恋愛

恋愛って理不尽なことばかりだけれど考え方次第

恋愛って理不尽なことばかりだけれど考え方次第

片思いにせよ、両思いにせよ、カップルになってからにせよ、恋愛をしていると
理不尽なことに多々出会います。

理不尽なお願いをされたり、理不尽な理由づけで振られたり。

人に相談しても解決策のまったく見えないものもあり、どのようにしたら
いいものか途方にくれてしまうこともあるでしょう。

どうしてこんな理不尽なことがふってくるのでしょうか?

① 恋愛が理不尽の意味

恋愛は理不尽なことだらけと言われます。
理不尽というのは、物事の筋が通らないことという意味です。
簡単に言うと、無茶苦茶なことです。

恋愛が理不尽である理由はいくつかあるのですが、その大きな理由の一つが、
努力があまり通用しないからです。

勉強や人間関係は多少なりとも頑張れば何か改善する、あるいはいい状態になると
いうこともありますが、恋愛には通じません。

例えば、芸能人に本気で恋した、恋人になりたいと思っても、かなりまれな例を
除いては恋愛に発展することはありません。
いくら努力しても実際に会って会話を30分することも難しいでしょう。

努力が通じないという点では、外見が大きく関わってきます。
初見の段階で、外見による判別が行われていて、恋愛候補の土俵にすら
あがれないこともあります。

外見の特徴は生まれつきのものが多くあります。歯並びは歯科矯正で、ほくろとりは
美容皮膚科、一重はメイクで二重に、体重過多はダイエットなどと言われますが、
それ以外の部分はどうでしょうか。

身長や顔つきは基本的にはどうすることもできません。
しかしながら、こういった外見というのは恋愛においては最初の段階で
好きになる重要なポイントでもあります。

同じくらいの性格のよい優しい人で、イケメンとブサメンが同時にあなたに
アプローチしてきたらどちらとおつきあいしたいと感じるでしょうか。
おそらく、多くの人がイケメンを選ぶでしょう。

中身が同じくらい良いのであれば、外見による判断になるというのは
普通の思考回路です。

外見がイマイチという人には努力でどうにもならないという点も踏まえて
なかなか厳しい現実かもしれません。

どうしようもない理由で恋愛が左右されることからも恋愛は理不尽と言えるでしょう。

② イケメンは飽きる美人は飽きる

イケメンは飽きる、あるいは美人は飽きるとことわざのように言われることがあります。
これは、美しいものをいつも見ていると、目が肥えてきて次第にその美しいものを
当たり前のように感じてくるということに語源があると言われています。

年齢による老いも少しずつ美しさを変化させていく要因です。
この言葉が表す通り、恋愛の初期に優先的に選ばれやすいのはイケメンですが、
しばらく時間がたってくると、少しずつ飽きてくることがあります。

まさに、恋愛は理不尽です。もちろん、長く付き合うと内面がより重要に
なってくることも大きく関係してくると思われます。

このことからわかるのは、多少外見が優れていても長いスパンでみたら
いいことも悪いこともあるということです。

イケメンでモテまくっているのに、なぜか、彼女と長続きしないという場合には、
内面に何か問題があるのかもしれません。

③ ブスは慣れる

先ほどとは逆の言葉に、ブスは慣れるというものがあります。意味を説明すると、
ブス(外見がイマイチな人)をずっと見ていると、目が慣れて来て、

外見の悪いところをチャームポイントのように捉えるようになる、付き合うなら
外見よりも内面を重視しなさいという意味です。

ブスは慣れるからブスのままでも大丈夫、内面をしっかり磨きなさいと言われて
いるようなものですが、ブスはそもそも選ばれにくいのです。
選ばれなければ、交際には発展しないのです。恋愛は理不尽です。

ただし、恋愛になかなか発展しなくても、片思いの状態で何度か接触機会を
増やすことで外見だけでなく、内面にも注視されるようになる可能性があると
いうことから、やはり、内面を磨くということは大切なことのようです。

付き合う前からブスに慣れてもらう。外見がイマイチな人にとっては、
ある意味とってもいい解決策なのかもしれません。

④ 手に届かない恋愛はある

冒頭に、芸能人と恋愛するのは難しいと言いました。このほかにも、実際に恋愛にまで
発展することが難しいものもあります。

例えば、スポーツ選手やIT企業の社長などなかなか日常生活で実際にお目にかかることの
ない職業の人や、非のうちどころの全くない人、友達の恋人などです。

こういった恋愛経験の多い人は、理不尽な恋愛に恋しているところがあります。
いわゆる悲劇のヒロインに憧れている状態です。

実際に理不尽な恋愛で報われなくてもその恋が楽しかったりします。
しかし、手に届かない恋愛は心をすり減らしてしまいます。

はっきりとやめましょうとも言い難いところではありますが、自分の手の届きそうで
届かない恋愛のほうがきっと楽しいと言えるでしょう。

⑤ 恋愛は一人ではできないから理不尽

そもそも、恋愛というのは一人ではできません。相手があって初めて成立するのです。
恋愛の相手はときに理不尽なお願いをしてくるかもしれません。

そのようなときにどのようにそのお願いを受け取って、対応するかによって
その後の関係も変化してくるのです。

例えば、あなたが前々から一泊温泉旅行のために旅館を予約するなどして
しっかり準備をしていたとします。

そこに、恋愛相手から、やっぱり気分じゃないから、どこどこに変更してほしいと
ちょっと無理なお願いをされたとしましょう。

人によっては、相手の望むとおりにするかもしれませんし、説得してもともとの
プランを推し進めるひともいるでしょう、あるいは、私はこうしたいと思っていると
自分も理不尽な要求をする人もいるかもしれません。

もちろん、このことに正解不正解はないです。このほかにも、婚約していたのに、
浮気をされて、その人のことが好きになったから別れようなんて理不尽なことを
言われるかもしれません。

お伝えしたかったことは、ほんとに思いもかけないところで
恋愛って理不尽だなぁと感じる可能性があるということです。

恋愛は確かに付き合う前から理不尽なこともたくさんありますが、
一方で得ることができる愛情であったり、優しさだったり、
たくさんのいいことがあります。

理不尽なことも乗り越えて、素敵な恋愛をおくるのは考え方次第です。