なぜ? 辛い恋愛を楽しい恋愛に変える6つの法則
恋愛は、辛いこと、悲しいことももちろんあるでしょう。
でもそれ以上に嬉しいことや楽しいことも多くあると思います。
それを共有し、一緒に過ごすことができる恋愛はとても素晴らしいことです。
ですが、「辛い」という気持ちが先行し、そっちが大きくなってしまうと、
嬉しさや楽しさを感じることができず、恋愛が苦痛に感じてしまうことに
なってしまいます。
実際に辛い恋愛を経験した人の多くが、次に進めなかったり、進むまでに時間が
かかったり、その後に大きく影響をもたらしてしまっているのです。
どんな辛い経験をしてしまったのでしょうか?
そして、もう一度素敵な恋愛をするにはどうしたら良いのでしょうか?
① 彼女に浮気されて辛い!
「浮気」は今大きな社会のテーマとなっているといっても過言ではないでしょう。
そもそも浮気をしてしまう人の考えとしては
・寂しかった
・つい出来心で
・やられた仕返し
・浮気とは思っていない
など様々あります。
難しいのは、人の価値観はそれぞれなので「どこからが浮気になるのか」という
ことでしょう。
この価値観のズレから、「浮気になるか、ならないか」という問題も発生して
しまいます。
すれ違いをなくすには、お互いの価値観の擦り合わせが必要と言えます。
ただ、明らかに、「肉体関係をもった」などの浮気であれば言い逃れは
できません。
どの人の価値観でもそれは「浮気」となるでしょう。
(中には違う人もいなくはないです、が)
浮気された、という過去を持つ人を多く知っています。
やはり大きな傷を負い、中にはそれ以降、人を信用できなくなってしまう
ほどになります。
その気持ちは十分に理解できます。逆に「浮気をした」という立場の女性もいます。
彼女はお付き合いをして半年、年齢的にも結婚を考える頃になってきた時のこと
だそうです。
仕事が忙しいながらにも会う時間を作ってくれ、大手に勤めていて収入も良い、
趣味はサッカーで社会人チームに入り、運動神経も良く、かっこいいと評判の彼氏。
そんな彼氏と彼女は周りからみれば順風満帆でした。
ですが彼女は浮気をしました。先に言っておきますが、彼女は浮気をするような
軽い女性では決してありません。
少なくとも友人たちは皆そう思っていました。ですが、してしまったのです。
その理由を聞くと、
・さみしかった
・好きでいてくれているのか不安になった
・嫉妬してほしかった
ということでした。
仕事で会える日が減り寂しかったのもわかります。
不安にもなるでしょう、ですがそのやり方は間違っています。
こうならないように、浮気を防止するには、お互いの信頼関係が絶対条件です。
束縛するでもなく、信頼関係です。信頼関係が十分に築けていたのでしょうか?
② 彼女に好きな人ができた辛い
気持ち、というのは儚く脆いものなのかもしれません。
好き同士で付き合ったはずなのに、いつの間にか彼女は自分を見ていなかった……。
こういうこともあるでしょう。
「好きな人ができた」これだけを聞くと「ほかに目移りをした彼女が悪い」と
とられることが多いでしょう。
それも間違ってはいません。
付き合っている人がいるのにも関わらず、他の人を好きになってしまったの
ですから。ですが、一概に、相手のせいだとは言い切れません。
彼女の気持ちをつなぎとめておくようなことは出来ていましたか?
想いやりを持てていましたか?
マンネリ化していませんでしたか?
好き、と気持ちを伝えられていましたか?
実は女性は思っているよりもずっと、寂しがり屋です。
さらには、自分に対しての気持ちを持ってくれることに幸せを凄く感じます。
男性の場合、「付き合っている」という事実が持てると安心して、気持ちを
伝えたり、何か行動に起こしたりすることが極端に減るパターンが多くあります。
対して女性は、男性がそうなると「自分に対しての興味がなくなったのか」などの
不安な気持ちになってしまいます。
もしそんな時に「自分のことを想ってくれる人」が現れたら、気持ちが揺らいで
しまうのも、わからなくありません。
付き合っている、という事実に甘んじることなく、「相手を想う」という気持ち
はお互いにいつまでも持たなければいけないのかもしれません。
③ 会いたいのに会えない辛さ
好きになればなるほど、相手を想う気持ちが増えて「会いたい」と思う
ことも多くなるでしょう。
仕事や相手との都合が合わずに会えなくなり、寂しい気持ちが大きくなって
「別れ」という悲しい決断をしてしまう人もいます。
例えば、遠距離になってしまうなど物理的に会えなくなってしまうと、
どうにも辛い気持ちのほうが勝ってしまうかもしれません。
ただ、ここで重要なのは気持ちだと思います。
会いたいのに会えない、ということに対して、どちらか片方だけではなく、
お互いが同じ気持ちであれば、解決策を見出し、たまに会えるその日を幸せに
感じることができるでしょう。それが例え遠距離だとしてもです。
実際に、1年に数回しか会えないカップルが、何年もその状況を経て結婚した、
という話を聞いたことがあります。
反対に1年に数回しか会えない、となった時点で別れてしまった、という話も。
これはそれぞれのカップルの形がありますから、もちろんふたりで話をしなければ
いけないです。
会えない=辛い、というのはそれだけ相手を想っているということ。
もちろん会えないのはとても辛いことですが、「次会うまでに自分はこうなっていよう!」
など前向きに捉えられると、自分にとってもステップアップの期間と出来ますし、
相手からしても次会うのが楽しみになるので良いと思います。
考え方次第です。
会えないのが辛い、と直結させるのではなく、自分のタメになる方法を探せるように
成長しましょう。
④ 気持ちが通じ合えない辛さ
付き合っていく中で気持ちの通じ合いは必要不可欠です。
でもそれが出来ないと「気持ちをわかってくれない」と不満につながり、怒りに
なってしまうことも。
それが恋愛が辛いと思わせる原因にもなってしまいます。
気持ち、はお互いに言葉で伝えないと通じ合うことはできません。
付き合った期間が長いから、相手はこれくらい言わなくても理解してくれるだろう、
こういう思いから口に出さない人も多いようですがこれは間違いです。
自分の気持ちは、自分で声に出さなければいけないのです。
「こう思っている」
「こうしてほしい」小さなことでもそうです。
よく男性の意見として、「いきなり怒り始めて何を考えているのかわからない」と
いうのを聞きます。
もしここで彼女が「なんでそんなこともわからないの?」と言われたら
どう思いますか?
「いや、言ってくれないとわからないよ」と思ってしまいませんか?
気持ちが通じる、というのは言葉あってこそです。
もちろん、付き合いが長くなってくれば徐々に言葉に出さなくても相手のことを
想って行動することが正解な場面も多くなってくるでしょう。
ですが、そこに甘んじて自分の気持ちを言わなくなってしまうと、
気持ちが通じ合わなくなってきます。
気持ちが通じ合えない、というのはお互いの努力次第でどうにでもなります。
もし、気持ちが通じてなくて辛いと思うようなことがあれば、
「自分は気持ちを伝えられているか」
もう一度考えてみてはいかがでしょうか?
⑤好きなのに振り向いてもらえない辛さ
片思いをしていると、
「会えた」
「喋ることができた」と少しのことでも嬉しくなると思います。
その嬉しさから「相手に振り向いてもらえるように」と努力し、
相手のことを考える時間も必然と多くなることでしょう。
ですがそれとは裏腹に「いつまで経っても相手に振り向いてもらえない」と
なるとすごく辛くなってしまうと思います。
その辛さのほうが大きくなってしまうと、恋愛の楽しさや嬉しさはどこへやら、
嫌な思いをするものだ、と思い込んでしまいます。
好きな人には振り向いてもらいたい、その気持ちはとてもわかります。
やはり相手も気持ちがある「人」ですから、絶対に自分の気持ちに対して応えて
くれるという保証はどこにもありません。
逆に言えば、だからこそ恋愛は楽しいのです。
振り向いてもらえるように、努力をし、かけひきをし、そんな時間が楽しく
思うことありませんか?
最初から思い通りになったらつまらなくないですか?
振り向いてもらえないことを辛いと感じるのはしょうがないですが、そこで
思いつめる必要は全くないのです。
振り向いてもらえなかったらそこまでの縁だった、と割り切っても良いと思います。
とことん追い続けても良いと思います。
ただどちらにせよ、決断をするのは自分ですから「振り向いてもらえない相手」に
対して辛い、と思っても、自分がこの道を選んだのだ、と思わなければいけないと
思います。
⑤ 相手に彼がいた辛い!
好きで想い続けて、そんな中、彼がいたとわかったら、それはすごく辛いことです。
彼がいるからしょうがない、と頭ではわかってもなかなか切り替えられるものでも
ありません。
そんな時は無理に忘れようとしなくて良いのです。
「他の人も魅力的だと感じる彼女を好きになった」自分を褒めてあげても良いと
思います。
恋愛の失恋の辛さを癒せるのは、またその次の恋愛です。その時がくるまで、
無理をせずにゆっくりと気持ちの整理をつかるのが良いでしょう。
⑥ 二股をかけられて自分が遊び相手だった辛さ
これは凄く辛い経験です。二股をかけられていることだけでも辛いのに、自分のほうが
遊び相手だった、となれば、彼女にとって自分は何だったのだ、と思ってしまいます。
気持ちの整理はなかなかつかないでしょう。
そしてすぐ相手を嫌いになれるものでもないかもしれません。
ですがここは、「そんな相手と別れられて良かった」と自分を洗脳していく
ほかありません。
なぜなら普通の失恋とは違い、「付き合っていてもその先自分が苦しむのが
目に見えているから」です。
決して傷は浅いものではないでしょう。ですが、自分を洗脳してでもそう思った
ほうが自分のタメです。
というのも、友人の知人が同じ体験をしたときに、必要以上に落ち込み、
仕事も辞め、その後もずっと引きこもった生活をしてしまっているのを知って
いるからです。
まわりからしたら「そんな相手」と思うからこそ、その人がそうなってしまった
ことが残念で仕方ありません。
無理矢理にでも切り替えられるようにしてあげればよかった、と友人は今でも
悔やんでいます。ですからある程度、自分で洗脳してでも切り替えていくほうが
良いでしょう。そもそも「二股」するような人なのですから。
自分と幸せになる人ではなかった、ときっぱりと切り替えましょう。
少しでも早く!
恋愛=辛い、と思っている人は自分の気持ちでそう思ってしまっている場合と、
相手によってそう思わされてしまった場合があると思います。
辛いという感情はあくまでも「自分の感情」です。
そう思い続けるのも辞めるのも自分で決めることができます。
そして、できれば「恋愛=辛い」という気持ちはすっきりと取っ払いましょう。
恋愛は辛いこともあるけれど、恋愛はそれだけではないからです。
その良い方向に目が向かずに辛いという悪い方向の考えで支配されてしまうの
は勿体ないのです。
恋愛が辛い、と感じてしまっていたら、楽しかった時のこと、うれしかった時のこと、
少し思い出してみてください。
きっと気持ちが温かくなると思います。
もう一度そうなれるように、恋愛が「辛い」という気持ちをなくせなくても、
いったんは置いて、恋愛と向き合ってみませんか?