失恋をばねに男の一念発起 失恋から5段階の成長


                                               


失恋をばねに男の一念発起 失恋から5段階の成長

失恋の悔しさをばねに成長する
男の成長はどのように成長するのでしょうか?

失恋をばねに成長する方法を5段階に分けて解説しました。

 

① 失恋で分かったこと。

男にとって今回の恋愛だけは成就させたかったのに、
もう二度と会えないような素晴らしい女性だったのに
何が足りなくて無理だっただろうかと自問します。

ルックス?としては世の中自分よりいけてない男たちが
彼女と歩いているのを見ると、どうやら違うと男は思います。

「押しが弱かった?のか」と思う男ですが、
あれ以上強引に迫ったら怖がられそうだと感じたからなぁ、と迷います。

まだ出会って間もない頃にいきなりネックレスのプレゼントしたのが
いけなかったのか、と今更ながら反省しても理由はわかりません。

足りなかったものはといえば、
彼女の気持ちを想い測る気持ちではなかったでしょうか?

嘘をついて叔母に「あなたもいい人いるでしょうから、30歳になったのだし、
それ相応のものを彼女にプレゼントしなさい。」
と言われて、「君しか浮かばなかったんだよ、ネックレスを渡す相手は。」と
苦し紛れな言い訳で渡したネックレスです。

女性のほうはどう反応したのでしょうか?

結局、女性の気持ちをきちんと確かめようとせず
自分ばかり舞い上がっていたんだということに気づいて悔しい思いをしています。

 

② 言葉にして伝える大切さ

彼はその女性を好きで、好きでたまらなかったのです。
そのまま言葉に出せばよかったのです。

今更ながら悔しい思いを噛みしめます。
告白の出来栄えがあまりにずさんで、女性のほうから忠告までされてしまったのですから、
もう穴があったら入りたい思いです。

彼は元来口下手な性格で、一念発起して、
告白する文章を書きあぐねてみました。

書いては訂正し書いては訂正し、
書き上げたものは自分の本来の個性とは少しかけ離れた
紳士的なものになりました。

恰好はついた文章でしたが、この言葉を直接あって伝えるか、
ラインでつたえるか手紙に託すのか、
思考の末、会って告白するかラインかの二者択一を迫られます。

職場ではいつも女性とその気もみせず、淡々と接してきた男性です。
ここで告白したら女性も驚いてしまうのは目に見えています。

結局、職場の休み時間に休憩室に呼び出し、書いた文章を丸読みして伝えました。
「僕を好きになったら損はさせないよ。どう?」といった主旨です。

この上から目線の告白では女性は?と思うだけです。

もともと仕事上でも懇意にしていない彼からの告白です。
女性は一言「もともと私達は親しくないのだから
安易に誘わないほうがいいですよ。」と忠告します。

不器用でいいから最初の想いを伝えていれば
状況は違っていたかもしれないのです。

失恋した彼の脳裏に女性のうっすらとした甘い香りが残ってやみません。

 

③ 自分よりも他の男性を選んだ理由

働き盛りの年齢層もホワイトカラーの職場ばかりではありません。
工場つとめの人も多いのです。

彼は元は派遣で一時期はリーマンショックのおかげで
凄い派遣切りにも遭いましたが、その時も生き残りました。

携帯電話の生産ラインでの細かい作業効率がよく
真面目な点が評価されたのです。

その時はまだ20代でしたが今は30代に差し掛かり、
将来の設計も考えています。

この現場の上司に気に入ってもらえて
今では契約社員となりました。

同じラインに気になる女性がいます。
女性もマスクをしているので顔を全部はっきりみた覚えはあまりないのですが、
瞳が綺麗な女性です。日本人でないかもしれません。

いつか瞳の美しい女性と話したいと思って
チャンスをうかがうようにもなった男です。

女性は最近新しく入ってきた従業員だそうです。
男の心は踊ります。

契約社員で少しは安定した収入が入るようになったので
ゆくゆくは二人で共働きしながら
平凡でも幸せな家庭を作りたいと願います。

話すチャンスは、休憩時です。
シフト制なので中々、そのチャンスがめぐってきません。
おまけに食堂では女性は女性同士で食べているため誘いだすのも一苦労です。

女性の帰る時間帯が合えば追いかけて
彼女を捕まえられると思うのですが広い工場の為に見つかりません。

更衣室へ行って私服に着替える従業員たちの中の帰り際で
女性をみつけられるでしょうか。

模索しているある日目撃してしまうのです、
仲良く女性と他の男性が手をつなぎながら工場を後にしているところを!

オーマイガッド!何てことでしょう。

どうやら二人とも外国人のようです。
白衣で分からなかった女性の腰は張っていて
男性は背の高いくせ毛のある目鼻立ちのはっきりした人です。

「遅かった!」
女性には彼氏が出来ていました。

うかうかしている間に、
「そりゃそうだ、あの子なら他の男も放っておかないだろう」
とばかりに失恋した自分の悔しさを収めきれず彼はやけ酒をあおります。

 

④ 悔しさは自分自身への反省

失恋を重ねて悔しい思いを一杯しました。
なぜ悔しいかといえば、恋敵へのライバル心とかではなく、
自分のふがいなさです。

何度失恋しても学習能力が備わっていなかった自分への悔しさです。

それならば、自分の内面を充実しようと決意します。
恋愛のことばかり考えているから逆に女性には
「ガツガツした男」として見られて逃げられてしまうことを悟ります。

異性だけでなく誰に対しても対人関係を見直します。
世話になっている人にお礼を言い忘れていないか、
ちゃんとお詫び、感謝の言葉を伝えられているかどうか考えます。

交際していた彼女をどれだけ大切にできたか反省します。
これから彼女ができたら今度こそもう離さないという覚悟で
真摯に彼女に向き合っていきたいと誓います。

失恋という厳しい洗礼を受けた彼は、失恋をばねに
自分の成長へとつなげていけることでしょう。

成長した男に異性の見る目が違ってきますが
失恋した後の結果があとについてくるものなのです。

 

⑤ 学習して失恋をばねに成長する

アスリートたちは記録だけが勝負の世界です。
メダルをとれなければ敗退、
厳しい世界で競技に失敗した悔しさをばねに次回の試合に備えます。

失恋をばねに悔しい思いも糧にして
生活全般の見直しをして一段といい男になるのです。
それには努力も必要です。

このままでいいやと思っていたら、そこで立ち止まります。

時は残酷にも流れます。
気が付けば50代になってしまっていることもあります。

まだパートナーが見つからない、と
婚活に励む世の中の男性たちもいます。

今、思い立ったこの瞬間から変われるのです。
今できることの一番の近道は断捨離です。

身の回りのものの断捨離です。物を断捨離していくうちに思考回路が
シンプルになっていきます。

失恋をばねに成長して、今一番何を求めているのかが判明してきます。