覚悟さえ決まれば結婚の悩みなんて無いに等しい


                                               


覚悟さえ決まれば結婚の悩みなんて無いに等しい

心に決めたお相手がいるにも関わらず結婚が頓挫していたり、
家族や親族の反対にあったり、
何かしらの障害があり前に進めず悩んでいる方や、
結婚をしたからこそ生じる悩みもあります。

私達が生きていく上で尽きることのない悩みですが、
それらの悩みや問題・障害を乗り越える為に、
どう向き合えば良いのか、問題克服の為に
何が必要なのかを考えて行きたいと思います。

① 親や周りが結婚を反対している

親や親族の反対は昔から多くの女性を悩ませてきたテーマだと思います。
確かに親や親族の反対というのは、
なかなか無視できず深刻になってしまいます。
親は子供の幸せを願っています。

過去の経験や見聞から、問題ありと感じた結婚を
手放しに認める訳にはいかないのです。

その気持ちは有りがたく受け取った上で、
判断し決めていかねばなりません。
先ず、反対の理由や問題点を整理する必要があります。

「反対されている理由は何か」
「それを解決する方法は何か」
「解決策を用いる為にしなければならない事は何か」
問題をきちんと整理でき対策を考えることができたら、
後はあなたの覚悟です。

仮に、打つ手なし、解決の方法無しの場合も同じです。

「どんな問題が起ころうとも私はこの人と生きていきます、
見守って下さい。」という覚悟です。

親や周りの人の心を動かすのは、覚悟だけだと知って下さい。
困った時は親や周りに助けて貰いたいなど甘い考えを持っていると、
この覚悟は難しいでしょう。

結婚への悩みがありのいくつかの理由で覚悟が出来ない場合は、
もしかしたら今の相手はあなたのパートナーではない可能性があり、
改めて関係を見直してみる必要があります。

② 不倫で結婚できない悩み

不倫関係で悩んでいる女性は多く、
誰にも結婚できない悩みを相談できないことから
深刻になってしまう傾向が有ります。

不倫に対する考え方は、独身者と既婚者では大きく違いますが、
人間社会が作った結婚制度を棚上げして捉えた場合、
他の恋愛と変わりは有りません。

親や周囲の反対同様、相手には既にパートナーがいるという障害があるだけです。
しかし、社会的な生活を営んでいる以上、結婚制度を無視する訳にはいきません。

特に男性は社会的な生き物ですから、このあたりの決断に弱い傾向があります。
また、これだけ離婚が増えている状況にも関わらず、
離婚が出世の妨げになる社会的風潮が健在であることも、
男性の決断に歯止めを掛けてしまう要因のひとつです。

このように女性と違って、男性は恋に生きられない動物で有り、
社会的事情も抱えているので、愛のある不倫は男性にとっても辛く、
結婚に対して悩みの多い恋愛となります。

とはいっても、全ての男性が仕事や社会での成功のみを求めて生きている訳ではなく、
生涯結婚の道が閉ざされているかといえば、そうではありません。

不倫男性の一番の悩みは子供のことです。

男性は、愛情の冷めた妻にではなく、
子供に対しての責任を出来る限り全うしたいと考えるからです。

この場合は、時間が解決してくれます。
子供が義務教育を終えたときや大学を卒業し就職が決まった時など、
親として一区切りついた時点で男性は決断します。

一方、子供以外のところに男性側に迷いがある場合は、
慎重に対応する必要が出てきます。
例えば、妻に対する責任を感じている場合です。

これは、男性が少なからず妻に愛情を持っている証拠です。
「妻は、君と違って自立できる女じゃないのだ」
「妻は精神的に弱いのだ」など、
夫としての責任を感じている場合は、
生涯2番目の席に置かれる可能性がありますので、
女性としては見極めが大切です。

このように、あらゆる悩みや障害のある不倫ですが、
不倫も他の恋愛も実は変わりはありません。

結婚の悩みの原因は、あなたの心と不倫相手の心にあります。
愛を貫く覚悟がさえあれば、二人の関係に於いて悩みも障害もないに等しいのです。

本能的に男性は恋には生きられない動物あり、
不倫をしている男性の多くは家庭を壊す気は有りません。

そのことを踏まえて、女性は何を悔いとするのかしないのかを良く考えて
決断し、歩いて行って下さい。

③ 長く付き合って結婚しないと言われた

長過ぎた春という言葉がありますが、
長いおつきあいの中で機を逃してしまった二人を指して言う言葉です。

結婚は勢いとタイミングが重要です。

機が熟した時に行動を起こすことがとても大切なのです。
そもそも結婚というのは学びの場です。

男女という性差と、違う環境で育った二人がひとつ屋根の下で生活をし、
子供を育てるという共同作業を学ぶ場です。

このことにより、二人は男女として、また人間として大きく成長します。
その前の二人の成長段階が、恋愛期間です。

恋愛という準備期間を経て、
結婚という更に一段階上がったステージで生きることになるのです。

さてこの恋愛期間ですが、結婚に結びつき易いのは3年程度と言われています。
何故なら男女としての関係が維持されるのは、3年が目安と言われているからです。

それ以上長いとどうなるのかというと、単純にいえば飽きがきます。

また精神的観点からみると、長ければ長いほど
それぞれのステージに変化が訪れてしまい、
人としての成長に差が出てきてしまいます。

付き合い始めは同じステージにいますが、
社会経験などを通じて互いに成長をしていく過程に於いて、
成長のスピードが同じであれば良いのですが、
どちらかが先に進んでしまうことが有ります。

二人のステージに差が出来たとき、
大抵はステージが上がった方が相手に対して魅力を感じなくなってしまい、
結婚を考えられなくなります。

逆に自分よりも相手のステージが上がってしまった時、
恋愛の相手との差に悩み、別れを考える人もいます。

後者は男性の方が多いです。例えば女性の方が社会的出世を果たし、
お給料なども女性が上回ってしまった場合です。

それは暗に男としてのプライドという問題だけではなく、
立場が変われば精神も変わるということに、男性の方が敏感だという事でしょう。

いずれにしても、物理的にも精神的にも差異が生じた二人は
別れを選択することになります。

長い交際の末お相手が心変わりした時は、
慌てず騒がず見送ってあげましょう。

あなたには、あなたにふさわしい方が待っている筈です。

④ 結婚したけれどお金がない悩み

結婚の悩みで顕著なのはお金の悩みです。
結婚生活に必要なのは、愛情と経済的基盤です。

裕福でなくても、二人で暮らしていける最低限の収入が必要です。
お若い二人であれば、預金など全くなくても問題は有りません。
これから作っていけば良いからです。

子供を授かる時期は二人で調整できますから、
結婚した時をスタートにして二人で計画的に生きていけば良いのです。

収入が少ないのにできちゃった婚の場合の経済的悩みは、
少し深刻ですよね。

妊娠を理由に会社は解雇を出来ない筈ですが、
周りに迷惑を掛けるという意味で
妊婦さんが職場に残ることの精神的負担は想像以上です。

しかし、難しいからとネガティブな面ばかりを捉えていても問題は解決しません。
ここは二人で解決していくべきことであり、
これこそが結婚の醍醐味です。

特に男性は、一時的に無理をする必要に迫られます。
女性が妊娠によって収入を得られないのは、二人の責任です。

妊娠何カ月かまでは女性も会社を続けることを考えて、
それ以降は男性がダブルでもトリプルワークでもするしか方法は有りません。

ここで男性に伝えたいのは、ずっと続く負担ではないということです。
あくまでも一時的です。

保育園を利用し、女性もすぐに働けるようになることを考えると、
せいぜい男性が頑張るのは1年です。

女性も、相手に負担を負わせるのは1年までと心しましょう。
生れた子供に出来る限り寂しい思いはさせたくないと思うのは、
女性として母として当然ですが、子供へは幾らでも後で償いが出来ます。

種明かしをするようですが、
子供というのは小さい頃によくしてあげても覚えていないのです。

それよりは物心ついてから思春期に掛けて
寄り添って支えることの方がはるかに大事で子供も喜び、
しっかり覚えています。

ですから子供へはいくらでも後でしてあげられますが、
夫へは後での償いが実践しにくく、
また効果が少ない事を頭に入れ良く話し合って下さい。

男性が最初に負担を強いられるのですから、
女性は期限を明確にして話し合うように心掛けることが大切です。

そして、旦那様が頑張ってくれいる間は、
感謝の気持ちで支えるのは言うまでも有りません。

⑤ 年上で子供が3人いる人との交際の悩み

最近は年の差婚も珍しくなく、
特に昔は少なかった女性が年上という恋愛や結婚の 
スタイルも増えてきています。

ここで生じる結婚の悩みは、年齢差はクリアーできたとしても、
環境の差は高い壁となって二人の前に現れる場合があります。

例えば、年上で3人の子持である女性との結婚です。
一度結婚を経験しているバツ一の男性でもとても悩む問題ですから、
独身男性にとっては、このハードルはかなり高いものとなります。

子供の年齢にもよりますが、子供が小さい場合は若干ですが
悩みは少なくなります。

対策の一例としては、それぞれが1歳2歳3歳なんていう場合は、
4人目を作ってしまうのが良いです。
それによって、男性も父親としての自覚が生れます。

また忙しい日々のなか、自分の子供を大変な思いをして産んでくれる妻を見ていれば、
自分の本当の子だろうがなかろうが大した問題ではないことに気付くでしょう。

子供がある程度成長している場合も、同じです。
女性が産める年齢なら、お二人の子供を授かって下さい。

もちろん後に義理の兄弟であることを子供たちが知った時は
少なからず波紋が広がるでしょうが、それも家族の学びです。

それを恐れるよりも、二人の絆を深める為に、
そして高い壁を乗り越えて決断してくれた旦那様に感謝の意味でも、
可能ならお二人の子供を授かって下さい。

授かれない場合で、既に子供が母親の再婚を理解出来る年に達している場合は、
男性は無理に父親にならない事です。

子供にとって、父親は一人です。
良い父親だとか、悪い父親とか関係なく、父親は一人なのです。

その気持ちを理解したうえで、出来るサポートをしていくことをお勧めします。
「ママの旦那さん」でいいのです。
「ママの旦那さんは良い人だ」
「ママを幸せにしてくれる人」でいいのです。

かりに反発されても受け止めてあげて下さい。
いつかは本当の意味で理解する日が来ます。
仮に生涯こなかったとしても、致し方無いと腹を括って下さい。

それは、男性だけはなく女性も一緒に背負うものです。

様々な結婚の悩みと障害を考えてきましたが、
結婚とは大小なりとも障害が付きものです。

また何の問題もなく結婚を迎えても、
結婚生活を送っていると悩みは必ず出てきます。

それを乗り越える方法を考えて積み重ねていくのが夫婦の在り方であり、
人として成長していくということです。

結婚はハーレムでもアミューズメントでもなく、
学びの場で有り成長の場なのです。

そのことを履き違えることなく、
現実の対処を心掛け乗り越えていく必要があります。
しかし、それは苦しい悩みや問題ばかりではありません。

結婚の悩みは過ぎてみれば、
夫婦の絆や家族の足跡として素晴らしい宝物に変わりますから、
恐れずに進んで下さい。