失恋を無理にあきらめないで大丈夫4つの対処法


                                               


失恋を無理にあきらめないで大丈夫4つの対処法

恋をすると毎日が楽しくて世界が輝いて見えたりします。

長く付き合っている相手とだと、毎日わくわくするようなことがなくても、何となく
じんわりと幸せを感じたりします。

しかし、恋には時として終わりが訪れることがあります。突然の失恋も、何となく
予感していた失恋も、それは心に重くのしかかってくることと思います。

失恋をしたとき、あきらめるのか? どんな風に立ち直っていけばいいのか?

いくつかのパターンとともに考えていきましょう。

1.ずっとこのまま好きでいる

失恋をしたからといって、すぐに気持ちが切り替えられる人はそんなにいないでしょう。

数日ですぐに気持ちが切り替えられてしまうようなら、もしかしたらそれは本当の恋
ではなかったかもしれません。

特に相手が思いやりのある言葉などであなたに接してくれた場合はなおさら気持ちが
切り替えられません。

失恋した人が次に考えるのが“どうやってこの気持ちを忘れたらいいんだろう”という
忘れられない思いです。

恋が叶わないと分かった以上、ずっと好きでいるのは相手に迷惑に違いないと考えたり
して、何とかしてその思いを断ち切ろうとするのです。あきらめないといけないのだと
思い込んでしまうのです。

しかし、本当にそれは必要なことでしょうか?
本来“誰かに好かれている”という状態は、それほど悪いことではありません。あなた自身
に置き換えて考えてみてください。

“誰かが自分のことを好きでいてくれている”という事実で、気分が悪くなることはないでしょう。

失恋したのに相手をあきらめられないという時には、思い切って「ずっと好きでいる」
という選択をすることも良い方法です。

相手に恋愛の発展を求めるのではなく、ただ自分の正直な気持ちを自分自身で受け入
れるのです。

そうやって気持ちを冷静に見つめる時間を作ることで少しずつあなたの心にも変化が
現れると思います。

失恋したという事実に苦しむだけの時間は、あまり長いと心に負担がかかります。
そこから抜け出す方法を見つけることが大切です。

2.時間が経ってからふたたび告白する

恋愛の相手が魅力的過ぎるとか、普段から距離が近い人だと失恋をしてもなかなか
あきらめられないことでしょう。

そういうときには、少し時間が経ってから再度告白をしてみるのも一つの手段です。

告白をしたときに、相手はあなたのことをなんとも思っていなかったかもしれません。

しかし“告白をされた”という経験により、相手はあなたのことをそれ以前に比べて
特別な存在として意識するようになります。

例え相手が、告白をする前とは全く態度が変わっていなかったとしても、それは相手
の演技力が素晴らしいだけなのです。

絶対に相手の中で自分に対する意識は変わっています。そういう時期こそ、チャンス
と思って努力をするのです。なるべく自然に、相手との距離を保つようにします。

相手が興味を持っていることなどに、積極的に目を向けるようにします。

一緒にいる時間をさりげなく増やすことによって、あなたという存在を意識してもらうのです。

そしてあなた自身の魅力を磨くことも忘れないようにしてください。そうやって最初の
告白
から少し時間が経ったころにまた告白してみると、もしかしたら今度は上手くいく
かもしれません。

これも失恋であきらめないために必要なことです。

ポイントは“少し”時間が経ったころにアクションを起こすことです。
あまり時間が経ちすぎてしまうと、相手はあなたがもう恋愛感情を抱いてはいないのだと
思ってしまいかねません。

一度告白を断った相手に対して好意を抱きはじめたとしても、たいていの人は自分から
告白をすることはありません。

「こちらから振ったのに、今更好きになっても虫が良いとか思われるし……。」
と思うからです。そうしているうちに、相手の恋が動き出してしまうかもしれません。

少しだけ我慢して、次のチャンスにかけてみましょう。

3.恋人より友達になることも大切

失恋した後に多くの人がおちいりがちな状態のひとつに、「相手と必要以上に距離を
置いてしまう」ということがあります。恋愛においてその思いを相手に伝えるのには

とても勇気がいります。

誰か他の人がいるときに告白するわけにもいきませんから、タイミングも併せなくては
いけないとなると、本当に千載一遇のチャンスといってもいいような状況を待って告白
をする人が多いのではないでしょうか。

そこまでしたのに失恋してしまったら、相手の顔を見るのも恥ずかしくなってしまった
り、もっとひどい場合は恋の行方を気にしていた友達にも会いたくないと思ってしまっ
たりするかもしれません。

そうした行動をしてしまいたい気持ちはとてもよく分かります。しかしあえてその方向
に行くことを我慢してみてください。

そもそも、恋愛というのは相手の良いところに気付いたからこそ始まったのです。

性格の良さ、仕事や趣味のスキルの高さ、服装やスタイルなどの良さなど、相手に何か
魅力があったからこそ、恋が始まったはずです。

相手の良いところを見つけることが出来れば、その人の良い友達になることもできます。
もちろん“友達”になるのですから、恋愛の発展は期待してはいけません。
失恋であきらめない方法の一つかもしれません。

しかし、せっかく作った人間関係を壊してしまうより、相手の良き理解者になるほうが
良いのではないでしょうか?

4.相手が結婚して終わりを知る

失恋の最も悲しい終わり方のひとつに、「相手が結婚したことを知る」ということが
あります。

婚約者がいることを知らずに恋をしていたり、あこがれの人に告白するきっかけを
ずっとつかめないままだったりすると、「あの人、結婚したんだって!」という
ショックなニュースが飛び込んできてしまったりします。

残念ながら、相手が結婚をしてしまったらもう、その恋は終わらせなくてはいけません。
失恋であきらめるあきらめないのレベルではなくなります。

ドラマでは結婚式でどんでん返しが起きたりしていますが、それはあくまでもドラマ
の中のお話しです。

確かに最近は離婚率も上がっていますから、「待っていたら自分にもチャンスがある
かも」と思うかもしれません。

結婚相手の評判があまりよくなかったりすると、淡い期待を抱いてしまうかもしれません。
しかし、相手に不幸が訪れるのを待つようなスタンスはあまりよくありません。

そういう考えにはまってしまうと、何もかもが後ろ向きの考えになってしまうからです。
相手の幸せを願いながら、自分も同じくらい幸せになれるように前を向いていきましょう。

あきらめない! 失恋にはあきらめのそのタイミングが大切です。

特に失恋が続いたときなどは自分の価値が信じられなくなってしまうこともあるかも
しれません。しかし、楽しい経験と同じくらいに、失恋のような辛い経験も糧となります。

失恋をしたからといって、次の恋に進むのを怖がっていたら、それはとてももったいない
ことです。失った恋にすこしだけ身を置いたら、少しずつ前を向いていきましょう。