仕事のしすぎは失恋の元　恋愛のバランスのとり方

恋愛のことばかりを考えていたいけれども、現実の生活ではそうはいきません。
仕事をしながら恋人との時間も作って……。
とやりくりをしようとしても上手く行かない場合があります。

今回は、仕事が原因で失恋をしてしまう状態とはどういう場面で起きるのか、
また、仕事が原因で失恋をしてしまった場合の気持ちの持ち方について
考えていきたいと思います。

① 恋愛より仕事！　で失恋してしまった

学生のときから勉学に励む人もたくさんいますが、
勉強をしすぎて失恋したという人はあまりいなかったと思います。

学生のときは忙しかったとしても、
その忙しさは自分である程度コントロールができるもので、
時間をやりくりすれば恋人との時間を持つことは難しくなかったでしょう。

しかし社会人になると、仕事にうちこむあまりにプライベートの時間が
全く持てなくなる人も多くなります。

仕事は自分勝手にスケジュールを組むわけにはいきませんし、
プレッシャーやストレスも多くなります。

それは職種や働いた年数に関わらず、
仕事をする限りは常にあなたにつきまとう問題でもあります。

責任がある以上、いくら恋人と会う時間が欲しくても仕事を優先することになります。
状況を伝えあってお互いに納得しているつもりでも、

それが長期間続いてしまうと失恋につながるような問題に
発展してしまう可能性が高くなります。

仕事が忙しい中でも本当に恋愛を大切にしたいと思ったら、
恋人に「今は忙しいから会う時間が取れない」と伝えるときにも
言葉の選び方に慎重になる必要があるでしょう。

例えば「5日後なら時間が取れそうだから、仕事終わりに食事に行きたい」などと、
待つ時間も楽しくなるような言葉を選ぶことが大切です。

忙しいときにこそ少し言葉を選ぶだけで、同じ行動でも見え方が大きく変わります。
どうしても時間が取れないときには、短くても良いので相手の状況を気遣う言葉を
贈りあったりすることも大切です。

仕事は生きていくためには必要ですし、仕事を誇りとしている人も多くいます。
忙しいときにこそ仕事と恋愛のバランスをうまく取れるように工夫して、
仕事のせいで失恋することがないように行動していきましょう。

② 仕事で成功してから恋愛をする

前項で触れたように仕事と恋愛を両立しようとしても、
どうしても上手く行かない場合もあるかもしれません。

仕事が原因の失恋続きで悩んでいる人は、
一度恋愛のことを忘れて仕事に打ち込んでみるのも良いことかもしれません。

「急がば回れ」ではないですが、恋愛ばかりに気持ちが行っているときには
上手く行かないこともあるからです。

恋愛のことばかり考えていると、ついつい気持ちが前のめりになりがちです。
相手も同じくらい気持ちが前に向いていればいいのですが、
あまり強く押されると引いてしまう人も多いでしょう。

恋愛は数多くある人間関係のひとつの形です。
気持ちのバランスが取れたときに、その関係が上手くいくのです。

仕事に打ち込むことで恋愛にばかり向いていた気持ちが
少しコントロールできるようになります。

なにより、仕事に打ち込む姿は周りの人から見ても魅力的です。
例えあなたが仕事をしている姿を直接見る機会が無くても、
そういう姿勢は自然と伝わるものです。

恋愛にまっすぐ向かっているように思えなくても、
ときには仕事で成功することが恋愛成就への近道になることもあるのです。

③ 失恋の辛さを仕事にぶつける

失恋してしまったときには、何も手に付かなかったり、
周りにあるもの全ての価値が失われたように思ったりすることもあるでしょう。

失恋でなくても、ショックなことが起きたときには
誰でもそんな状況になってしまうものです。

しかし、その状況があまり長く続くのは考えものです。
落ち込んでいるときに無理に気持ちを持ちあげようとするよりも、
目の前の仕事に一生懸命取り組みましょう。

失恋の辛さだけに気持ちがとらわれている時には、
一日が過ぎるのがとても遅く感じると思います。

しかし、職場の人と話をしたり、規則正しいリズムで生活をしたりすることで、
一日が過ぎるのが早く感じるようになると思います。
夢中で仕事に取り組むことで、
自然と失恋の辛さを乗り越えることが出来ているはずです。

④ 仕事の計画を明確にたててすすむ

失恋に関わらず、何かショックなことが起きていると、
注意力が落ちていることがあります。

悩み事があるときに車を運転すると事故を起こしやすかったり、
いつも作っているはずの料理の手順を間違えたりすることもあります。

だからこそ失恋してショックを受けているときにこそ、
仕事の計画を明確にたてていくようにしましょう。

失恋しただけでもショックなのに、
仕事でミスが続いたらあなたの信用が失われてしまいます。

そして、信用を無くした環境で仕事を続けるのはとてもストレスがかかるものです。
悪いことの連鎖はどこかで断ち切らなくてはいけません。

何よりもミスをしないように集中することで、
余計なことを考えずに過ごすことができます。

⑤ 新しい仕事に取り掛かる

失恋してショックを受けているときに、「いつもの仕事」をしていると
ついつい考え事をしてしまいがちです。

深く考えなくても次の手順が分かっている場合などは、
仕事であってもどうしても集中することができなくなってしまうものです。

そういうときには、「新しい仕事」を見つけて取り掛かると良いかもしれません。
新しいことというのは、頭を使わなくては行うことができません。

それがどんなに簡単なことでも、無意識のうちに身体が動くということはありません。
「新しい仕事」といっても、複雑なことをする必要はありません。

与えられている職権の中で、自分に出来ることを考えてみてください。
ルールが厳しく決められている場合は、仕事をやる順番を少し変えるだけでも構いません。

“次は何をするのか？”と考えながら仕事をするだけでも
気持ちがいつもとはだいぶ変わってくると思います。

そうすることで頭がすっきりして、
失恋したことを考えることも少なくなっていくでしょう。

仕事も恋愛も、大人にとってはどちらも大切なものです。
仕事がなければ恋人と遊びにいくお金を得ることもできませんが、
仕事だけをしていたら本当に一緒に居たい人との時間がなくなってしまいます。

しかし両方を天秤にかけて大切な方を決めることはできません。
それはほとんどの人が分かっているのですが、
恋愛という感情が冷静に考えることを邪魔してしまうのも、
また確かなことなのかもしれません。

仕事でも恋愛でも、それだけに集中してしまうとバランスが悪くなってしまいます。

時には落ち着いて、今の自分の状況を
冷静に見極めてみる時間を持つことも必要かもしれません。