結婚

幸せな結婚に必要なのは対等な力とギブ&テイク

幸せな結婚に必要なのは対等な力とギブ&テイク

今も昔も、幸せな結婚をしたいというのは、全ての女性の共通の願いです。
女性の自立が難しい昔と違って、最近では男性にも負けない高所得の女性が
増えてきました。

一人でも生きて行ける時代に突入したにも関わらず、
女性は結婚を夢みて「幸せな結婚」というフレーズへ憧れ続けるのです。

① 幸せな結婚とは?

では、女性が思う幸せな結婚とはどういったものなのでしょう。
「優しい旦那様と可愛い子供、
出来ればお気に入りのペットとも一緒に暮らせて、
年に数回は旅行に行って、家族の思い出を沢山作って、
笑いの絶えない明るい家庭を作りたい。

そして、結婚記念日や誕生日には花束やプレゼントをくれて、
日々こまめな連絡をしてくれて、育児や家事にも参加してくれて、
浮気はせずに私だけを愛してくれるような旦那様との結婚。」
女性の理想は、とどまることを知りません。

でも、世の中にはこれに近い結婚を現実のものとし、
幸せな結婚生活をしている人が確かにいるのです。

② 幸せになる為には

私達女性は、幸せになる為には何に気をつけなければならないのでしょうか?
それは、旦那様に愛される女性でいることです。

愛されていなければ、仮に望むものを相手が全部持っていたとしても、
幸せにはなれません。

何を言っているの、愛し合って結婚したのだから、愛されていて当然でしょ?
と言う声が聞こえてきそうですが、本当にそうですか?

結婚が決まってから、結婚式や新居の準備など、
これまで二人だけの関係だった恋愛から、

家族や親族を含んだ現実に直面し、
それまでに出ることのなかった自分の親族への身びいきや、

男性親族への配慮の欠如、感情的で利己的な言動など、
これまで知り得なかったパートナーの一面を知り、愛情が冷めたり、
結婚に対して迷いが出てくるカップルは意外と多いのです。

特に男性は、女性と違い社会的な生き物ですから、
パートナーに幻滅したとしても、既に始まっている結婚というプロジェクトを
白紙に戻すことは難しいのです。

「愛し合って結婚した筈なのに、喧嘩ばかり…。こんな筈じゃなかったのに…。」
そういった女性の声をよく耳にします。

実は、多くの既婚者男性から聞くのはこんな言葉です。
「結婚してから、彼女が変わってしまった。女を感じない、男と一緒にいるようだ。」

これでは、結婚の決め手に間違いが無く、
幸せになれる相手と結婚したとしても、幸せになれる筈が有りません。

妻に女性を感じなくなると、男性の関心が他の女性に向くのは当然のことです。
世に不倫がはびこっているのは、妻側にも問題があるようです。

③ 幸せな結婚の決め手とは?

では、理想を現実にする為に大切な、結婚の決め手について考えてみましょう。
結婚は、パートナーの影響が大きいのは当然のことです。

自分が描く理想の結婚をする為には、パートナーが理想をかなえる要素を
持っていなければなりません。

例えば、前述の理想を叶えるには
「優しさ」「マメさ」年に数回の旅行もあるので「経済力」と、
私だけを愛してくれて浮気をしない「誠実さ」という四つの要素が必要となってきます。

それがいわゆる結婚の決め手という事になります。
この四つを全部持っていれば良いのですが、そんな男性はなかなかいません。

優しくてマメで、浮気の心配はないけど、お金がない。
お金は有って浮気の心配はないけど、優しくないしマメじゃない。
優しくマメで、お金もあるけど、浮気が心配。
あなたに縁のある男性がこの三人だったとしたら、
あなたはどの人を選べば良いのでしょうか?

それによってあなたの理想の結婚も、書き換える必要が出てくるかも知れません。
しかし、条件通りの人と結婚をしても、幸せになれないことがあります。

結婚の決め手にブレはなく、それを持ち合わせる相手と見事結婚しても、
幸せになれる人と、幸せになれない人、理想の結婚が出来ていない人が
いるのは何故なのでしょうか?

④ 結婚してから幸せ?

結婚の幸せは、愛情と言う土台の上にこそ成り立ちます。
結婚をして幸せな生活をしている人は、愛されて当然だとは思っていません。
そして、愛され続ける事が難しいことを知っています。
だから、自分に出来る努力を続けているのです。

それは女で有る事を忘れずに、彼が愛した、
付き合っていた頃の自分を維持することで有り、
更に妻としての役割を果たすということです。

彼は、付き合っていた頃の貴方を愛したのですから、
外見も含めそのまま変わらずいることが大切です。
結婚して10キロも太るなんて、NGです!

そんな当たり前の努力が出来て、
付き合っていた頃の貴方でいられれば、

きっと彼は変わらぬ愛で、あなたを喜ばせる事に
一生懸命になってくれるでしょう。

結婚しても変わらぬ愛情を注いでくれる彼でいてくれるのか、
くれないのかは、あなたの努力にも掛かっているのです。

更に、多くの女性は男性にばかり求めます。
私を幸せにして欲しいと求めます。

皮肉にも誰かに幸せにして欲しいと求めている間は、
幸せは遠いところにあります。

男性に幸せにしてもらう事ばかり考えずに、
自分が相手にしてあげられるとこと、

相手を幸せにしてあげられる方法を考えることが
幸せな結婚への近道です。

お料理は勿論、洗濯や掃除・整理整頓で、
彼の健康且つ清潔ライフを守ってあげても良いのです。

ファッションのコーディネートをして、
彼のかっこよさを作ってあげても良いのです。
結婚はギブ&テイクです。

してもらうことだけを考えずに、自分が何をしてあげられるかを考えて、
見返りを求めずにしてあげることが出来れば良いのです。

そんな女性を、男性は愛し続けるのです。
そして互いに「結婚して幸せだ」と思えるのだと思います。

⑤ 幸せになれる結婚相手とは?

幸せになれる結婚相手は、あなたが結婚生活で譲れないことは何かということを、
はっきりとさせることで浮き彫りになってきます。

そして、更にあなたが何を相手にしてあげるのかで、
それを喜んでくれる相手、
それを必要としている相手ということになります。

それをしっかり見極めて、自分の望む幸せになれる結婚相手を
選択するのが良いでしょう。

このように幸せになれる結婚相手というのは、
あなたの理想の結婚によって決まり、

逆に相手の持ち得る要素によって理想を描けば、
あなたの幸せな結婚スタイルが変わるということです。

幸せになれる結婚相手を見極めるには、
まずそこを整理することが先決です。

世の中かわり、社会も徐々にですが女性の社会的進出を
認めるようになってきました。
もう、男性におんぶに抱っこの時代は終わりました。

女性は、自分の足で立てるくらいに強くなったのです。
だから男性に幸せにしてもらうとか、
幸せにしてもらって当たり前だと思わないで、
自分も男性を幸せにすることを考えるように、変わっていくべきです。

これからは、対等な力で互いに支え合い、補い合い、
協力し合って生きていく時代です。

白馬の王子様を待つのではなく、錬金術師と魔女が結婚するような、
互いの力を惜しみなく出し合う、
そんな幸せな結婚が実現できるのではないでしょうか?