大人の恋愛における 5つの正しいアプローチ法


                                               


大人の恋愛における 5つの正しいアプローチ法

幸運にも素敵な人との出会いが訪れたあなた。

二人の関係を一歩前進させたいけれど、どうしたらいいかわからずに不安になって
いませんか?

そんな悩みを持つのは決して恥ずかしいことではありません。
恋愛とは、人間から冷静な思考回路を奪い去るものなのです。

しかし、舞い上がってばかりではいられません。
せっかくの出会いを無駄にせず恋愛を成就させるには、正しいアプローチをする必要
があります。

今のあなたにはどんなアプローチが良いのか、ほんの少しだけ冷静になって
考えてみましょう。

① 好きという気持ちを伝える

もともと“アプローチ(approach)”には、物理的な距離を近づける、という意味が
あります。

恋愛においてもその感覚はあまり変わらず、
「好きな人にアプローチをする」といった場合、
「自らの好意を相手にそれとなく知ってもらい、
行動を起こして気持ちの距離を縮める」という意味合いで使われています。

子どもの頃は気持ちを素直に表現することになんの躊躇もなかった人がほとんどだと思います。

経験が少ない子どものうちは気持ちを受け取ってもらえるかどうか、その心配をする必要
が無かったのです。

しかし、年齢を重ねた今は行動に移す前に、いろいろと考え込んでしまうのではないで
しょうか?

恋愛のアプローチの最終目標は、「好きという気持ちを伝える」ことにあります。

それをふまえて考えると、正しいアプローチの道筋が見えてきます。
あまり背伸びをせずに、今のあなたができることを探してみてください。

無理をして高い食事に誘ったり、相手の趣味に合わせたりすることはありません。

もちろん人生経験の観点から言えば、どちらもあなたに新しい世界を見せてくれる
かもしれません。

しかし、背伸びしたその足は疲れて地面に着いてしまう日がやってくるものです。

 

② アプローチする自信がない

アプローチをためらっている多くの人は
“好意を持ってもらえなかったらどうしよう”とか、
“自分では魅力が足りないのではないだろうか”
といったことを考えてばかりいるのではないでしょうか?

しかしそれは本来、アプローチが成功した後に恋愛の相手が決めることなのです。

人間というのは不思議なもので、ある時点までは「ただの友達」である人が、
自分に好意を持っているとわかった瞬間に、その人の評価が変わることがあるのです。

同じ人間のはずなのに、全く違う人に生まれ変わったかのようになってしまうことも
あります。ですから、先のことは恋愛のアプローチが成功してから考えればよいのです。

それでもまだ動き出せない人は、自分の得意なことは何なのかを考えてみてください。

苦手なことを出来るようにするよりも、得意なことを伸ばしていくほうが自信に
つながります。

その長所となりうる部分が、好きな相手に直接関係が無くてもよいのです。
あなたの趣味が釣りならば、それを楽しんで少しでもスキルを磨いてみてください。

おしゃれをするのが好きなのでしたら、相手の趣味に無理に合わせなくとも、
存分におしゃれを楽しんでみてください。

心が満たされることで、周りからの評価も自然といい方向へ変わっていきます。

 

③ 恋愛アプローチをあきらめる時

「努力は報われる」とか「あきらめなければ願いは必ず叶う」といったことは、
恋愛に関わらずよく聞く言葉です。

しかし恋愛においてはあきらめるということも時に大切になってきます。

例えばアプローチの一環として、好きな相手を映画に誘ったとします。
そこで相手からは断られたとして、あなたはその時にどう考えますか?

“好みの映画じゃなかったのかな?”とか、
“日にちが悪かったのかな?”
と考えて再度トライしてみようと思ったりしていませんか?

そうやって、あなたはどうしても映画に誘いたいと思っていませんか?

一緒に映画に行くことができなければ、恋愛のアプローチは失敗だと思っているかも
しれません。

実は「映画に誘う」という行動だけで、恋愛アプローチの効果は充分なのです。
映画に行くか行かないかよりも、誘ったという事実だけで相手にはあなたの好意が伝わります。

相手が映画に行かないと答えた理由は無理に聞き出すことはありません。

映画作戦はあきらめて、次の一手を探すのです。
成果を求めるあまり、強引になってしまっては相手に警戒されるだけなのです。

 

④ 脈無し 恋愛アプローチ

いろいろ作戦を立ててみたけれども、“これって脈無しなのかな?”
と落ち込む時もあるのではないでしょうか。

相手が急によそよそしくなったり、どんな方向から誘いをかけても、自分との時間を
作ってもらえない場合は「脈無し」と判断しても仕方ないかもしれません。

その時は潔く、恋愛アプローチをやめてみる方がよいでしょう。
恋愛とはあなたの人間関係の延長線上にあるものです。

恋愛をしていると冷静さを取り戻すのはかなり難しいですが、無理なアプローチを
続けてしまうとあなたの人間関係を全て壊しかねません。

アプローチをやめることは、決してネガティブなことではないのです。

それもまた、恋愛の駆け引きのひとつとなり得ます。
今までアプローチをし続けていた人が、急にそれを止めたときに、人はその人の動向が
気になるものです。

そんな状況になったとき大切なのは、今まで通り自然に相手と接することと、
相手の気が変わったときにはいつでも受け入れられるように心に余裕を持つことです。

 

⑤ アプローチを成功させるには

上記で順をおって触れていきましたが、恋愛のアプローチを成功させるためには、
以下の要素が必要です。

・自分に自信をもつこと
・恋愛のアプローチ作戦が失敗しても、それに固執しないこと
・脈無しと判断したら、潔く引き下がること

どの要素も、あなたが冷静でなくては出来ないものです。
相手の好みや行動に合わせすぎると、多くの人は余裕をなくしてしまいます。

余裕のある人と、余裕が無い人のどちらと一緒に時間を過ごしたいかと問われれば、
多くの人は後者を選ぶでしょう。

余裕のある人となら、映画を観に行ったり、初めて行くアミューズメントパークにも
足が向くかもしれません。

そうやって、恋愛のアプローチの成功率を上げていきましょう。

大人になると、行動のあとに成果を求められることが多くなります。
それは仕事をする上では大切な考え方ですが、それを恋愛にも応用してしまうと上手く
いかないことがあるのです。

結果をもたらすのは相手であり、相手の気持ちはあなたのコントロールの及ばない
ものだからです。

そういった「諦める勇気」と「今の自分に自信をもつ」ことで、余裕をもった
恋愛アプローチができるのではないでしょうか?