婚活で経験するぞっとしてしまってとかんじる時
婚活をしていると図らずもぞっとしてしまう経験をすることがあります。心構えのために、どのようなことが起こり得るのか、まだどのようにとらえたらよいかみてみましょう。
①相手のそぶりにぞっとして
婚活をする中で、お相手が話したことを覚えていないと、ぞっとしてしまって思わずかたまってしまうかもしれません。婚活は複数の人と連絡を取り合い、実際に会うことがあるので、このようなことが起こります。真剣に婚活に取り組み、あなたに興味があるお相手であれば、話した内容をメモしておくなど、あなたを知ろうとする行動を取ります。ぞっとするそぶりを取るということは、残念ながらあなたにあまり興味がないと言わざるを得ないでしょう。婚活を進めると、急な仕事や体調不良でどうしても約束をドタキャンしなければならない時があるかもしれません。そんな時に「人気店で予約が大変だったのに」「キャンセル料が発生してしまう」などぞっとすることをまず言うようなお相手も考えものです。内心はそう思っても「大変だね、仕事頑張ってね」「ゆっくり休んで元気になったらまた行こうね」と優しいそぶりを取れるお相手を選びましょう。
②物のいい方にぞっとして
婚活をしていると、お相手の物のいい方にぞっとしてしまうこともあるでしょう。物のいい方はお相手の性格や考えがとても表れるものです。物のいい方がきつい人は自覚していない人も多いので「そのようなきついいい方をされると悲しい」と伝えてみてください。それでお相手が素直に謝り改善が見られるようであれば、今後の婚活でのお付き合いは明るいと思います。物のいい方がきつい人は、自信がないため虚勢を張っている場合もあります。何が原因なのか落ち着いて観察してみましょう。
婚活では物のいい方を知らない人にぞっとしてしまうこともあるでしょう。頭の回転のよさに関係することですので、物のいい方がきつい人よりも厄介かもしれません。なぜそのようないい方をするのか、納得する理由が見つからなければ、お相手との今後を考え直したほうがよいでしょう。
③批判悪口にぞっとして
婚活で会ったお相手が批判悪口ばかりいう人だったら、ぞっとしてしまいます。一般的に女性のほうが数名集まると、そこにいない誰かの批判悪口で盛り上がるイメージがありますが、実は男性も、特に仕事関係の批判悪口は多いようです。なぜ批判悪口を言うのか、それは自分に自信がないからと考えられます。自分は優秀だと自信のある人、今の自分に満足している人は決して批判悪口を言いません。
仕事や学校、趣味の集まりなど、人が集まれば必ず自分に合わない人も出てきます。嫌な態度を取られたり、嫌なことを言われたり、誰でも思わず愚痴りたい気持ちになるのは理解できます。ただし、それを婚活のお相手のあなたに言うか言わないか、そこが婚活お相手としてふさわしいかどうか見極めのポイントかと思います。せめて仲間内での批判悪口にとどめておけばよいものの、それをあなたに話す必要があるのかどうか。賢いお相手なら、批判悪口をあなたに話したことであなたがぞっとしてしまい、自分の評価が下がることをよくわかっているはずです。
④年収を聞いてぞっとして
婚活を進める上でお相手の年収はとても気になる項目だと思います。できれば自分よりも稼ぎのある人と結婚したい、と多くの人が考えているでしょう。子供を持ちたいと考えているなら尚更だと思います。女性は出産でどうしても仕事を離れなくてはなりませんので、将来の家計に安心感を得たいと考えます。
年収はデリケートな部分でありあまり大きな声では言えませんが、お相手の年収を聞いてぞっとしてしまって、今後のお付き合いをどうするか迷っている方もいるでしょう。ぞっとしてしまったということは、お相手の年収が自分よりもかなり低い場合かと思います。その低さがどうしても納得できない場合は、お相手との婚活自体を考えなおさなくてはなりません。ただし、人となりは年収だけではないということも今一度考えてみましょう。年収は今後上がることもありますし、性格や価値観はなかなか変わることのないものですので、相性が良いなと思うお相手でしたら、お付き合いを続けましょう。
⑤マザコンにぞっとして
婚活をしている女性をもっともぞっとさせるのはマザコンかもしれません。母親思いとマザコンは似ているようでまったく違います。ことあるごとに母親を気にかけ、母親の話題が出てくるのは単なる母親思いかもしれません。すぐにマザコンだと決めつけず、お相手とその母親との距離感を確認するようにしましょう。
マザコンは息子が母親に依存していて、母親も息子を甘えさせている状態です。婚活のお相手がやはりマザコンだとぞっとしてしまったら、今後のお付き合いを考え直したほうがよいかもしれません。マザコンは人の性格がなかなか変えられないのと同じように、すぐに治るものではありません。もしその先に婚活が順調に進んでも、結婚式のことから始まり、住む場所や子供のことなど、あらゆることにお相手の母親が介入してくる恐れがあります。そのような生活に耐えられる、マザコンを差し引いてもまだ魅力的なお相手である、と覚悟できるのであればしばらくお付き合いをして様子をみるのもよいでしょう。
⑥高のぞみにぞっとして
婚活は理想のお相手に出会うためにするものです。ですので、年齢や年収など、いわゆる条件というものをはじめに設定します。条件すべてに合致するお相手が見つかればそれは大変喜ばしいことですが、現実はそのようなことはまず起こりません。性格がよく一緒にいてとても楽しいけれど年齢は希望より少し上だった、専門的な仕事をしていて尊敬するけど年収は思ったよりも低かった、など現実には妥協しなければならない点も出てきます。
フルタイムで働いて収入はこのくらいほしい、親の介護もお願いしたい、などぞっとする高のぞみを平然と言うお相手に会ったら、今後のお付き合いはすぐに考え直しましょう。婚活は理想と現実のすり合わせをしていくことでもあります。婚活を実りあるものにしたければ、理想だけを追い求めてはなかなか結果に結びつきません。
婚活でぞっとしてしまう経験をしたら、まずはひと呼吸おいてその経験を振り返ってみてください。実際はその時感じるほどぞっとする経験でないかもしれませんし、お相手の言動から自分の言動を振り返るきっかけにもなります。ぞっとする経験も婚活の糧にしてしまうたくましさも婚活には必要です。