失恋して悔しい!! 輝く自分にステップアップ
失恋をすると、
「なぜ自分が」
「どうして」という思いから
「悔しい」と思う人も多いのではないでしょうか?
この悔しい気持ちはその後、「怒り」となることもあれば「虚しさ」に
なることもあり時には「自信喪失」に繋がってしまう人もいます。
ですが、そうなる必要は全くありません。
では、この失恋した時の悔しい気持ちはどうしたら良いのでしょうか?
① 悔しい気持ちになるのはなぜ?
そもそも失恋をしたときに悔しい気持ちになるのはなぜなのでしょうか。
理由はさまざまです。
例えば「浮気された時」浮気をされた=相手が悪いのに振られた、という事実が
「なぜ私が振られなきゃいけないの?」と悔しい気持ちにさせるパターンです。
しかもなぜかこのパターンの場合、別れ話を相手からされるとこちら側が
悪いように聞こえることが多いような……。
浮気された時は悲惨です。
明らかに相手が悪いのにも関わらず、相手から言われた言葉は
「お前が俺を見てくれなくなったから、俺もほかに好きな人ができた」
なんと勝手な言い分でしょうか。
浮気をしたり他の人に目を向けていたりしたならともかく、ただ仕事をし、
時間をつくり彼と過ごしていただけ。
どこでそう解釈したのかわかりませんが、これが言い訳ではなく本音に
聞こえるから怖いところです。
好きな人ができたどころか、もうお付き合いをして浮気しているのにも
関わらず出てくるこの発言には、開いた口が塞がらない、という状態です。
ショックというよりも悔しさのほうが先にきます。
これが失恋の悔しさでしょうか?
「なぜ私が悪くないのに悪いように言われて振られたの!?」と。
このような経験をされた方、実は多いのではないでしょうか?
また違うパターンによって失恋して悔しい気持ちになった人もいます。
「どうしてあの時こうしてしまったのだろう」と、自分の行動を後悔し、
悔しがるパターンです。
その時の行動が違えば、別れずにすんだのかもしれない、という思いから
悔しい気持ちになってしまいます。
交際をしているといろいろな場面に遭遇します。
その中でどうすることが正解だったのか、わからないこともしばしば。
結果として別れてしまうとなおさら、
「何がいけなかったのだろう」と考え、
「こうだったのかもしれない」と思うことで
「どうしてこうしなかったのだろう」と失恋してから悔しくなるのです。
② 失恋の悔しい気持ちをバネにする
この悔しい気持ちは「悔しい」という気持ちのまま終わらせずに、
次へつなげるバネにしたほうが良いでしょう。
失恋して悔しい気持ちが次の恋愛へつながり良い方向へいくことも多いのです。
どんな方法でもよいのです。悔しいと思い、浮気した相手を見返してやろうと
思えば、キレイになる努力をし、自分磨きをすることができます。
なぜこうしなかったのだろうと失恋して悔しく思えば、同じことはしないでしょう。
そうやって少しずつ学んで糧にしていけば良いだけなのです。
そうすれば辛い失恋も悔しいという気持ちも、次の恋愛のステップアップだと
思って自分の中でも前向きに捉えられるのではないでしょうか。
③ 失恋を相手のせいにしない
時に、失恋して悔しい気持ちが大きくなって、心が支配されすぎてしまうこと
があります。
すると本来の「悔しい」という気持ちから責任転嫁をし、
「相手のせいで」と思いがちに。
先程の浮気をされた例でいうと、浮気されて自分が振られたのが悔しい、
だから見返してやる、と前向きになりたいところですが、
「浮気をした相手のせいで」と相手だけを責める形になると、自分の向上には
繋がらず、むしろ自分の価値を下げることになってしまいます。
もちろん、「浮気をした相手がいけない」のです。
それはきっと言わずとも周りの人もわかってくれているはずです。
でもそれを自分から口に出して相手を攻め続けていると、周りの人はそう
感じられなくなってきてしまいます。
「そういう風に悪口を言うから浮気されたのだ」と思われたらとても悲しい
ことです。
相手を悪く言うことによって、相手のせいにすることによって、何か状況が
変わるわけではありません。
であれば、相手のせいにはせず、失恋の悔しい気持ちを生かせるような考えに
したほうが自分にとって大きなプラスだといえるでしょう。
④ 悔しい気持ちでとどまらない
これは②のバネにする、という話と似ているところがあります。
失恋して悔しい!と思い、その気持ちだけで終わってしまうとせっかくの
経験が台無しです。
ただの「辛い失恋だった」という過去になってしまいます。
失恋で悔しい気持ちでとどまらずに次につなげたほうが、必ず自分の糧
になります。
⑤ 失恋して悔しい気持ちを先に向ける
悔しい気持ちを持った時に、前を向けるか、後悔し続けるかでその後が大きく
変わってきてしまいます。
失恋の悔しい気持ちをもっても、その悔しかった出来事をずっと引きずって
しまえば、自分のためにはなりません。
悔しい気持ちを先に向けるには、自分の気持ちに区切りをつけたり、意識を
変えたりする必要があるでしょう。
大変なことかもしれません。
失恋して後悔し続けたところで何かが生まれるわけではないのです。
とすれば、悔しい気持ちは先に向けるべきでしょう。
それがうまくできた例があります。
彼女は彼を長く想い、気持ちがつうじて付き合いましたが、数年後、彼の身勝手な
理由で別れてしまいました。
結婚話も出ていてその為の準備もしていました。
それなのに、です。
彼女はそれでも
「言っても仕方のないことだから」と先に気持ちを向けたのです。
きっと、私が知らないところで悔しい気持ち、もどかしい気持ち、むなしい気持ち、
裏切られたような気持ち、色々な思いがでてきたと思います。
ですが、それでも失恋して悔しい気持ちが先行することなく自分の気持ちを
コントロールして先に向けたのです。
とても凄いことだと思います。
結果、1年後の今、次の恋へ向かって前に進めています。
そうなるのが一番自分にとって良い道だと思います。彼女を見習いたいものです。
⑥ 失恋して悔しい気持ちを成長につなげる
失恋して悔しい気持ちを先に向けることができたなら、次はそれを成長に
つなげましょう。
ではどうやって成長につなげたらいいのか?
これは個々のやり方があるので一概には言えませんが、成長につなげる、
ということは同じ失敗をしないように工夫する、ということでもあります。
試行錯誤しながらで良いのです。
自分がこうしたら良かった、と思えるところから直してみたり、自分の考えを
改めてみたり、人に話を聞いたり、それだけでも大きく成長につながることと
思います。
⑦ 失恋して悔しい気持ちを次の恋愛に生かす
失恋の悔しい気持ちを自分の成長につなげることができてきたら、あとはそれを
次の恋愛に生かすだけです。
せっかく自分の気持ちを奮い立たせて乗り越えてきたのですから、ここまで
くれば自信をもって次の恋愛に進んで良いと思います。
ただ、次の恋愛に生かそう!
と意気込みすぎると空回りする可能性も。
ここまでくれば意気込まなくとも、自然と生かせるようになっていると思います。
失恋の悔しさを生かすことができたとき、辛かった失恋も「良い経験だった」
と思えるでしょう。
失恋して悔しい!という気持ちは、自分の中で自分自身を分析し、自分の感情を
感じ取れている、ということです。
「なぜ」「どうして」と考えることは、無意識に次を見据えているということでも
あります。
ということは「失恋して悔しい」という感情を抱くことは決して悪いことでは
ありません。ただそれを生かすも生かさないも自分次第です。
経験したことは生かせたほうが自分にとって大きなプラスになります。
そういう経験を積み重ねることによって強くなる、ともいえるでしょう。
失恋を辛かった、で終わりにせず、ぜひプラスにできるように、出来ることから
ひとつずつやってみることをオススメします。
そうすれば必ず、ステップアップした、輝いた自分になれることでしょう。