結婚生活もう無理と何度思っても離婚しない理由


                                               


結婚生活もう無理と何度思っても離婚しない理由

付き合っている時や、新婚の時期は生涯続く結婚生活にワクワクドキドキ期待を持っています。

しかし結婚して長く一緒にいることで、気持ちの変化は必ず起こります。

①もう無理と思う時

大好きな人と結婚したはずなのに、「結婚生活もう無理」と思う瞬間は必ずあります。

どれだけ信頼関係を築けていたとしても、このように思ってしまうことはあります。

どんな時がそういう気持ちになるのでしょうか?

・産後仕事ばかりしている夫に対して

・夫婦のコミュニケーションがなくなったこと

女性は産後はホルモンバランスの乱れや育児ノイローゼ、産後うつなどで感情のコントロールができなくなる時期があります。

産後は気持ちが荒れており、自分でも抑えられない感情が湧き出て、そんな時に仕事ばかり優先している旦那に対して「離婚」というワードを何度も出しました。

こんな仕事ばかりの男とはこの先一緒にいられない、家族よりも仕事が大事ならば「一生一人で仕事をしていろ」と思います。

家族のために仕事をしてお金を稼いでくれることはありがたいことですが、そのことに感謝できないくらいに女性は妻・母の座に心身ともに疲弊していきます。

産後の荒れている時期が落ち着いたら、次は子ども中心の生活になったことにより夫婦のコミュニケーションがなくなっていきます。

このまま女として見られないまま一生を終えるのかと思った時に、「結婚生活もう無理だ」と本気で考えます。

夫婦のコミュニケーションは結婚生活を続けるにおいて、とても重要なことです。

②そこからまた気持ちを切り替えられる

「結婚生活もう無理」と思ったからといって、すぐに離婚できるほど、結婚というのは簡単に切り離せないものなのです。

一瞬の気の迷いということもあるので、「結婚生活もう無理」と思っても、そこからまた気持ちを切り替えられることもあります。

この気持ちの切り替えを繰り返して、結婚生活を続けていきます。

あれだけ離婚したくてたまらなかった時期もありましたが、今は「結婚生活もう無理」と思うこともほとんどありません。

無理だと思っても、そこから気持ちを切り替えられるためには、まずは未来のことを考えてみましょう。

例えば、こう考えて乗り越えましょう。

今は子どもが小さくて手がかかって心身ともに疲れてしまう時期だけれど、もし子どもたちが小学生になったら、もっと夫婦で出かけたり外食したりできるはず。

旅行も行きやすくなり、もっと家族で楽しめることが増えるから、今は我慢しようと思いましょう。

このように未来のことを考えてみて、今は辛いけれどもう少し時間がたったら楽しいことが待っているはずだと考えるのです。

気持ちを切り替えるのはそう簡単にできることではないですが、目標や楽しみが未来に待っていると思うと、少しは気持ちが楽になるはずです。

③迷って迷って決められない

「結婚生活もう無理」と思った時に考えるのが、「離婚」だと思います。

もうこの人とは一緒にいられない、離れたいと思っても、すぐに離婚できる人はいません。

もし子どもがいたら、子どものためにはどのような選択が正しいのか考えてしまいますし、今まで一緒にいた情のようなものに振り回されてしまうこともあります。

離婚することに対して、迷って迷って決められずにそのまま仮面夫婦を続けている人も多いです。

迷って迷って決められないということは、まだ結婚生活を続けられる希望が少しでもあるということでもあります。

本当に「結婚生活もう無理」と思ったら、迷う暇なくすぐに離婚に向けて動き出すからです。

離婚を考える原因で、DVや不倫など将来に及ぼす影響が大きい場合は、迷うことなく離婚に動き出すでしょう。

しかし一緒にいる時間が長いことによる愛情の薄れや、セックスレスが原因で離婚を考える場合は、迷って迷って決められないという状況になるはずです。

家事育児は十分なくらいにやってくれるような旦那でも、夫婦のコミュニケーションがほぼない状態では離婚を考えても仕方ないことですが、お互いが歩み寄ればすぐに解決できることでもあるので、迷って迷って決められないときはお互い歩み寄るということが大事なのです。

④悩んで辛い日々

「結婚生活もう無理」だから離婚がしたいという悩みは、誰にでも相談できることではありません。

結婚して幸せそうな友達には話しにくいですし、両親にも反対されそうで離せないこともあります。

職場の同僚に話したことにより、もし噂が広まったら怖いと思って誰にも悩みを打ち明けることができずに悩んで辛いと思うこともあるでしょう。

誰にも離せないことによって、自分一人では決断することができずに辛い気持ちを抱いたまま結婚生活を続ける人もいれば、「結婚生活もう無理」だと突発的な気持ちのまま突き進んで、離婚した後に後悔するという人もいます。

⑤好きな気持ちがない結婚生活

結婚は、好きという気持ちだけではやっていけないとよく言われます。

しかし女性の場合は、結婚生活においてお互い好きという気持ちがあるかどうかを重要視する人が多いです。

愛情を感じられることで女性はより輝けますし、日々の活力にもなります。

確かに結婚したパートナーには常に愛情を向けられていたいですし、それに対して自分も愛情を伝えていける関係性が理想です。

結婚生活が長くなると、気持ちが薄れてきてしまったり、一緒にいるのが当たり前という考えになってしまって「結婚生活もう無理」と思うこともあります。

しかしそれはお互いが冷めてしまっていることではなくて、愛情を確かめ合う関係から、何も言わなくても一緒にいることで安心できる関係へと変わったということではないでしょうか。

⑥一緒にいたくない相手

結婚生活の中で、「結婚生活もう無理」だから一緒にいたくないと思う瞬間は何度もあります。

・家事育児をあまりしてくれない

・自分の趣味ばかり楽しんでいる

・食生活が自分とは合わない

など、些細なことでも一緒にいたくないと思うことはよくあります。

年単位で長いこと、このような思いを持ち続けている場合は離婚も前向きに考えてもいいでしょう。

しかし何か嫌なことをされた時や、協力的ではなかった時に突発的に一緒にいたくない、「結婚生活もう無理」と思うことは当たり前のことで普通です。

結婚生活、24時間365日ずっと幸せな気持ちだけで過ごせることはありません。

気持ち的に浮き沈みを繰り返しながらも、お互いその都度歩み寄って解決していくことで、より絆が深まっていくものなのです。

⑦無理でも続ける結婚生活

「結婚生活もう無理」だと思っても、無理でも続けることが正しいのは間違っているのかは、その夫婦によって変わってきます。

お互い歩み寄ったり、話し合うことで一つ一つ解決できる夫婦ならば、「結婚生活もう無理」と思っても、少しの間は無理でも続けるべきだと思います。

しかし、お互い歩みよることも話し合うことも不可能である夫婦の場合は、このまま仮面夫婦を続けていくのは辛く苦しい道のりです。

何か問題が発生した時に、お互いコミュニケーションがとれるのかどうかで、無理でも続けるべきかどうかは変わってくるので、参考にしてみてください。

「結婚生活もう無理」と思ったら、即離婚と考える人も多いですが、お互いが勘違いをしていることによってすれ違っていたり、コミュニケーションが足りないことによって問題が深刻化している場合もあります。

夫婦は、歩み寄りと話し合いをすることが良い関係を築くための秘訣です。