失恋でやせる? 失恋とダイエットの詳しい関連性


                                               


失恋でやせる? 失恋とダイエットの詳しい関連性

失恋すると痩せてしまうことがあります。
失恋でなぜ痩せるのか?

失恋とダイエットの関係性について調べてみました。

① 失恋すると痩せる理由

失恋した直後は実感がわかないので、食欲はそんなに落ちません。
しかし、時間が経過すると失恋した実感が沸いてきます。

彼氏に振られた場合は、もう彼氏がいないという喪失感に襲われますし、
告白して振られた場合は、これまで温めていた思いや付き合えた後の
想像などが一気に打ち砕かれる訳ですから、心に傷を負います。

振られた現実をちゃんと受け止めた時から、「もういいや」と思います。

食べることも、毎日の生活も、仕事も もうどうでもいい!という感情になります。
実は心と身体はつながっています。

失恋した時のダイエットは身体にも顕著に表れます。

② 失恋して食べる意欲がない

失恋すると食べる意欲がわきません。

無気力になってしまうからです。失恋ダイエットという言葉があるように
失恋すると無理に痩せようとしなくても、ストレスで食べ物を受け付けなくなります。

③ 失恋後食欲を感じない

失恋などの強いストレスを感じている時に脳が出すストレスホルモンに
「コルチゾール」があります。

失恋した時に心が受けたストレスはかなり大きいものです。

ストレスホルモン「コルチゾール」は血糖値を上昇をさせることが分かっています。
血糖値が下がるとお腹が空いた状態になり太る原因になるのですが、

コルチゾールは満腹中枢を刺激し、 食べていないのに勝手に
血糖値を上げることができます。

失恋すると血糖値が自然と上がるのでお腹が空かない仕組みができます。
脳の仕組みが失恋のダイエットにつながるなんて意外です。

お腹が空いているにも関わらず脳は満腹状態であると誤まって認識します。
これが失恋すると食欲をなくす原因なのです。

④失恋とドーパミン

ドーパミンは幸せホルモンと呼ばれています。
誰かを好きになるとドーパミンが大量に分泌されます。

ドーパミンが分泌されている時は幸せを感じている証拠なのです。

周りに結婚して幸せ太りをした友人いませんか?

結婚すると幸せでドーパミンがたくさん分泌されます。
幸せだと何事にも意欲が沸いてきます。

一人だと食欲は沸きにくいですが、結婚すると夫と
食事をとるので普段よりも食欲が増します。

ドーパミンによって食欲が増し、結果的に体重が増えることに
つながります。

失恋して精神的なショックを受けるとドーパミンが分泌されません。

食べ物を欲しくなくなり空腹を感じにくくなるので、
失恋すると食べ物が欲しくなくなります。

⑤ショックによるホルモンの減少

「失恋したら生理が止まってしまった」という経験をお持ちの方もいるのでは?
それだけ脳はデリケートです。

失恋すると身体にも異変が起こるのは、ストレスを抑制するエストロゲンという
ホルモンレベルの低下が理由ではないかと考えられています。

女性が歳を重ねると、エストロゲンの数値は低下します。
女性ホルモンの分泌のためにはストレスをためない工夫も大切になってきます。

エストロゲンを分泌しやすい身体は、規則正しい生活から作られます。

しかし、失恋すると寝つけなくて夜遅くまで起きてしまったり、なかなか
規則正しい生活を送ることが難しくなります。

失恋は辛いですが、自立神経を整えるためにも、エストロゲンの分泌は欠かせません。

大豆を積極的に取るなどして、ホルモンが減少しないようにできるだけ
規則正しい生活を行いましょう。

⑥体調を崩してたべられない

失恋すると、
ごはんが食べられない
眠れない
気分が憂鬱
やる気が起きない
など、失恋のダイエットというよりは、体に不調を起こします。

無理に食べると吐いてしまうので、どうしても食べられないときは、
野菜ジュース、栄養ドリンク、ゼリーから初めて様子を見ていきましょう。

⑦失恋後の食欲を戻すために

これまで説明したように、失恋して食欲を失うのは身体からの自然な反応です。
でも、いつまでも食べ物を食べられない状態は身体の為によくありません。

体重が減るだけでなく、必要な養分が取れないと身体に支障が出てきます。
栄養素が不足するとビタミンが足りないので肌が荒れます。

他にも、過度に痩せると生理が止まったりしますので
大事な女性器官への影響は避けたいです。

食欲を戻すには失恋した現実を受け入れ、ポジティブに考える事が
大切になります。

友人に話してストレス発散に一緒に付き合ってもらう、
動物園でかわいい動物に癒されるなど
恋愛以外の他のことを考えてみてもいいかもしれません。

自分にとって何をしているときが幸せか考えることで、
ストレス発散をし、ドーパミンの分泌を促します。

食欲不振になると脂っこいものは消化に時間がかかるので、
消化に良いものを食べましょう。

うどん、おかゆなど温かい食べ物がおすすめです。
塩分が濃いものはできるだけ控え、栄養バランスのとれた
食事を心がけてください。

失恋した時のダイエットはこんな科学的な根拠があります。
痩せてラッキーと安易に考えるのではなく、

失恋の現実を早い段階で受け入れて、心も体もストレスを
最小限に抑えられるよう前向きにすすんでいきましょう。