恋愛と結婚の違いはこんなに大きい! その差とは?
恋愛と結婚の違いはどんなところにあるのでしょうか?恋愛の先が結婚と思いがちですが、じつは、恋愛と結婚には大きな違いがあります。
恋愛と結婚の違いを知って、恋愛から結婚に進むことができれば充実した結婚生活とすてきな人生を歩めるのではないでしょうか?
恋愛と結婚の違いを詳しくまとめました。
〈恋愛は〉
① 好きになる気持ち
お互いを好きになり、この人と交際したい、交際しようという気持ちが強くなり、その人を思ったら気持ちの中から思いが離れなくなってしまうのが恋愛です。自分ではどうしようもない感情が恋愛なのです。
② 感情が高ぶる
好きになればなるほど、相手の気持ちには関係なくして思いがどんどん募っていく。
恋愛は一種の興奮状態に陥っているといえますので、好きという気持ちが最高潮に
達していきます。
③ 恋愛の時だけの関係
恋愛関係にある時、それがお互いの気持ちの一番のMAXです。
好きになったら将来を考えて結婚したいと思うのは自然ですが、そこにはお互いの気持ちの結びつきが必要です。
④ 相手を思いやる気持ち
相手がいなくては恋愛関係は成立しませんので、好きな気持ちイコール相手を思いやるという感情が恋愛です。
⑤ 将来的に結婚を考える
好きな相手とはずっと一緒にいたいと思うのが恋愛感情です。
男性の場合は絶対に離したくないという独占欲から結婚を考えることが多いです。
女性は恋愛感情から交際を経ると、この人の子供を産みたい、この人と一緒にいたいという気持ちに変わっていきます。
⑥ 会いたい時だけ会う
恋愛には誠意・誠実さは必要ですが、責任や義務は伴いませんから、会いたい時に会い、会いたくないときは会わなくてもよいという自分の都合に合わせた会い方ができます。
恋愛で大切なこと
・ドキドキ感
恋愛においては、合った瞬間にトキめき、相手と目が合うとドキドキしたり、別れてきたけれどまたすぐに会いたくなってしまうのが恋愛です。
声が聴きたい、相手にふれていたいなどの感情が起きます。このように自分自身ではコントロールできないのが恋愛感情です。
恋愛においては胸がドキドキするなどの感情が優先しないと恋愛関係には発展しないでしょう。
・思いやりをもつ
恋愛から交際が始まり、お付き合いしていくには思いやりが大切です。お互いを思う気持ちがないと交際は続きません。
例えば、デートで何を食べたいという会話になった時に、自分の食べたいものだけをいつも主張していたら、相手は嫌になります。
お互いの食べたいものを自分の気持ちも推し量りながら、相手の食べたいものも優先してあげることが思いやりです。
気持ちが合えば自然に何が食べたいという時に一緒の同じものが食べたいということです。
・刺激し合える
恋愛においてはよい意味での刺激が大切です。彼がいるから頑張れる、彼女が応援してくれるから自分はやれる。
といった前向きな刺激が恋愛では成長につながります。
ただ、恋愛に没頭してしまうあまり自分の本来のやるべきことがおろそかになってしまうのでは本末転倒です。
恋愛相手と刺激し合ってお互いに成長できるというのが恋愛の素晴らしい点です。
結婚とは
① 2人で住み生活を共にする
生まれた親も違えば育った環境も違います。そんな二人が一緒に生活をするということは、靴の脱ぎ方からお風呂の入り方、トイレの使い方、洗濯物のたたみ方、などすべて違います。
生活習慣を合わせながら最初は一緒に生活していきますので、いろいろな面で協調や我慢が必要です。
しかし、それでも一緒に生活しているという安心感から心の平和が生まれます。
② 一生涯のパートナーとして
人生を一緒にすごすパ-トナーとして一人のかけがえのない存在です。決して他の人では代われることのできない唯一無二の存在です。
③ お互いに支え合う関係
問題が起きたり、辛いこと苦しいことがあった時には、二人の問題として一緒に考えてそれを解決することができる。
お互いが抱える問題を自分の問題として捉え、お互いに支え合うことができる。そして、いつでも味方になれることです。
④ 結婚に対して責任を持つ
生涯の伴侶として、相手に対しても結婚生活に対しても責任が求められます。
夫としての責任・妻としての責任・父親としての責任・母親としての責任・社会との関わりでの責任などです。
家庭という与えられた立場での責任が結婚することによって生じます。そして、結婚生活をすることによってその責任を果たしていくことになります。
⑤ 2人の家族を作る
結婚すると家族ができます。そして、夫婦は他人かも知れませんがふたりの子供が生まれます。子供は血のつながった肉親です。
子供によって親になる喜びを与えられ子供によって親も成長します。それが家族を持つということなのです。
⑥ 親兄弟親戚との関わりを持つ
結婚することによって、お互いの家族との関係が生まれます。義理の親、義理の兄弟、親戚などです。好き嫌い関係なく義理の家族ができます。
親戚・兄弟との付き合いは、自分に家族が増えるという前向きな考え方でとらえるとマイナスな感情はなくなります。
⑦ 法的な拘束が求められる
結婚した場合、民法第752条にあるように、夫婦間は同居し、互いに協力、扶助しなければなりません。
また、守操義務もあり、浮気は離婚原因や(民法第770条1項1号)損害賠償請求の原因となります。
結婚に必要なこと
・最低の経済力
結婚生活を維持していくために最低限の経済力は必要です。
経済力のない結婚は、結婚生活を破たんさせる原因となります。
・安らぎと癒しを得られる
家庭を持つことによって、安らぎと癒しを必要とします。
帰る場所があるという安心感が安らぎや癒しにつながります。
・家族への思い
家族を大切にして、愛情を注ぎ、慈しむことが必要です。
・責任感
結婚生活を継続するための責任感は社会生活すべての責任と連動します。
結婚で得るものの大きさ
・家族
日本社会では家族が一つの単位です。
家族を持てるということが、結婚で得るものの最も大きな利点です。
・子供が持てる
日本においては結婚制度によって子供が持てることは、現状としては
変わりません。
・安定した生活
一人での生活ではなく、結婚することによって安定した生活を得ることが
できます。
・協力しあえる
家族と一緒に協力して家庭を築くことができる。
・生涯を共に人生を作れる
結婚して家族となることによって、二人の人生を共に作ることができます。
恋愛と結婚の違いをこうして詳しくみることによって、大きな違いがあることがわかります。恋愛には恋愛のいいところ、結婚には結婚のいいところがそれぞれあります。
恋愛と結婚は大きく見ると全く違うものということがわかります。
一緒にずっと生きていきたいと思う相手と一緒に生活して一緒に生きられるということはすごく幸せなことです。
いいことも悪いことも受け入れて、お互いに協力をして二人で自分たちの人生を歩む、そして長い時間をかけて調和していく。それが人生の醍醐味につながるのではないでしょうか?