美容に大敵な睡眠不足は本当は失恋でねむれない


                                               


美容に大敵な睡眠不足は本当は失恋でねむれない

「睡眠不足」、眠いのに寝られず、精神的にも体力的にも凄く辛いことです。
それだけではなく、肌への大きな負担にもなることです。

睡眠不足ということが顔に出てしまうと、周りに気を遣わせるだけではなく、
自分自身の元気もやる気も損ねてしまいます。

そんな睡眠不足になる原因は様々ありますが、
その中に「失恋によって睡眠不足になってしまった」というのもあります。

ではその失恋による睡眠不足はなぜ起こるのか、またどうやって改善していけば良いのか、
お話していきます。

① 失恋して眠れない理由

まず、失恋したことによって眠れなくなってしまう理由についてです。

色々な事が考えられます。
・失恋した時のことを考えてしまう
・マイナス思考になり、考えなくても良いことまで考えてしまう
・ホルモンバランスが崩れて生活リズムが狂ってしまっている
他にもあるでしょう。

実はこれらは全て「自分自身の問題」です。

一見、ホルモンバランスの崩れは自分ではどうにも出来なさそうに感じますが、
そもそもホルモンバランスが崩れてしまうのは、気持ちが不安定になっているからです。

気持ちが不安定になったことにより、体への影響が出て、ホルモンバランスが崩れて
しまうのです。

失恋が引き金となり、失恋のせいで気持ちが大きく揺さぶられてしまうことで、
睡眠不足を引き起こしてしまうのです。

② 眠れないときはおもいきり泣く

その睡眠不足の解消法として、いったい何があるのでしょうか?

まず、ひとつは「おもいきり泣く」ということです。泣きたい時は泣きましょう!!

これで解消されるの?と思う方もいると思います。ですが、「泣く」ということは
胸のつかえをとってくれ、自然と気持ちが落ち着くことにもつながります。

泣くと気持ちが楽になる、というのはよく聞くと思いますが、実践してみるとわかります

失恋のせいで無意識に溜め込んだ自分の気持ちを、泣くことで吐き出し、楽にしてくれるのです。

ひとりの時に泣いても構いません。友達に話しながら泣いても構いません。
感情をそのまま表に吐き出し、泣いてみると、自分が思っているよりも楽になれます。

③ 失恋の悲しい音楽を聴いて泣く

「自分の感情を出すことができないから泣くことができない」そんな人もいるでしょう。

そういう人は「音楽」に頼ってみるのも良いでしょう。

失恋ソング、たくさんありますが好きな歌手の歌でも良いですし、失恋ソングで
検索してみても良いです。

自分の感情で泣くことができない人でも、歌詞と自分が重なっていたり、
哀愁ある声を聴いて気持ちが高ぶったりすると、自分の感情を出しやすくすることが
できます。

音楽は人の心を動かします。

悲しい話ですが、あまり人と接するのが得意ではない友人がいました。

唯一、共通の音楽の趣味が合った私とは話をしてくれていましたが、
それ以外の人とはほとんど口を利きませんでした。

その友人は私に対してさえもあまり感情を出すことはなく、私自身、友人が怒ったり
泣いたり喜んだり、という感情の表現をするのを見たことはありません。

それでも恋をし、人を好きになり、その相談をポツポツとながらに話してくれたこと、
当時とても嬉しく感じたことを今でもはっきり覚えています。

ですが、その想いは届かず、失恋してしまいました。

失恋しても普段と変わらないクールな友人でしたが、共通の音楽を一緒に聞いている時に
隣の彼女が泣いているのがわかりました。

そっと傍に居ることしかできませんでしたが、普段感情を出せない友人でも、音楽の力を
借りて涙を流し、次に進むことができたのです。

でもそれでいいのです。

失恋のせいで重かった心も実際泣いてスッキリした、と言って前を向くことが
できていました。

思い切り泣くことが普段できない人でも大丈夫です。音楽の力を借りて泣いてみては
いかがでしょうか。

④ 失恋の映画を見て自分だけではないと考える

映画などストーリー性のある物だと、主人公と自分を重ね合わせたりしながら
感情移入
が出来ると思います。

そして感情移入した上で「失恋して辛いのは自分だけではないのだ」
と思うことによって、孤独から救われたような気分になれるのです。

映画の中で主人公がどのような行動にでるのか、自分の中で参考にもできます。

失恋した時に辛い失恋の映画を観たくない、という人もいるでしょう。
ですが、あえて観ることで自分を客観視できたりもします。

何より自分だけではない、とわかることで失恋のせいで暗い心も自分の気持ちが凄く
楽になるのを
感じることが出来るでしょう。

⑤ 興味のあるものに目を向ける

「失恋」ということから目を背ける方法もあります。
これは決して逃げているわけではありません。

いつまでも失恋のことばかり考えていてもプラスになることはないですし、
気持ちが沈んでいくだけです。

で、あれば、自分の興味のあるもの、興味がそそられるものに目を向けるのも
ありです。

興味があることに対して「楽しい」と思ったり「やりがい」を感じることが
できたりしたら、失恋のことを考える時間も少なくなり、前を向ける準備ができると
いうことになるでしょう。

⑥ 相手のせいにしないで、気持ちを切り替える

失恋のせいにして辛い気持ちになっていると、どうしても考えるうちに相手を
責めてしまいがちです。

「こんなに辛い気持ちなのは相手のせいだ」と考えてしまう気持ちはとても
良くわかります。

ですが、責めてどうなるのでしょう。過去に戻れますか?
自分の気持ちが晴れますか?
相手がよりを戻しにきてくれますか?何も良いことはないのです。

ただ、そうはわかっていても、実際にそう思ってしまう気持ちは止められないですし、
そんな理論的に結論を出せるほど、冷静ではないのが、失恋した時の人の気持ちです。

ですから、そう考える時間を自分で与えないように、今まで挙げた上記のようなことを
してみるのです。

「相手を責めてしまう気持ちを持った自分」を否定しなくてもいいのです。
それが感情ですから。でもそれを持ち続けて相手を憎しみの対象としてみるのではなく、
そのこと自体を考えないようにする努力は自分で出来ます。

失恋のせいにしないで自分の気持ちのコントロールは自分で出来るのです。

⑦ 失恋でつらいのは自分だけでないと考える

失恋をすると「孤独感」を大きく感じることがあると思います。

今まで寄り添っていた人、精神的支えにもなっていた人がいなくなってしまうので
当然のこと、と言えるかもしれません。

まるで世界にひとりぼっちになってしまったかのような錯覚に陥ってしまうことも
あると思います。

そして、自分が失恋した時期に、友達の恋愛がうまくいっていたり、自分の仕事が
うまくいかなかったりすると、孤独感だけでなく疎外感もプラスして感じてしまうことも。

でも、安心してください。

失恋で辛い人はたくさんいます。今失恋をしていなくても、失恋を経験した人は
ほとんどでしょう。

自分ひとり、と孤独感や疎外感を感じる必要はないのです。

不思議なことに、自分の周りに支えてくれる人がいたとしても、自分の中で
「孤独感」や「疎外感」を感じてしまうと、その周りにいる人たちのことが
見えなくなってしまいます。

また脳もそう思い込んでしまい、失恋のせいにしてマイナスな気持ちがどんどん
膨れ上がってしまうのです。

人と辛い失恋を共有しなくても良いです。ですが、自分だけが辛い、という気持ちは
自分自身を苦しめてしまうことになる気持ちなので、そう思わなくて良いのです。

一呼吸おいて、周りを見渡してみてください。きっと支えになってくれる人はいるはずです。

失恋によるダメージはとても大きいものです。
それを自覚できる場合と自覚できない場合があります。

どちらにせよ「眠れない」などの体の変化が起きることによって失恋によるものだと認識、
もしくは再認識することになりますが実際そうなってからでは大変です。

眠れない、というのは体から発せられた危険信号なのです。その危険信号をくみ取ることが
できるのは自分しかいません。

失恋でとても辛い気持ちになるでしょう。でも自分の体への影響をほうっておいてはだめです。

だからこそ、色々な対策を自分でしなければならないのです。
気持ちが前に向かないかもしれない、他のことに目を向けられないかもしれない、それは
仕方のないことです。

でも少しだけ、ほんの少しだけで良いので自分を奮い立たせてみて下さい。

意外と環境が、周りが、辛い失恋を忘れさせてくれることもあります。
失恋と向き合うことは決して自分のマイナスになることはありません。
むしろプラスになっていくのです。

「眠れない」少しでもそう思ったら、体からの信号だと思い、失恋のせいにしないで
自分としっかりと向き合っていきましょう。