つらい! 失恋を癒すための悲しみの対処法5つ
もうこれ以上ないというくらい辛く苦しい失恋、元カレを恨んだり、どうしてどうしてなぜと堂々巡りをしてみたり、気持ちの整理ができずなかなか失恋の苦しみから抜け出せません。
例えば、20歳でできちゃった結婚をした彼女は出産後はこんなはずではなかったと瞬く間に離婚、数年経ち、とてもすてきな彼と出会い恋愛しました。結婚を前提に楽しく交際していましたが、ある日突然「君とは結婚できない」と別れを一方的に告げられ、落ち込む暇もないうちに彼は別の女性とすぐに結婚。
それ以来、男性不信のような精神状態が続き、どこに怒りをぶつけていいかわからなくなってしまいました。
その後、すてきな彼と出会い交際が始まってみたものの、失恋の痛手から抜け出せないためにあらたな彼に辛い気持ちをぶつけてしまい、彼も受けとめきれず別れを告げられることを
数回、繰り返しています。
気の毒な彼女は、「君とは結婚できない」この一言で奈落に突き落とされて何年も迷走を続けているのです。
では、彼女が失恋から抜け出てふっ切るためにはどうしたらよいのでしょうか?5つのポイントあげてみました。
元カレを恨まない
失恋したことをずっと引きずって、元カレを好きな自分から抜け出せないと、元カレを恨んでいきます。憎さも倍増します。
そうなるとますます失恋の地獄から抜け出られなくなります。
浮気をして彼女ができて思い切り振られてしまって元カレを憎んだり恨んだりするとその気持ちは自分に返ってきます。
失恋から抜け出るには、憎しみを忘れ元カレに対して「ありがとう」の気持ちを持ち、良い恋愛だったと自分が納得できれば、その失恋は過去のものとなり忘れられます。
落ち込んでいる気持ちを受けいれる
失恋は、もう二度と立ち直れないくらい落ち込みます。
好きだった彼に対する執着心や忘れられない思いは心の奥深くに残り辛い思いとなって
走馬灯のように心に巡ります。
恋愛関係で、見逃してしまったもの、持っていなかったもの、与えられなかったもの、それらを冷静に考えることによって、自分の気持ちを受け入れられます。
ただただ、喪失感だけで落ち込んでしまうと何のために落ち込んでいるのか?自分の気持ちがわからなくなり整理に時間がかかります。
良い思い出に感謝の気持ちを持つ
失恋後はよい思い出だけが残ってしまいます。元カレと食べたものや、一緒に行ったお店、
ドライブした車と同じ車を見ただけで悲しみがこみあげます。
今はよい思い出だけが残って思い出すたびに悲しみも深まります。
良い思い出を思い出すたびに元カレを忘れられなくなります。
思い出を心の痛みにするのではなく、良い思い出にありがとうと感謝しましょう
そして、そんな良い思い出を作ってくれた元カレに感謝しましょう。
もう二度と一緒に行くことはないけれど、良い思い出を残してくれてありがとうと思い出に感謝しましょう。
感謝できた時から、その思い出は過去のものになり、心が苦しまなくなります。
そして、元カレの思い出もつらかった気持ちから良い思い出となり、心の痛みが消えていきます。その時に心は成長へと向かいます。
どうして失恋したかを考えない
どうしてこうなってしまったのだろう?どうしてダメだったのだろう?私のどこが悪かったの?と考えないことです。
失恋したということは縁がなかったということですので、考えても結論は出ません。
結論が出ないことをずっと「どうしてだろう」と思っても心が堂々巡りをするだけです。
もし、自分の悪いところに気づいているならば、その悪いところは直す努力は必要です。
悪いところは次の恋愛で繰り返さないようにしましょう。
愛を求めず愛を与えること。
失恋の辛い思い、深い悲しみは何が一番大切かわからせてくれます。
好きになってほしい、愛してほしいと求めるだけではありませんでしたか?
もしかしたらあなたが気づかないうちに求めるだけになっていたのかもしれません。
求めるだけでは愛は成就しません。愛されたらその倍は愛を与えることです。与えることによってさらに愛を与えてもらえます。
いかがでしたか?これからも愛するチャンスはきっとたくさんあります。そして、その愛は彼だけではなく家族を愛することにつながり、夫や子供への愛情へと変わります。
たとえ、失恋しても人生は終わりではありません。これからもっともっと、すてきな思い出につながるたくさんの人生の経験ができます。その経験をこれからもっとすてきに思い出に
変えていけるかどうかはあなたの今の気持ちの持ち方次第です。
今は、これ以上の愛なんて考えられないし、これ以上の彼なんて考えられないという気持ちでいっぱいだと思いますが、時間の経過とともに記憶は薄れていきそこに新たな記憶が上書きされます。
人はみなそうやって時間の経過とともに成長して生きていくのです。あなただけではありません。
つらい苦しみや喪失感、執着心は誰にでもあります。そこにじっととどまっているかどうか、抜け出せるかどうかはあなた次第なのです。