとお互いにすり合わせ、価値観や生き方について時間をかけて確認していかなければならないのです。

多種多様な結婚の形があるシニア婚だからこそ、この手順はとても大切なのです。

財産の問題などの法的問題をクリアすること

51、52、53歳で結婚をする上で考えないといけないのが財産です。
婚姻届けを出して法律上も夫婦になる場合、あなたの財産を子どもだけでなくもちろん結婚相手も受け取る権利があります。

あなたの子どもからすれば「突然出てきた新しい親に財産を分け与えないといけないなんて」と感じるかもしれません。

反対に妻となる女性に、何も得るものがないのであれば結婚の決断ができにくくなるでしょう。結婚相手の行末も心配なのが夫となる男性です。

51、52、53歳で結婚したいと考えているなら、子どもと財産についての話し合いは避けられないでしょう。

また、子どもとの揉め事を避けるために婚姻届けを出さずに事実婚という形をとることもあるでしょう。

その場合、もし一緒に住んでいる家があなたの持ち家ならば、あなたが先に亡くなってしまうと家は相続財産となるのでパートナーは家を追い出されてしまうかもしれません。

そういったことを避けるために遺言書を作ることが必要となってきます。

事実婚であっても、あなたとしては大事なパートナーなので自分の財産を受け取ってほしいと考えることもあるでしょう。

その場合も、あなたの財産の何割はパートナーに渡して、残りは子ども達に渡すなどの細かい遺言がなければなりません。

どういった形の結婚を選ぶかは、あなたとあなたのパートナーで最終的に決めても良いですが、残された人や家族のことまで考えてできるだけの準備をしておきましょう。

それが、長い人生経験を経て結婚したいと考える51、52、53歳に必要なことになるでしょう。

結婚前にプロに相続に関して相談をしてみるということも大事です。相続という法律の仕組みも複雑なので場合によっては結婚前になんらかの書類を作成しておくということも子どもや親族からしたら安心をあたえる材料となることもあるでしょう。

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失敗しない相手選びをする

先ほども挙げたように、51、52、53歳の年齢で結婚したいからといって、結婚相手を急いで決める必要はありません。

今までの生活を変えてしまうことはあなたにとっても相手にとっても大きな負担になりますから、自分と相手の生活リズムや生活環境、結婚して後半の人生をどう生きるかを時間をかけてすり合わせないといけないからです。

ですので、急いで結婚相手を決めたりせずに、お互いに納得できる生き方ができると確認してから結婚を決めましょう。

また、あなたに子どもがいるなら、結婚をする前に子どもに会ってもらうのもいいでしょう。

自分の親がこれからの人生をともにする相手なのですから、ちゃんと見極めてくれます。

もしあなたと合わないような人物だと感じれば、きっと的確なアドバイスをくれてあなたの結婚相手探しに協力してくれますし、結婚後も応援してくれることでしょう。

そこは、51、52、53歳の大人だといっても、誰かの協力なくして生きていくことは難しいです。

結婚相手と二人きりで困難に立ち向かうこともできるとは思いますが、他にも協力者がいたほうが困難を乗り越えやすくなります。

結婚したいと考えている51、52、53歳だからこそ、結婚相手選びには時間をかけ、あなたをよく理解してくれている第三者にも結婚相手を見てもらいましょう。それが、失敗しない結婚相手選びです。

51、52、53歳の年齢での結婚には、様々な形があります。これからの人生をともに生きる大事なパートナーです。あなたの理想の生き方ができるよう、焦らず時間をかけて結婚相手を選んでみて
ください。