男性が話したいけれど話せない失恋の6つの哀愁 


                                               


男性が話したいけれど話せない失恋の6つの哀愁

失恋の辛い話はなかなか口に出せないものです。
まして、男の失恋となると余計に話せません。
男の辛い失恋の話 特徴的な6つの話をまとめてみました。

①小学校の失恋の話

小学生の時の初恋ほどほろ苦いものはないです。
クラスの中でひと際目立つ綺麗なあの子、他の男子も噂しています。
毎日、気になって仕方がありません。

バレンタインデーがもうすぐ近づくけれども、希望なんて持てるのでしょうか?

だれでも、失恋なんてしたくないのです。
最初の大切な恋ですから。そうかと言って自分から「好きだ!」と告白するのも
気がとがめます。

やっとの思いで、赤毛のアンの本を貸してあげます。
「これいい本だよ。女子は好きみたいだよ。」とやや、仏頂面で本を貸して
走り去る男子です。可愛いです。

後日、憧れの彼女から「ありがとう。でも〇〇君から貰っているの。ごめんね。返す。」
と本を返されてがっかり。

絵にかいたような幼い初恋の失恋です。
こんな切ない失恋の話を大人になってもたまに思い出し、苦笑いがでます。

②偶然の出会いってあるの?!

ドラマのような偶然の出会い、オフィス街でビルの一角でぶつかる男女です。

バッグやスーツケースをばらばらと落とし、お互い謝りながら笑顔で相手をみれば、
好印象な女性がかがんでいます。

内心ときめきます。があくまで急いでいる時で、いきなり名刺をだしたら何だと
思われるので止めておきます。

3日後、また同じビルでその彼女とバッタリです!
「あら、先日は失礼しました。」とカツカツとヒールで寄ってこられたら、
一瞬、目がくらみそうです。

この出会いは運命だと信じるようになりますが、後日、ランチの時間で彼女が
他のすてきな男性と親しげにオープンカフェでくつろいでいるのを目撃します。
あっけない失恋の話です。

ドラマのわき役のような失恋の話です。

③メールで遠距離を克服しようにも悲劇の結末

彼女とは長期出張で彼女から遠く離れた地方で3か月も離れたままです。

そんな、遠距離恋愛もこまめにラインをして、夜は会話をして遠距離交際を
克服しようと努力しました。

2か月くらいは順調に夜のラインでの会話が続きます。
ラインだけでなく、電話での会話もはずみます。

ラインや会話もしていても、時間とともに彼女のほうに異変がでてきます。
言葉のはしばしに「寂しい」という単語がでてきます。

3か月後、もうすぐ彼女のいる東京へ帰るころ、彼女のほうから
「話があるの。ごめんなさい。私を好きだと言ってくれる人がいて。」
という言葉が耳に入ります。

その言葉を言われた瞬間、気が遠くなりそうで倒れそうでした。
うすうす、予感はしていたものの、失恋の崖におちていく瞬間でした。

この話を今でも引きずって、同僚に「遠距離はだめだぞ」と話しています。

④高校生の切ない恋愛

今となっては背伸びしていた高校生の頃のことです。
男子はバスケット部に人気があり、野球部もエースは人気がありますが自分が
所属しているのは、生物部。

文化祭にはバジルの苗を100円で売るためせっせと苗を増やす作業をしていて、
周りを見渡せば部員は男子ばかりです。

ある日、女性新入部員が入部してきます。おどおどしていて初々しい彼女です。
男子は張り切って顧問になったかのように彼女に色々と生物の基礎を教えてあげます。

彼女もうなずきながら、じぃーっとこちらを見たまま、時々笑います。
その笑顔がまた可愛いのです。

なんて女の子ってこんないい香りがするんだろう、とすぐそばで彼女の香りまで
覚えてしまう男子です。

運動部にいなくても出会いはあったのです。文化祭も華やかに終わり、みんなで
片づけをしながら、男子は思い切って彼女を誘い出します。

そこで、「ねぇ僕と、付き合ってくれないかな?」と彼にしてみればかなりの
勇気で伝えました。

彼女は「うーん、私、彼氏より、生き物が好きなんです。
お花も好きだし、ハムスターも好きだし、だから生物部に入ったんです。ごめんなさい。」

と頭を下げられ、一撃で失恋の塊になってしまったのでした。
文化祭が終わらなければ良かったのにと恨みさえします。

他に好きな人がいると言われるよりマシかなと自分に言い聞かせる
高校生の時の失恋の話でした。

⑤職場で困っている新入社員の彼女を助けてあげたら?

毎年、職場に4月から新たに新入社員が入ってきました。
女性も何人かいます。男性陣は心の中でひそかに品定めします。

その時、一番、不器用なあか抜けない女性になぜか目がいってしまいます。
昔の自分とダブるのです。

上司から何度も注意され、仕事をやり直して残業をしています。
「はじめから大変だよなぁ。僕も昔はそうだった。」と
彼女のことが放っておけません。

新入女子社員は美人な子ばかりがもてる訳ではありません。
それに美人たちは今までもてているし、美人にアプローチをして失恋したくないと
多くの社員は思っています。

新入生にライバルはなしとばかりに不器用な女子社員に親切にしています。
ある日、その女子社員のスマートホンの会話を聞いてガーンときます。

どうやら大学時代から付き合っている彼氏がいるらしいのです。
人づてにも聞きました。あっけない失恋の話でした。

こんな話ってあるのでしょうか?
人は外見じゃわからないものだなぁと男は実感します。

⑥毎日、駅で顔を合わせるうちに

毎日の通勤ラッシュにストレスも感じがちです。
そんな中、同じ駅でしかも同じ車両に並ぶ女性が気になっています。

寒い時に彼女は手袋をした手をもみながら毎朝、電車を待つ列に並んでいます。
女性の寒そうな姿に同情しながら、もっと側にいきたいと願います。

電車の出会い、そこから先へ進むのは至難の業です。
何といっても赤の他人ですから。

結局、しばらく女性の反応をみることにします。ある朝、目があえば少し笑い
会釈をします。が、女性は気が付かない様子です。

次は満員電車に乗ってぎゅうぎゅうの中、女性のほうに近づきますが、彼女は
スマホをいじって周囲をみる雰囲気はない様子。

毎朝、繰り返しても電車の風景は変わらずある日。彼女が電車に乗らなくなった
ことに気づいたプラットホームは
失恋ロードです。

男は淡い初恋から、濃い恋愛まで失恋の話はだれにもあります。

失恋は苦い思い出となって大人になっても脳裏をよぎります。
失恋の話、誰かに話せれば少しは楽になるのに。でも、やはり話せない!!

このまま、心に秘めたまま、経験を糧に男として成長していくのでしょう!