婚活で相手に求める恋人の妥協点7つのポイント


                                               


婚活で相手に求める恋人の妥協点7つのポイント

婚活をしている人は、誰しも理想の相手の条件があるものです。

でも、理想ばかり追い求めるとなかなか素敵な相手に会えない、とは言え妥協はしたくないという人も多いのではないでしょうか。

今回は、恋人の妥協点についてご紹介します。

①妥協する意味とは?

恋人の妥協点についてお話しする前に、そもそも「妥協する意味」とは何なのでしょうか。

妥協という言葉の意味は、「対立していた者の一方が他方に、あるいは双方が譲ることで意見をまとめること」(大辞林)とあります。

対立と聞くとオーバーに聞こえるかもしれませんが、意見が異なる人たちがいて、片方または双方が譲れる部分は譲って、お互いに歩み寄ることを指します。

これを婚活の場面に置き換えてみると、理想の恋人として条件はあるものの、「ここは我慢できる」「これは相手を優先しよう」と自分の好みや考えをある程度抑えるような状況が当てはまります。

この時になぜ妥協するのかと言うと、自分が持つ理想の条件よりも、相手のことが好きと言う気持ちや相手と一緒に居たいという気持ちが優先されているからです。

条件には全て当てはまらなくても、相手と一緒にいるために自分が譲っているのです。

これを踏まえると、恋人の妥協点について「妥協する意味」とは、相手への愛情からこそ生まれる、相手への歩み寄りと言えるのです。

②何をもってして妥協点?

恋人の妥協点について意味が分かってきたところで、「何をもってして妥協点とするか」ということをお伝えします。

妥協点は人によって様々ですが、まず妥協点を知る方法として、「自分が相手に対して譲れないものは何か」ということを明確にしてください。

自分が恋人や結婚相手に求める絶対条件があるはずです。

「これだけは譲れない」という条件を事前に決めておくと、自分の好みのタイプもハッキリ分かったうえで婚活することができます。

絶対条件が決まっていない人は、「あの人もいいな」「あの人も素敵」と気持ちがブレてしまう傾向にあります。

次項から恋人の妥協点について、具体的なパターンをご紹介しますが、何をもって妥協点をするかは、理想の相手への条件を自分で明確にしておくことが基本となるのです。

③していい妥協して悪い妥協

恋人の妥協点について、具体的な例を見ていきましょう。

ここでは「していい妥協、して悪い妥協」についてご紹介します。

まず、「していい妥協」です。

その例としては、「容姿」「収入」です。

「容姿」について、「絶対カッコいい人じゃなきゃ嫌」という人や、「年収」も「○○○万以上じゃなくちゃ無理」なんて人もいることでしょう。

でも、「容姿」というのは芸能人など自分が好きなタイプが固定されて、それが「理想の容姿」になっているわけですが、憧れの芸能人にそっくりな人はなかなか見つからないものです。

これに拘り続けていると、婚活に時間が掛かってしまうかもしれません。

また、「収入」は将来変わる可能性がありますので、現時点では目安として考えるくらいに留めておいた方が良いでしょう。

一方で、「して悪い妥協」は「性格」です。

例えば、「本当は優しい人が好きなのに、積極的な人と結婚したら、性格が合わなくて辛い」なんてこともあります。

性格は、幼い頃からの経験や考えによって形成されますが、それは簡単に変えられるものではありません。

人は年を重ねる毎にいろいろ経験して学び成長しますので、多少変化があることもあります。

でも、相手の性格を自分の思い通りに変えるなんてハードルが高く、相手を傷つけてしまうかもしれませんし、相手に合わせるために自分の性格を変えるなんてことは自分を犠牲にしてしまいます。

このように恋人の妥協点では、性格を妥協点とはしない方が良いでしょう。

④変えられない性格の妥協点

とは言っても、恋人の妥協点について「変えられない性格の妥協点」は本当に無いの?と思う人もいることでしょう。

そんな人は少し視点を変えてみて、「この人の本当の性格ってどうなのか」ということと、「この人は自分の意見を聞いてくれる人なのか」ということを探ってみてください。

例えば「優しい人が好き」と言う人は、性格が穏やかで、自分の考えを優先してくれる相手をイメージしています。

一方で「積極的な人」は、考えも行動もアクティブで、あまり自分の意見を聞いてくれない相手というイメージがあるのではないでしょうか。

でも、本当にそのイメージ通りなのかどうかは、冷静に見極める必要があります。

「自分の勝手なイメージで、相手を積極的な人と思っていたけれど、仲良くなったら実は違っていた」というパターンがあります。

また、仮に積極的な人だとしても、自分の意見を聞いて尊重してくれる人もいるはずです。

このように、恋人の妥協点では性格の妥協点を探す前に、相手の性格を決めつけないこと、自分の意見を聞いてくれるか見極めることが重要なのです。

相手を知ろうと向き合い、相手を尊重すれば、その姿勢は相手にも伝わります。

相手に寄り添えば、相手もきっと自分に寄り添ってくれて、意見も聞いてくれることでしょう。

⑤本当に妥協したら結婚はできない?

恋人の妥協点について見てきましたが、妥協と言っても過度な妥協は禁物です。

皆さんの中にも「妥協したら結婚はできないのではないか」と疑問を抱いている人もいるでしょう。

結婚が遠のく妥協とは、「何をもってして妥協点」とするかでもお話ししたように、自分が譲れないものまでも譲ってしまう妥協です。

この場合、妥協というよりも自分を犠牲にしているという言い方の方が分かりやすいかもしれません。

例えば容姿が好みで、性格が合わないという相手がいるとします。

顔はすごく好きだから、性格は目を瞑って付き合ったとしても本当に楽しいでしょうか。

相手の性格が嫌なのに我慢して過ごしても、苦痛になってしまう可能性があります。

何よりも、妥協してはいけないことを妥協して恋人関係を長く続けても、いざ結婚となった時にそれまで自分が抑えつけていた気持ちが爆発してしまうかもしれません。

恋人の妥協点とは、相手を思う気持ちがベースにあり、あくまでも歩み寄りなのであって、自己犠牲ではありません。

自分を抑えてのお付き合いでは苦しいものですし、結局は結婚に至らず、結婚へも遠回りになってしまう可能性もあるのです。

⑥妥協せず理想を追い求める?

ここまで恋人の妥協点についてご紹介する中で、「自分は妥協せず理想を追い求めたい」という人もいることでしょう。

婚活では、理想の条件を決めておくことはとても大切で、そのことは自分がブレることなく婚活するために必要なものです。

そんな理想を追い求めることもまた重要で、理想の人に会えたときには婚活を頑張って良かったと嬉しいですし、相手と過ごす日々もとても幸せになるはずです。

でも、ここでも「自分が譲れないもの」を追い求めることは良いのですが、譲れないもの以外についても理想を追い求めようと欲張ってしまうと、なかなか理想の人に会えないという事態に陥ってしまうかもしれません。

理想を追い求めるときには、どこを妥協できて何を妥協できないのか、やはり恋人の妥協点を意識しておくと良いでしょう。

⑦妥協ではない心からの満足

恋人の妥協点についてご紹介してきましたが、妥協するポイントや妥協するかしないかも、人によって異なりますし、時にはその判断が難しく迷ってしまうかもしれません。

特に婚活をずっと頑張っている人は、なかなか良い人に会えないために「妥協してしまおうかな」と思う人もいることでしょう。

でも、その妥協は「結婚したいから妥協する」のか、「相手が好きだから妥協する」のかで異なります。

「結婚したいから」する妥協は、「誰と結婚したいのか」ではなく、「結婚すること」が一番の目的になってしまい、自分の条件を譲り、自分を犠牲にしたことになります。

一方で「相手が好きだから妥協する」は、相手個人への愛情がベースにあります。

相手と一緒に居るために、どこまで歩み寄れるかをお互いに思いやることなのです。

これを続けていれば恋人の妥協点をきっかけにいつしか自然と相手に寄り添えて「心からの満足」を得られるようになることでしょう。