恋愛が怖い理由と恐怖心から脱皮する5つの方法
恋愛に対して恐怖心を抱くというのは、とても苦しいことです。
恋愛が心を満たしてくれたり、自分のモチベーションを上げることにつながったりすることを知っているのに、「何かが原因で恐怖心を抱いている」ということですから。
恋愛に対して怖いと思ってしまっている原因には、何があるのでしょうか。またそれに対してどうすればよいのでしょうか。
自分に自信がない
まずは、「自分に自信がない」場合です。これも様々な体験があってのことでしょう。
- 付き合っていた人に否定された
- 相手に対して自分が劣っているように感じる(または周りからそう言われた)
など、自信を喪失してしまう何かがあったのだと思います。そうすると恋愛は怖いという気持ちを持ってしまいます。
ただ一度、自分を反対の立場に置いて考えてみてください。
「自分に自信がなく”自分なんて”と卑下している人とお付き合いをしていて楽しいですか?」楽しいわけありません。
自分に自信がない=自分の気持ちが下がっている、のです。周りから、または昔の彼女から何か言われたのかもしれない。辛い経験をしたのかもしれません。
そこからの自分は努力をどうでしたか?自信がなければ、自信を持てるようにしたら良いのです。
「それは自信がある人が一時的に自信をなくしただけだからそう言えること」そんな声も聞こえてきそうですが、いいえ、それは違います。
恋愛を怖いと思わないで自信がないことに悲観的にならず、その気持ちをバネにして変わってきた人を何人もみてきました。
その大半が、傷ついた過去を持った人達です。みんな、ここままではいけないと自分を奮起させて頑張ったのです。「自信」は? 沸いて出てくるものではありません。少しずつ積み重ねた自分の実績からなるものです。
「自分に自信がない」、そんな自分が嫌であれば、「自分」を変える努力をしてみませんか?きっと、考え方から行動まで、すべて変わってくると思います。そして見える景色も全く違うでしょう。
彼女に振り回されて嫌な思いをした
- 都合よく会いたいときに会わされた
- 気持ちの浮き沈みが激しく、予定が相手都合でよく変わっていた
- 思い込みが激しく束縛がひどくて行動制限があった
どれもこれも実際にあった話ですが、全て相手都合の勝手な行動です。
こういう彼女とお付き合いをしてしまうと、次に付き合った人が、いくら違う人だと頭でわかっていても、「もしかしたらこうなってしまうかもしれない」という恋愛の恐怖心を生み出してしまいます。
これに対しては、いま言ったように「違う人」と割り切ること、そして、「拒否する自分をきちんと持てるようにすること」が重要です。
確かに上記の嫌な思いをしたのは相手の身勝手さに振り回されたからでしょう。相手が自分しか考えていない結果です。
ですが、振り回された、ということは自分もそれに付き合ってしまった、ともいえます。
もちろん、彼女のいうことを聞いてあげたい、そう思う気持ちもわかります。ですが、それは優しさではなく相手にとって「都合のよい」存在になってしまっているだけなのです。
- 会いたい時にだけ会わされてしまいそうなら、「自分の都合にも合わせてほしい」と伝える
- 気持ちの浮き沈みによって予定が変わりそうなら、デート自体を辞める
- 束縛が激しいのなら安心させる。それでも信じてくれないのなら自分も辛いときちんと伝える
恋愛が怖いと思う前にこういった相手が気にすることに対応する勇気も必要です。
彼女に裏切られた、また嘘をつかれて信じられない
「裏切り」「嘘」これらは付き合っている・いないは関係なしに「人として」ありえないことです。
だからこそそういった経験をしてしまうと、傷ついた思いをもう二度としたくないという気持ちが生まれ、防御線をはり、恋愛=怖い、という認識になってしまいます。これはしょうがないことです。
次の恋ができたとき、この人は違う、と頭ではわかっているはずです。でもそう簡単に割り切れるはずがないのです。それだけ大きなことをされた、ということです。
ですから、これに関しては「そういう人だったのだ」と思うほかありません。裏切ったり、嘘を平気でついたりする人は「罪悪感がない」場合が多いのです。
それに対して「なぜ?」「どうして?」と考えても答えがでるはずがないのです。信じられる人とお付き合いをするしかないのです。一度裏切られた気持ちは、他の人と付き合えたからといって、なくなるわけではありません。
ただ、簡単ではないものの、前に進めるのは、他の人を信用することができた時なのも事実です。
だからここは「良い勉強になった」と踏ん切りをつけるのも大切です。
ただ、あまりにもそういう人が続くようなら、自分の見る目も少し疑ったほうが良いかもしれません。恋愛は同じタイプを好きになる傾向にありますから、続く可能性は大きいです。
彼女に騙されて大金を使ってしまった
こんなドラマのような話……。と思うかもしれませんが、実際に多くいます。
例えば、付き合っていた人に騙されて大金を使ってしまいました。恋愛が怖いと思ってしまいます。
ひとりは、「仕事のために」と研修費の名目でお金を渡し、スーツや物を買ってあげてしまいました。
もうひとりは「起業するから」と大金を渡してしまいました。今思えばとてつもなくバカだったと2人は振り返りますが、当時は「付き合っていた人」、まさか騙されるなんて思ってもなかったと思います。
そう、「付き合っている」という立場を利用するなんて本当に信じられない話です。相手にとって友人たちは、お金を使わせるだけのいわば「金ヅル」だったのでしょう。たとえ「違う」と言われても信じられません。
大金を使ってしまった、という実害もあるので、精神的苦痛に加えて大きなダメージを受けてしまうことになります。
そして、この実害の部分に対して取り戻せない、泣き寝入りをするパターンがほとんどです。
「お金の切れ目は縁の切れ目」うまく言ったものです。本当その通です。「お金を貸して」と頼めるのは、大切な人だからではありません。
自分が本当に大切に想っている人に対して「お金を貸して」と言えますか?言えません。普通は無理でしょう。
それが出来るのです。つまり「大切な人」ではなかった、ということなのです。
大金ですから「いい勉強代になった」とはいかないでしょう。しかし考えるだけ無駄です。返してもらおうと思っても、のらりくらり、躱されてしまうでしょう。
その労力と時間を考えるとしないほうが賢明です。その時間が勿体ないですから。
もちろん、気持ちはそうはいかないと思います。悔しい気持ち、怒り、恋愛が怖いという様々な感情が出てきて当然です。
ですが本当に「もったいない」のです、その考える時間が。納得はしなくても、無理矢理にでも自分の中で「終わったこと」として処理したほうが、自分のタメになります。
付き合い始めたら、怖い男がでてきた脅された
これもまたドラマにありがちな話のように思えますが怖い恋愛の話です。本当にあった話です。
要するに、二股だった、さらには自分が浮気相手のほうだった(もしくはそう思わされた)というオチでしょう。
せっかく想いが通じて付き合い出したのにひどい話です。脅されてしまうと、とっさの判断として正しい考えは浮かばないと思います。もしかしたらここで何かしら金銭の要求があったかもしれません。
本当に許せないことです。恋愛が怖くなります。
「こういう人に出会ってしまった」と割り切るほかありません。こちらが悪くないのに非常に悔しい話ですが、やはりこれも、深追いするほどその時間がもったいないでしょう。
恋愛していてつらいこともありますが、それ以上に幸せであるはずの恋愛に対して怖いという思いを持つのは非常に残念なことです。
でもこれだけの経験をしてしまうと、そう思ってしまうのもつい頷けてしまいます。
こういった経験をすると、すぐに切り替えることは難しく、「怖い」「恋愛」をする気力もすぐには起きないかもしれません。
ただ、この恐怖心から抜け出せるかどうかは自分次第ですし、前を向いていればこの恐怖心を拭ってくれる人と出会えると思います。
人の裏切りで傷ついた気持ちは、人からもらう気持ちで修復できます。本来の恋愛の部分がまた感じられるように、臆することなく、そこにとどまらず前に進む勇気を持って、素敵な恋愛ができるように恋愛が怖いという恐怖心から抜け出ましょう。