結婚生活がへそくりで夫婦円満に早速はじめよう
結婚している皆さんはへそくりをしているでしょうか?
実は自分もこっそりやっているよという人も多いかと思いますが、へそくりする理由やその大切さについてご紹介します。
① へそくりをする理由とは?
そもそもみなさんはなぜ結婚生活でへそくりするのでしょうか。
へそくりという言葉を聞くと、お金を誰にも分からないような場所に隠すイメージがあるので、コソコソとしていて狡いことのように思う人もいるかもしれません。
でも結婚する前はそのような悪いイメージがあり、「自分はへそくりなんてしないわ」と思っていた人も、結婚をしてみたらへそくりを始めていたなんて人も多いのです。
そのような人がなぜへそくりをするようになるのかというと、それは一人ではなくて家族がいるからです。
一人で生活をしていた時は、自分が稼いだお金は自分一人のものですし、誰の許可も必要とせず自由に使っていたはずです。
それが結婚して家族が増えるとそうはいきません。
自分一人のことだけではなく、家族の食事代や被服代、住宅費などお金は家族のことを考えて使うようになります。
そうなると月々に決まったお金が出ていくわけですが、そこで少し余ったお金があるとへそくりに回せるお金が出来るわけです。
人によっては予め生活費からいくらかお金を抜いて、残ったお金の中で頑張ってやりくりする人もいます。
お金が余ったのであればすぐに使えば良いのにと思うかもしれませんが、その金額は生活費の余りでそれほど高いものではないですし、何よりもお金は家計優先になりますので、すぐに自分一人のために使うのではなく、とりあえず先のことを考えて取っておこうとします。
結婚生活でへそくりをする理由は、自分一人だけではなくて家族がいるからなのです。
② どのくらいの妻がへそくりをしている?
結婚生活でへそくりをする理由がわかったところで、では、実際にどのくらいの妻がへそくりをしているのでしょうか。
ある調査によると、「あなたはへそくりをしていますか」という問いに対して、「していない」との回答が65%、「している」と回答した人は35%だったそうです。
意外とへそくりしている人は少ないと感じるかもしれませんが、視点を変えた質問で「家計は苦しいですか」という問いには、「生活が大変苦しい」との回答は23.4%、「やや苦しい」は33.1%でした。(https://money-bu-jpx.com/news/article004340/)
家計は苦しい人は全体の半数以上なのに、へそくりをしている人は変数以下ということは、家計が苦しくてへそくりに回すのも厳しいと考えている人が多いようです。
結婚生活でへそくりをしている妻は、あれこれ努力をして家計の中からへそくりをしているので、お金のやりくりが上手な人だということが分かります。
③ へそくりを隠す場所は
それでは、結婚生活でへそくりをしている人はどこにへそくりを隠しているのでしょうか。
とあるアンケートを見てみると、男性も女性も1位は銀行口座で、2位は机の引き出し、3位はタンスという結果があります。
(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200326-00010001-suitsw-life.view-001)
これらの結果から、家族が把握できない場所に隠す人が多いようです。
確かに家族共有の生活費からお金を拝借してへそくりにするわけですから、堂々と置いておくのではなく、自分以外の人には目に付かない場所に置いておくものです。
例え家族に見つかっても、「家族のためにとっておいたお金だよ」ということが伝われば家族からは何も言われませんが、「自分のために使おうとしていたのに」と思っていた人は家族にバレると一大事です。
そうなることを回避するために、なるべく目立たないところにへそくりを置くという人が多いのです。
結婚生活でへそくりをする人は、自分のために使おうとする傾向が強い人ほど、家族が誰も把握できないような場所にへそくりを隠しているのかもしれません。
④ へそくりは何に使う?
結婚生活でへそくりをしている人は、そのへそくりを何に使おうとしているのかを見てみると、これは隠し場所のときと異なり、男性と女性によって傾向が分かれるようです。
■妻のへそくり使い道ランキング
1位 貯金 37.2%
2位 自分で使う 23.6%
3位 老後のため 13.2%
■夫のへそくり使い道ランキング
1位 自分で使う 43.2%
2位 貯金 24.6%
3位 家族のお出かけ 9.1%
(https://news.yahoo.co.jp/articles/7baabdc311a0ab30c7c59c416a9feabe5385ad42)
妻は貯金で、夫は自分で使うが1位という結果でした。
冒頭でお伝えしたように、結婚生活でへそくりするのは自分に家族がいて、とりあえず先のことを考えて取っておこうと始めるものですが、将来のことに備えてお金を貯めておこうという傾向は妻の方が強いと言えるようです。
⑤ ストレスの発散がへそくり
将来を考えて結婚生活でへそくりをする妻が多いということが分かりましたが、まだへそくりをしたことがない人は、へそくりをするために家計をやりくりしたり、隠し場所にも気を使ったりと、へそくりをするのって大変と思っている人もいるかもしれません。
でも意外とへそくりを楽しんでいる人も多いようです。
なぜなら、へそくりは生活費をなるべく少なくすればそれだけへそくりの金額が増えますし、ひと月だけではなく継続して続ければかなりの額が貯まることが期待できます。
頑張って家計をやりくりすればするほどへそくりが貯まるので、ある意味、家事を頑張ったことによる成果、というような見方もできるかもしれません。
家事は、毎日のルーティンですので時にはそれがストレスになったり、やりがいが無いと感じたりする人もいるようですが、そのようなストレスをへそくりという対価によって発散しているとも言えます。
結婚生活でへそくりをする人は、いろいろ考えて家計を上手くやりくりすることを楽しみ、それによって貯まったお金が増えることで家事へのモチベーションが上がるというように、好循環のなかで家事ができている人なのです。
⑥ 家族の為のへそくり
さきほど結婚生活でへそくりをする際の使い道として、男女別の理由をご紹介しましたが、「自分で使う」以外の理由を見てみると、「貯金」「家族のお出かけ」「老後のため」という理由が挙げられています。
これらに共通しているのは、やはり家族の為のへそくりだということです。
へそくりの使い道として、「自分で使う」と考えている人が多いのは事実ですが、それでも家族のことが頭にあるので、家族の為の貯金、家族とのお出かけ、家族の負担を考えての老後のためというように、家族のことを考えてへそくりしている人が大半なのです。
結婚生活でへそくりすることは、家族がいるからこそだとお伝えしましたが、それに加えてストレス発散だったり家族の為を思ったりということも、へそくりをすることの目的の一つなのかもしれません。
⑦ へそくりで夫婦円満に
ここまで結婚生活でへそくりする理由や目的などについてご紹介してきましたが、これらの内容を見てみると、へそくりは家庭にとって大切なものだと感じるようになった人も多いのではないでしょうか。
確かにへそくりは自分以外の人が把握しにくい場所に隠しますし、自分の為だけにお金を使いすぎるということは、あまり良いイメージではないかもしれません。
でも、結果的には家事のストレスを発散できたり、家族の為にお金を使ったりと家族によって良いことの方が多いのです。
家族みんなでお出かけすることはとても楽しいものですし、リフレッシュにもなります。
また、へそくりが貯まることで妻のストレスが発散できるのであれば、夫としても妻がご機嫌なのは嬉しいものです。
このように結婚生活でへそくりすることで、夫婦が円満になるという効果もあるのです。
これまでへそくりをしていなかった人や抵抗があった人も、出来る範囲で結構ですので、家計をやりくりしてへそくりを始めてみると、今以上に幸せで円満な夫婦関係になれるかもしれませんのでぜひ試してみてください。
いかがでしたでしょうか。
へそくりをする理由や目的などについて知ってみると、始めてみたくなった人も多いのではないでしょうか。ぜひ参考にしてください。