結婚

楽しいだけじゃない? 結婚生活にうんざりする時

楽しいだけじゃない? 結婚生活にうんざりする時

結婚生活に憧れと夢を持っている人はたくさんいます。
ただ、憧れだけでは実際に結婚生活がスタートした時に「思っていたのと違う」と
思うことがよくあります。

その感覚は、どれだけ結婚に対して現実的に考えていたとしても、結婚前に同棲して
いたとしても、結婚生活にうんざりしてしまう瞬間は発生するのでどんな時に
うんざりするのかを詳しく見ていきましょう。

① 結婚生活は時間を拘束される

結婚生活にうんざりする瞬間で、最初に訪れる不満です。
やはり、結婚していると休みの日はゆっくりしたいと思っていても家庭のために
時間を割かなくてはいけません。

買い物や掃除、そのほか食事の準備など基本的なことかもしれませんが、自分1人だった
ら何も気にしなくてよかった部分が、結婚するとそうはいかないです。

同棲であれば、結局独身同士なので飲み会があっても気軽にOKする人もいますが、
結婚すると「主人に聞いてみないと」とか「奥さんがご飯作ってるから」と急な誘いには
対応できなくなります。

家で誰かが待っている、ということは、嬉しいことでもありますが時々結婚生活に
うんざりしてしまう瞬間にもなるといえます。

お互いの時間を拘束されることを良しとするか、ストレスととるかによっても結婚生活が
全く変わってしまうので、夫婦それぞれで意見を伝え合うようにしましょう。

② 自分の好きなことが何もできない

結婚する前は、ライブに行ったり友達と旅行に行ったりなど、自分の好きなことに
時間とお金を費やせたかもしれません。

ですが、結婚生活が始まるとお互いが一緒に過ごすことが前提になるので、1人で
ライブに行くのも友達と旅行に行くのもなんとなく相手に「悪いな」と思ってしまいます。

相手から「好きにしてもいいんだよ」と言われても、気になってしまうのは当然のこと
です。

趣味がないとか、夫婦で好きなことが一緒という場合は、自分の好きなことが何も
できないことは結婚生活にうんざりする理由にはなりませんが、趣味が多い人や自分
の時間も楽しみたい人だとどうしてもうんざりしてしまいます。

ただ、自分の好きなことや相手の好きなことをお互いが好きになる可能性も十分にあるの
で、結婚生活を一緒に過ごしていくうちに、わかり合うこともあり得ます。

お互いの好きなことに対して一緒に楽しむのが難しければ、時々でもいいので自分の時間
が持てるように夫婦で話し合いましょう。

③ お金の管理が厳しい生活

多くの男性が結婚生活でうんざりする理由は、お金の問題がほとんどです。
稼ぎを持ってくるのは男性という場合がほとんどですが、そのお金の管理を
するのは女性という流れになるのが一般的です。

女性に家計を任せた方が、仕事で何かと忙しい男性に任せるよりも円滑に
結婚生活が進むという考えを持っている人が多いので、お金の管理は奥さんに
一任しているという夫婦もたくさんいます。

男性も当然自分のために使うお金が必要になりますから、月々の生活費を渡して
もらっています。

当たり前のように思うかもしれませんが、この生活費として渡してもらう金額が
「少なすぎる」とか「自分が働いたお金なのにもう少しお金が欲しいと言うのも
変な感じがする」という気持ちになります。

基本的に男性は、自分が働いて家を支えているという感覚が強いので、女性側に
財布の紐を強く結ばれていると非常に不満を感じます。

そのため、女性も家計がどんな状況なのかをきちんと男性に伝えて、順序立てて
説明することが必要です。

何も伝えずに、とりあえずこの金額がお小遣いだよと渡しても当然男性も納得はできませ
ん。
圧迫感のないようにすることが、結婚生活にうんざりしないために重要です。

④ お互いの仕事への理解がない関係

最近では、共働きの夫婦が増えてきています。
そのため、家事の分担が自然と求められますが、未だに家事全般は女性が行い、
男性は時々ゴミ捨てをしてくれる程度です。

結婚生活でうんざりしてしまう大きな理由として、お互いの仕事への理解がなく、
お互いが不満ばかりを口にする瞬間です。

「私だって仕事しているのにどうして何も手伝ってくれないの」「今は忙しい時期だし、
女なんだから家事ちゃんとしてくれよ」など、仕事と家庭の両立に疲れてしまった
女性の一言に対して、さらに火に油を注ぐようなことを言う男性はたくさんいます。

もちろん、お互いが仕事をしているわけですから、忙しい時期があるのは当然です。
だからこそ、平等に家事を分担しなくては、どちらかが負担を背負ってしまうことに
変わりはありません。

時々手伝ってくれても、実はそんなに嬉しくはないです。
日頃からしっかりと家事を一緒に担ってくれるような相手ではないと、どうしても
結婚生活はうまくいきません。

不満がお互い募るだけなので、結婚生活にうんざりしてしまう前に、家事分担はきちんと
話し合ってから結婚するようにしてください。

⑤ お互いの考え方のずれを感じる生活

結婚生活というのは、もともと他人同士が少しずつ家族になっていくものです。
お互い育ってきた環境も違えば、思考ももちろん違うので、多少のずれというのは
許容するべきです。

しかし、交際していた時には全く気づけなかった相手の考え方を知ると受け入れがたい
ものだったり、子供ができた後に子育ての考え方にずれを感じてしまってケンカが増える
という夫婦もたくさんいます。

考え方というのは、長年ずっと同じというわけではありません。
わかり合う必要はないかもしれませんが、自分がこういう考え方で相手はこういう考え方
と話すくらいはしておいた方が、結婚生活にうんざりしたりストレスをかんじにくく
なります。

結婚に限っては恋愛と違って、相手の悪い面を最初に見ていた方が後々うまくいきます。
ケンカすることは非常に体力が必要なことですが、せっかく夫婦になったのだからこそ、
必要なものだと思ってください。

⑥ 話しあいができない関係は最悪

結婚すると、交際している時とは別の問題がいろいろ生じてきます。
交際している時であれば、お互いの悪い面が出てきてケンカになったり、すれ違いが
起きてケンカになるということも多いです。

一方で、結婚生活を続けていると生活の面だったり、お金の面だったり、恋愛とは
全く別の現実的な問題に直面します。

ですが、仕事を理由に話しあいに応じてもらえなかったり、感情的になって話しあいが
できないということもよくある話です。

結婚を続けていく、ということは家族を守るという意味にも繋がっていくので、
やはり問題に直面した時は話しあいが必要になります。

話しあいができない関係だと、相手への信頼感情も薄れてきてしまいます。
夫婦は信頼することで、自分の思いを口にすることができるため、話しあいができない
結婚生活は誰でもうんざりします。

⑦ モラハラに近い関係を求められる相手

夫婦でも、上下関係をつけたがる人がいます。

男女問わず、相手に対して「役に立たない」とか「こんなこともできないなんて
どんな育ち方したんだ」などと言うのは、モラハラに近い、もしくはモラハラと
とらえられてもおかしくありません。

交際している時は優しかったのに、という場合がほとんどで、結婚した途端に
自分の思い通りに相手が動かないと、言葉で攻撃してきます。

その時に反論すれば、倍返しで返ってくるので、必要以上に傷付く可能性が
高くなります。

自分の心を守るために相手に言わせておこうとグッと気持ちを堪える人も多く、
そのような結婚生活にうんざりしてしまいます。

普段の生活の中でも、モラハラに近い言い方をされた時は「そんな風に言わないで」
と毅然とした態度で向かいましょう。

相手の機嫌を伺うような関係は、いずれ破綻します。話しあいに応じないような
相手であれば、結婚生活がうまくいかない可能性が高いです。

このように、結婚生活にうんざりしてしまう瞬間というのはいろいろあります。
恋愛と違って結婚は、好きだという愛だけでは済まされない現実も出てきますし、
信頼関係が最も大事なことです。

そのため、結婚生活にうんざりしてきた時はきちんと相手にも気持ちを伝えてみましょう。

相手と一緒にいたいという気持ちあるのなら、踏み出す勇気も必要です。