恋愛

本当に必要ですか? 恋愛で我慢すべきポイント!

本当に必要ですか? 恋愛で我慢すべきポイント!

恋人と付き合いが長くなると、たまに我慢をする場面も出てきます。
どうしても会いたいけれど我慢しなくてはいけなかったり、
相手と意見を合わせるために我慢したりすることもあるでしょう。

元々は他人同士なのですから、まったく我慢しなくてもいいという人に
出会える確率はかなり低いと言えます。

多かれ少なかれ、誰でも我慢をしながら恋人と過ごしていると思います。
しかしあなたのしている我慢は、「本当に必要な我慢」でしょうか?

我慢のしすぎは、恋愛に悪影響を及ぼすこともあります。
あなたと恋人との関係を見直して、普段どんなことで我慢をしているのか
考えてみましょう。

① すぐばれる嘘をつかれる

子どもの頃は目の前にあるものを純粋に信じることが出来ますが、
大人になってからはそうはいかないものです。

恋愛の相手が嘘をついていることに気付いてしまったり、
第三者からの情報で嘘をつかれていることが
偶然分かってしまったりすることもあります。

嘘があなたの目の前ではっきりとわかってしまえば、
勢いに任せて相手にいろいろ聞くこともできますが、
そうでない場合の対応は困ったものです。

そういうときには苦しいですが、我慢が必要かもしれません。
相手がなぜ嘘をついているのか、時間かけて理由を探ることで、
相手を必要以上に問い詰めたりすることなく判断することが可能になるからです。

子ども相手でしたら「なぜ嘘をついているのか正直に話してほしい」と伝えれば、
さらに嘘を重ねて答える可能性は低いでしょう。

しかし大人になるとそうはいきません。嘘をつくにはそれなりの理由があり、
その人を問い詰めても本当のところを話してくれるかどうかはわからないのです。

“優しい嘘”もありますし、嘘をつくことになってしまった理由が分かれば、
相手に冷静に接することが出来ます。

嘘をつくことが悪いことだと相手を責めるよりも、
その理由を知ることを優先しましょう。

② 相手に束縛される

恋愛の形は様々ですが、お互いに恋人同士だと確認しあったあとからは、
多かれ少なかれ束縛が生まれます。

例えば恋人以外の異性と二人っきりで出掛けることを禁止したり、
1カ月に1回は必ず遠出をする約束をしたり、といった束縛です。

それらを「束縛」と呼ぶかどうかは状況によりけりだと思いますが、
恋人同士になる前とその後とでは、
お互いの行動は相手のために制限されることになります。

そのバランスがお互いに丁度いい場合は問題にならないのですが、
どちらかの気持ちが大きすぎると居心地が悪いと感じてしまったりします。

束縛をしている側も、自分がしたことに対する
相手の反応が悪いと心が満たされませんし、
束縛をされている側は何かと我慢することが多くなってしまいます。

束縛をされる理由が愛情からくるものだと、
一見したら嬉しいことのように思う人もいるかもしれません。

友人に相談しても「それは好きだから仕方ないんじゃない?喜んだ方がいいよ。」
とまで言われてしまった人もいらっしゃるかもしれません。

恋愛の場合、全く束縛をしない関係というのものおもしろみがないかもしれませんが、
束縛は“相手のことを思ってする行動”ではありません。

相手が自分から離れていくのが怖くて、
それを防ぐために相手の見る世界をコントロールしようとする感情なのです。

それは誰しもが持つ可能性がありますが、
束縛がきびしすぎるとお互いに疲れてしまいます。

束縛をしている人もされている人も、
我慢の限界が来る前に話し合うことが大切です。

束縛をすること以外に、心を満たす方法を見つけることができれば、
もっと幸せな恋愛関係を築いていけるでしょう。

③ 相手に見下されて我慢している

最近よく聞く“マウンティング”とも呼ばれる行動ですが、
恋人同士なのになぜか相手から見下されていると感じた経験はありませんか?

こういう問題が起こると、
男性が女性に対して行っているというイメージを持つ人もいますが、
実際には男女どちらでも起こり得る可能性があります。

相手を見下す行動をとる理由はいろいろ考えられますが、
その理由はどれもあまりいいものではないでしょう。

職場などで過度のストレスを受けていたり、
自分に自信が持てないことを隠したくてそういう行動に出てしまったりすることがあります。

どういう状況にしろ、それは思いやりに欠けた行動であることは間違いありません。
もしあなたが恋愛の相手から見下されたと感じたときには、
「ストレスがたまっているんだろうな」とか
「きっと嫌なことがあったんだろうな」と

相手を変に思いやって我慢することはありません。
恋愛ではお互いに平等であるべきです。

年齢や性別、社会経験などで相手と差をつける必要はないのです。
見下していることに気付いているのにそれを止めさせないと、
相手の行動はどんどんエスカレートしていきます。

そしてあなた自身の誇りも傷つけてしまいかねません。
そして何より、相手を見下すことで得られるものは悪い感情ばかりです。

見下す相手が居なくなった途端、その人はすぐに不安にかられてしまいます。
「見下さないで欲しい」とはっきり伝えた上で、
相手が自分自身のことに対して自信を持てるように手助けをしてあげることが大切です。

④ 優先順位が一番下になっている

デートの予定を立てようとしたら
「この日は友達と遊びにいくからだめ」と言われてしまった経験はありませんか?

もちろん友達も大切ですし、家族や職場の人との人間関係も大切です。
しかし、恋人同士であればその存在も大切なもののはずです。

あなたと関わることをいつも後回しにされていると感じたら、
相手がどうしてそんな行動をとっているのか考える必要がありそうです。

優先順位が一番下になっている理由を探ってみましょう。
もしかしたら、あなたがいつもそばにいてくれると安心して
気持ちに余裕が出過ぎているのかもしれません。

または、あなたと一緒にいることよりも楽しいものを見つけてしまっている可能性も。
どんな理由にしろ、あなたはそういう状況を不満に思っていることは間違いないでしょう。

そういう状況を変えるには、
“あなたのそばにいつも居るわけではない”ということをアピールしてみることが
有効です。

相手がしているのと同じように、あなたもあなたのことを優先する時間を
作ってみてください。

相手がデートに誘ってきても、
我慢して「その日は予定があるから」と返してみましょう。

心が痛むかもしれませんが、少しの期間でしたら何も問題はありません。
相手の反応を伺いながら、恋愛の駆け引きを楽しんでみましょう。

⑤ 先のみとおしがない恋愛

相手が転勤の多い仕事をしていたり、
収入が安定しない職業に就いていたりすると、
恋愛の先も見通しがつきにくい状況になりがちです。

相手の生活も尊重したいけれど、先の見通しがあまりにつかないと、
時々不安になってしまうこともあるでしょう。

不安を口に出すのは勇気が必要ですが、
もしその相手と長く恋愛を続けていきたいと思っているのなら、
節目のときなどに将来の見通しを話し合うことはとても大切なことです。

相手のおかれている状況をよく理解して、
それをお互いにどう思うのかといった気持ちの共有をするだけでも、
不安はずいぶん解消されます。

それと同時に、先の見通しがない状態を不安に思っているという気持ちも、
あまり我慢せずに適度に相手に打ち明けておきましょう。

不安を毎日口に出すのは相手の負担になりかねませんが、
節目のときに気持ちを正直に伝えるのは大切なことです。

⑥ 恋愛に我慢は必要?

恋愛を長く続けるには我慢も時には必要となると思います。
しかし、我慢の方向を間違えると知らないうちに
幸せな恋愛から遠ざかってしまう可能性もあります。

お互いが平等な立場に立った上で、
「この我慢は必要なのか?」と考えることも大切でしょう。

思いやりから我慢をしていたはずが、
いつの間にか相手がすごくわがままな人になってしまった、
なんてことになったら悲しいですよね?

そうなってしまうと、その恋愛は長くは続かなくなってしまいます。
相手の状況を思いやりながら、たまには本音でぶつかりあうことが
できる関係の方がきっと恋愛は長続きするでしょう。

“最近我慢をしすぎているかも”と感じている人は、
一度冷静になって自分の置かれている状況を見直してみましょう。

一言に”我慢する”と言っても、その形はさまざまです。
それを愛情の表現と感じる人もいれば、
心に重たくつきまとって暗い気持ちになってしまう人もいるでしょう。

恋愛の駆け引きにつながらない我慢は、
その理由をしっかり見極めて解消していきましょう。

我慢することで知らないうちに相手への不満がたまってしまうこともあります。
それを防ぐためにも、
日ごろから相手の気持ちをしっかり聞きながら、
あなたの意見も相手に伝える習慣をつけていきましょう。