自由な生活の為結婚生活で別居婚を選択する理由

最近では結婚してもそれぞれのプライベートを大事にするために、別居婚を選択する夫婦も徐々に増えてきました。

別居婚を選択する理由は夫婦それぞれで、関係性が良好の場合もあれば、もちろん距離が離れていることで関係性が悪化してしまうこともあります。

①正式に入籍して選択

正式に入籍した夫婦が、結婚生活別居婚を選択するのには様々な理由があります。

最近では生涯独身でいる割合も増えてきている背景で、自分の時間を何よりも大切にしたいと考える人が多くなってきています。

結婚しても子供が生まれても、自分は自分の好きなように生きたいと思うのは決して悪いことではないですし、結婚したからといって何かに縛られることが当たり前になってはいけません。

結婚生活別居婚を選択する夫婦は今後もっと増えていきますし、結婚の概念が時代とともに変わっていくはずです。

正式に入籍したら、同じ家に住んで家事育児仕事を両立するのが当たり前という時代はもう古い考えです。

②二人で同居しない選択

結婚してから同居しない選択をした場合は、結婚生活別居婚となり、それぞれ別の家に住むことになります。

昔の考えを持っている人からすると、結婚生活別居婚は考えられないことかもしれないですし、批判する人もいるかもしれません。

しかし、結婚後の生活に正解はありません。

100組の夫婦がいれば、それぞれ100通りの夫婦生活のあり方が存在してもいいのです。

外野がとやかく言うことではないと言うことです。

結婚生活別居婚と聞くと、まだ今の時代珍しく聞こえてしまうこともありますが、お互いのプライベートを大事にして、結婚に縛られない生活をするということは素敵なことです。

特に女性は、結婚すると家事の負担が大きくのしかかり、さらに出産すると仕事にも大きく影響が出てきます。

男女平等の世界だと言われていますが、まだまだ男女平等の世の中になりきれていないのが現状です。

女性は家庭を守り、男性が外で仕事をしてお金を稼ぐというのが普通の姿だと思っている人がたくさんいます。

結婚生活別居婚を選択することで、より男女平等を実現できる理想の結婚生活だと言えます。

③通い婚もあり

結婚生活別居婚をしている夫婦は、それぞれの家に通っている通い婚をしているパターンが多いです。

通い婚の魅力は、なんといってもそれぞれのプライベートな時間が確保されることと、距離が近すぎないからこそ会うたびに新鮮さがあるということです。

夫婦はずっと一緒にいると、喧嘩も増えますし、ドキドキする気持ちもどんどんなくなっていきます。

しかし通い婚は、会いたい時や用事がある時に会える関係性なので、ちょっとしたことで喧嘩をすることも少ないですし、何よりいつまでもドキドキする気持ちを持ち続けることができます。

人間、適度な距離感は大事です。

ずっと一緒にいるからこそ深まる絆もありますが、結婚生活別居婚によって得られる絆も必ずあります。

④週末婚

結婚生活別居婚で週末だけ会うという、週末婚を選択する夫婦もいます。

お互い仕事が休みの週末だけ一緒にいるというパターンで、付き合っている時とあまり変わらない生活スタイルと言えます。

夫婦どちらも仕事が忙しい場合は、週末婚はぴったりの夫婦関係です。

平日は朝から夜まで仕事に打ち込み、帰ってきたら自分の食べる分だけ用意してダラダラと過ごすというのは一般的な夫婦生活では叶わないことです。

仕事で疲れて帰ってきたのに、家族分のご飯を急いで準備して部屋の掃除もするとなると、ゆっくりしてリフレッシュする時間がないまま、また仕事という繰り返しです。

結婚生活別居婚を選択する夫婦の中には、お互い仕事が忙しくてそれぞれ仕事を中心とした生活スタイルを崩したくないという人も多いです。

結婚したり出産することで、仕事を必ずセーブしないといけないというのはもう古い考えです。

⑤夫は転勤で別居婚

転勤族の夫と結婚した女性は、転勤のたびに見知らぬ土地に引っ越して、また慣れてきたら引っ越しの繰り返しです。

転勤先に一緒についていくというのも選択肢の一つですが、転勤先についていかずに同じ場所にとどまるというのもあります。

転勤先についていかずに同じ場所にとどまるということは、結婚生活別居婚ということになります。

転勤先についていくことで、あらゆる場所で知り合いをつくれるというメリットもありますし、仕事で忙しい夫のサポートもできます。

しかし仲良くなった人ができても、また引っ越して距離が離れてしまうと会えなくなってしまって、また一から友達をつくらなければならないというデメリットもあります。

仕事を始めても、夫の転勤で退職してまた新たに仕事を見つけなければならないという大変さもあります。

結婚生活別居婚の中には、止む終えず離れて暮らしている夫婦も世の中にはたくさんいます。

⑥妻が仕事に邁進したい別居

最近では女性でも仕事をバリバリこなして活躍している人も多くいます。

実績をつんで、ここからさらに頑張っていけばもっと高みを目指せるというタイミングで結婚をすると、ここで大きな壁にぶつかることになります。

夫婦一緒に生活することで、今までのように夜遅くまでバリバリ仕事をせずに少しセーブして夫婦生活を大事にするのか、これまでと同じように仕事に専念するかの選択に迫られます。

ほとんどの女性は、結婚と同時に子供を持つことを考えるため、子供ができるまでは今まで通り働いて出産を機に仕事をセーブする人が多いです。

しかし必ずしも、どの夫婦も子供を持つという選択をするわけではありません。

結婚をしても仕事に邁進したいということで、しばらくは子供を持つことは考えずに、結婚生活別居婚で仕事を今まで通り続けていくという選択をする女性も増えてきています。

結婚生活別居婚は、今後仕事に邁進したい女性が一つの選択肢として気軽に選ぶことができる世の中になっていくことに期待したいです。

結婚生活別居婚は、今はまだ周りから珍しがられたり実現しにくい世の中です。

しかし、今後もっと既婚女性が働きやすい世の中になっていったら、結婚生活別居婚は気軽に選択できるようになってくるでしょう。