2人ぎくしゃく 冷却期間は素敵な恋愛のスタート


                                               


2人ぎくしゃく 冷却期間は素敵な恋愛のスタート

みなさんは恋人と「冷却期間」を設けたことはありますか?
冷却期間と聞くと、どうしてもマイナスなイメージをもつ人のほうが
多いのではないでしょうか。

では、もしも冷却期間を設けることになったときにはどうすればよいのか、
恋人との冷却期間を設けることになった場合自分がすべきことは何なのか、
お伝えいたします。

①二人には冷却期間が必要

まず、なぜ冷却期間が必要なのでしょうか?

この冷却期間は恋人との気持ちを確かめ合うことができる上、自分の気持ちを
見つめなおすのにはとても大切な期間となります。

例えば誰かと喧嘩したときに、その場では謝れなくとも時間を置いたのち
謝れた、なんてことありませんか?

冷却期間とは自分を冷静に見つめる時間、その時の状況を
考えられる時間のことなのです。

恋人との冷却期間のきっかけが「喧嘩」なのか、「マンネリ」なのか、
はたまた片方の自分勝手な「行動」なのか、それは人それぞれですが、
冷却期間が恋愛をうまく運んでくれることもあるのです。

ではこの冷却期間を設ける上で大切なことがあります。
それは、
・お互いに望むことを明確にする
・復縁、やり直しが前提とする
これらを前提として冷却期間を設けることが大切になってきます。

②お互いに望むことを考える期間

お互いに望むこと、というのは「冷却期間を経てどうなってほしいのか」
というところです。

相手に直してほしいところ、
相手との付き合い方、
などいろいろとあります。

小さなことでも構わないのです。
「こうしてほしい」と相手に望むものはなんなのか、冷却期間が終わったときに
相手になってほしい姿を明確にしておくことで「冷却期間を置く意味」を
もたせることができるのです。

あるカップルは、
・彼女の彼氏依存を改善してほしい
・彼氏の約束ドタキャンをなくしてほしい
と互いの望むところをしっかりわかった上で冷却期間を設けました。

もし、冷却期間を設けずしてこの望むところを改善しようとしても、難しいでしょう。
なぜならば、そうであったとしたなら、とっくに改善されているからです。
冷却期間を設けようとしているほど、相手に変わってほしいところなのです。

また冷却期間により、相手が自分に何を求めているのかも明確になります。
それを自分の中でしっかりと理解し、行動するには、やはり時間が必要になるのです。

お互いに何を求めているのか明確にすることは、冷却期間を設ける「意味」ともなり、
大変重要なことになるのです。

③冷却期間は復縁やり直しが前提

もうひとつ、冷却期間を設ける上で大切なことがあります。
それは「復縁ややり直しが前提にある」ということです。

冷却期間ののち、別れるかもしれないという選択があるのであれば
それは冷却期間ではありません。

「相手への気持ちが冷めつつある」中で、
冷却期間を設けようとするのは相手に失礼です。

なぜならば「その冷却期間を設ければもとに戻れる」と
期待させてしまうからです。

あくまでも冷却期間は「互いのための時間」であり、恋人との関係を
よくしていこうという気持ちが込められたものなのです。

では実際に冷却期間に入ったとき、どうすればよいのでしょうか。

④冷却期間中は一人の時間を大切に

まずは一人の時間を大切にしてみましょう。
自分の気持ちが落ち込んでいたりすると、きちんとした判断はできません。

相手のことを考えるのも大切なことではありますが、
まずは自分と向き合っていくことが大切です。
恋人との時間に使っていたところを自分の時間にあててみてください。

趣味をするのでもよし、温泉に浸かるもよし、仕事に打ち込むのでもよし、
特に何もせずのんびり過ごすことだってOKです。

日常の生活は意外と慌ただしく過ぎていくものです。
自分と向き合うためには自分の時間を確保しなければ無理なのです。
その時間をきちんとつくって大切にしてみてください。

ただし、一人の時間を大切にするというのは「羽を伸ばす」と
いうことではありませんのでご注意を。

⑤冷却期間の分析をすることが大切

冷却期間中は、一人の時間を作り、自分に時間を投資できたら、
ここで冷却期間の分析をはじめましょう。

相手が自分に求めていること、自分の改善点はないか、
これからどうしていきたいのか、を考えていきます。

ここで大切なのが「相手に求めていることを考えない」ということです。
「相手がこうしてくれたらこうするのに」
「相手のこういうところを直してほしい」
など、相手のことばかり気にしていては冷却期間の意味がありません。

自分をどうするべきなのか、どう行動していけばよいのかを考えるのです。

と言われても難しいかもしれません。
そういう人は、
「なぜ冷却期間を設けることになったのか」を考えてみてください。

順調な恋愛であれば、交際であれば、冷却期間を設ける必要はまったくありません。
冷却期間を設けないカップルもたくさんいます。

とはいっても冷却期間を設けることがダメなわけではありません。
ただ何かしらの原因があって冷却期間を設けているのですから、
その分析が必要となります。

それを考えると、自分の改めるべきところ、相手への気遣いなどが
見えてくるはずです。

そうして分析したものをあとは行動にうつせば良いのです。

⑥冷却期間前と同じことをしない

冷却期間を設けて復縁したり、再スタートをきった恋愛は、以前の恋愛よりも
互いの距離が縮まり、相手のことを考えられているようになるはずです。

冷却期間のことが徐々に薄れ、また同じようなことをしてしまえば冷却期間を
設けた意味がありません。

それどころか次は冷却期間ではなく破局しかねません。

人の気持ちは変わりやすいものです。
だからこそお互いを思う気持ちを忘れてはいけません。

冷却期間はそんな気持ちを思い出させてくれるのに、必要なものでしょう。
ただその冷却期間を生かすも殺すも自分次第。

冷却期間が必要だとなれば、それは互いを見つめなおすチャンスだと思って、
真摯に向き合ってみてください。

すると、冷却期間が終わればまた素敵な恋がスタートできるでしょう