結婚を決意する時 男性が気づけない女性の本音


                                               


結婚を決意する時 男性が気づけない女性の本音

結婚適齢期と言われた昔はクリスマスケーキの売れごろ23歳、24歳でした。

しかし、今は女性もそれぞれケースバイケースで結婚を決意しています。

これからを考えると仕事や親の将来の介護のことや自分の老後など考えることが
たくさんあります。

晩婚化しているとはいえ、結婚を決意する女性の心は、どんなことだと思いますか?
男性に知ってほしい、男性が気づかない女性の気持ちをみてみましょう。

①結婚願望は本当にあるかしら?

結婚願望はある女性ですが、仕事も慣れて面白くなってきたところです。
企画室で立案して仕事仲間と試行錯誤する楽しさを覚えてきました。

新入社員のころ何も分らず密かに泣いていたことも今は昔のことです。
時々学生時代の友人とランチをしたり猫を飼い始めて、仕事が終わり家にいても
最高に癒されます。

「これじゃ私はずっと一人のままじゃないかしら、女が猫を飼いだしたら結婚を
逃すって言うから」と家で猫を抱きしめながらふと、不安になります。

ここで結婚したら、ノリに乗っているのにメンバーから外されないかしら、結婚して
すぐ仕事と両立できるのかしら、フルタイムで主婦も始めて……。

結婚によって生活が変わる不安も多く女性は恋活や婚活に踏み出せないでいます。

第一、 自分は本当に結婚が向いているのだろうかと悩みます。
第二、 今も仕事中心生活で充実しているのですから彼氏とかできると仕事はどうなる
のか、女性自身も想像がつかないのです。

こんな気持ちが本音で不安も多く抱えています。

②結婚がなかなか決断できない

交際中の彼氏がいても、このまま一緒に週末デートできればいいと女性は思います。
もし結婚したら家事があって仕事があってとたんに自分の時間がなくなってしまいます。

男性のことは好きなのですが、でも今一つ、結婚という形に、今は縛られたくないと
思ってしまいます。

いまや結婚も多様化して事実婚や週末婚をとっている夫婦もいます。

女性が望む結婚後のライフスタイルは何なのでしょうか?
将来にことを男性としっかり話す機会がないと結婚を決断できません。

男性からプロポーズを受けたなら、女性が結婚を決意できるまでじっくり二人の
話し合いが必要でしょう。

ただ男性を待たせておくだけでは男性も不安になります。
それは女性が何を迷っているのかわからないからです。

女性にとって結婚は今までの生活が大きく変わることです。

姓が変わり、彼氏を対面的には主人と呼ぶことになります。
仕事も今までの職場で続けられるのか、など考えることは山ほどあります。

引っ越すことも大きな変化です。新生活に入るのも一仕事です。
いろいろ考え始めると、結婚の決意も薄れます。

女性も結婚と仕事とどちらを取るか切実に悩みます。

③もっといい人がいるのでは?

結婚の決意を揺るがす大きなことは、今の彼氏より結婚相手はもっといい人が
いるのではないかと、ふと考えるのです。

今の彼氏よりもっと性格のいい人いるのではないだろうか、もっと素敵な人がいるの
ではないか、もっとときめく人がいるのではないか、よそ見をしてしまうのです。

今日まで築き上げてきた彼との信頼関係に重点をおくのではなく、となりの芝生は
青く見えるではないですが今の彼が本命!と考えないと結婚に踏み切れません。

そうこう迷っている間に周りの女性達は寿報告をしてきます。スピード結婚した
女性も中にはいます。交際3か月で入籍しました。

ぼんやりしていると、迷っているうちに周りにも取り残されて結婚を決意する機会も
失ってしまいます

女性の本音は尽きないのが現状です。

④今より生活レベルが下がる生活は絶対にいや!

女性は35歳過ぎてもバリバリ仕事に打ち込んで、お給料もそれなりに頂いて
都心に近いマンションを借りて生活しています。

観葉植物を育て、ヨガにもいき、エステにもたまにいきネイルもお手入れして
身だしなみにもこだわりがあります。それでも貯金できています。

勤務先まで1時間以内で行ける都心のマンション暮らしは譲れません。
男性と結婚して賃貸に住むにしてもマイホームを買うにしても今より条件が下がる
のを嫌と思います。

マイホームのために予算の都合から遠いところから勤務とか、毎月のローンに追われて
余裕がない生活になってまで、男性と結婚するのはどうしても嫌なのです。

女性には女性なりにこれまで一人で培ってきた生活のノウハウがありここで結婚となれば
また、事情はガラっと変わってくるわけです。

男性側の事情も加味しなければなりません。
男性が出張の多い人や転勤族ならば女性はたとえその男性を好きになっても
はい、結婚しますとすぐには決意できません。

二人の生活が始まるのですから二人で譲歩してプランを立てなければなりません
女性にも譲れないものがあるのです。

女性は結婚後も生活感満載で髪振り乱して暮らしたくはないのです。
こんな本音を言えば男性は引いてしまうでしょう。

⑤結婚するならやはりお金持ち!

これが女性の本音です!
あの名作、星の王子様のように「大切なものは目には見えないのだよ」と
言いたいところです!

女性だってその域に達したいのですが、やはりお金持ちの男性がいいのです。

お金が無いより有るほうが安心です。
それも安定したお金持ちです。つまりは公務員が人気です。

老後のことを考えると公務員の入っている共済年金は厚生年金より支給額が
高いのですから。と考えます。

老後の備えを考えるにしてもダントツ富裕層でなくても安定型小金持ちに女性は
安心を覚えます。

中には社長夫人に憧れる女性もいます。
ただ社員を背負って生きる夫を全身で支えなければなりません。

景気が悪化すれば倒産する会社も出てきます。
タワーマンションで暮らす富裕層から一転、億単位の借金をかかえるリスクも
あるのが経営者ですからその覚悟がなくてはなりません。

それでも男性についていく覚悟があれば、女性は果敢にアタックしていきます。

お金持ちを狙う女性は自分に自信をもっています。
美人で料理も上手で子供も好きで家庭的な内面を持ち合わせています。

「やっぱり金かよ」と男性の皆さん、 ガッカリしないで下さい!

就職氷河期からずっと非正規で働いている女性は貧困生活を送りながら必死に
毎日働いています。

そういう女性は平凡でも3度の食事を、男性とテーブル囲んで味わいたい、
慎ましくてもいいから家族が欲しいと願っている女性も多いのです。

非正規社員の女性は男性に高望みもしません。
富裕層の男性などとの出会いは考えていません。

つつがなく平和に暮らせればいいと願う女性が大半ですから心配はありません。
安心して下さい。

⑥結婚後に不安……。を抱えて

結婚後、生活はどう変わるのか、引越し先でご近所付き合いから始まって
職場と家事の両立ができるのかと不安になる女性は多いのです。

女性には生活が変化することが怖いのです。
古くはマリッジブルーと言われてきました。

結婚がいざ決まりおめでとうと周囲から祝福されるたびに、ブルーになります。

男性にその素直な気持ちを話せばいいのですが、「僕も家事は手伝うから大丈夫だよ」
と言われて終わりになりそうで怖いのです。そういう物理的なことだけではないのです。

「結婚したら仕事は辞めてパート位にしてくれよ」と男性が女性に言うケースもあります。

女性のキャリアを全否定してしまうものです。
男性にしてみれば帰宅したとき、「おかえりなさい」といってくれる声が必要なのです。

しかし、女性の方が正社員でいたいと思えば、結婚を決意するのが難しくなります。

⑦えい!と清水の舞台から飛び降りる思い

女性にとって結婚を決意することは清水の舞台から飛び降りる気持ちなのです。
未知の世界です。

新しい生活がスタートします。
二人であれだけ色々話し合って、親族とも挨拶して、結婚式の日取りもきまり
友人たちに報告も済ませました。

友人はいいます。「おめでとう。いよいよね!」さて何がいよいよ? でしょうか。

新生活とは一体どんなものなのでしょうか?
付き合ってきて性格も何もわかっている彼氏だけれどもいざ夫婦になって所帯を
もつということはどうなっていくことなのでしょう。

結婚を決意する時女性の本音は、さまざまのことを考え、
女性が結婚の決意にナーバスになってしまうことを知り、優しく見守りささえて
あげることが必要です。