些細なきっかけから始まる! 恋愛でのいい話5編


                                               


些細なきっかけから始まる! 恋愛でのいい話5編

人の数だけ恋愛はあり、辛いものもあれば幸せなものもあります。
些細なきっかけで始まった恋愛でのいい話を5つご紹介します。

①恋愛のいい話オフィス編

同じ職場に勤める2人の恋愛でのいい話をまずはご紹介します。

仕事でもある程度キャリアを積んで順調な30歳前半の男性は、仕事に集中し過ぎる
あまり長く付き合っていた彼女に昨年振られてしまい、結婚も恋人も諦めています。

そんな男性の部下として新しく入社した女性が配属されます。年齢も約10歳離れて
いて慣れない仕事に失敗もする新人の女性に対して、男性は特になんの意識もなく
接していました。

そんなある日、部署内での飲み会でその新人の女性が上司にしつこく絡まれていると
ころに助け舟を出します。

その翌日その女性から、昨夜助けてくれたことに関してとても助かったとお礼を言われます。

仕事に関すること以外で会話などしたことのなかった二人でしたが、女性のお礼の一言
から少しずつ打ち解けることができ、仕事帰りに一緒に食事をしたり連絡を取り合う仲
となり交際を始めました。

交際から1年過ぎた頃、男性は女性にプロポーズをし、無事2人は結婚へと進むことが
できました。

男性にとって仕事とは、長く続いた恋愛を終わらせてしまう原因になったことでもあり
ましたが、いい恋愛をするきっかけを与えてくれたものでもあったのです。

②恋愛のいい話趣味の場編

次の話は、登山が趣味の人が集う登山グループ内で知り合った2人の恋愛でのいい話です。

SNSで募集している登山グループに参加した男性。仲のいい友達といつも登山をしていま
したが、もっと輪を広げようということで参加しました。

その登山グループは年齢の近い人達で構成されていて女性もいましたが、男性としては
趣味は自分の時間として充実させたいという理由で、登山繋がりで彼女は作るつもりは
ありませんでした。

グループで何度か登山を経験する間に仲良くなった女性ができ、今度2人で登山をするこ
とになりました。

2人で登山をすると、女性の気遣いや時々見せる強さ、一生懸命に登る姿に惹かれていっ
てしまいました。

自分の趣味の時間に彼女を混ぜたくないと考えていた男性ですが、自分の好きなことを好
きな人とできることの魅力や楽しさに気付き、その登山をきっかけに2人は交際を始めました。

自分ひとりの時間として趣味をするのも大事な時間ですが、一緒に経験して同じ思い出を
持つという出来事も貴重なのです。

趣味の場で恋愛ができるというのは、そういった貴重な体験ができる機会なのです。

③恋愛のいい話メール編

3つめの恋愛でのいい話は、遠距離恋愛中のカップルの話です。

大学進学を機に遠距離になってしまい就職活動が見えてきた2人。遠距離恋愛ながら
もここまで交際を続け、就職場所の話になります。

地元で就職をするのか、大学のある所で就職をするのか、はたまた別の場所を選ぶの
かで2人は揉めてしまいます。

「これからも付き合い続けるのならできるだけ一緒の場所にいたい」という彼女と
「それよりもお互いに希望する職業に就くことが優先」という彼氏で意見が対立した
のです。しばらく連絡を取らなくなってしまいました。

3週間後、彼氏が彼女にメールを送りました。その内容は、就職してちゃんと社会人と
して働いて、早く金銭的にも精神的にも自立して彼女と結婚をしたいと思っているとい
う内容でした。

彼氏は恥ずかしくてそのことを自分の口から言えなかったのです。その一通のメールで
お互いの意思を確認できた2人は、それぞれに納得のいく就職先を目指したのです。

口では言えないことでも、メールなら伝えられる時もあります。伝えたいけれどどうして
も伝えることのできない言葉があるなら、
メールを使ってみるのもひとつの方法なのです。

④恋愛のいい話交際が復活編

次は、些細なすれ違いがきっかけで別れてしまった2人の恋愛でのいい話です。

仕事が立て込んですれ違いが続いてしまい、2年前に別れてしまった2人。
お互いに相手のことが嫌いになったり付き合うことが嫌になって別れたわけではない
ものの、潮時だったのだと言い聞かせていました。

そんなある日、2人はお店で偶然すれ違いました。そのお店というのも2人が交際して
いた時によく行ったカフェで、別れた後もどちらも1人で通っていたのです。

再会した2人は2年という時の流れもあって近状や仕事のこと、このカフェのことそし
て2人が交際していた時の話などをなんのわだかまりもなく話すことができました。

別れていた期間、どちらも交際していた相手もいましたが、どうもうまく続かずにすぐ
別れて今ではどちらも1人だという話もしました。

その後2人はカフェを離れ、家に帰って今日の出来事を思い出します。気心の知れた
相手との久しぶりの会話の楽しさや、交際していた頃と変わっていないところや、
変わったところ。

また会いたいという思いが募り連絡を取り合って会うことになりました。2年前に
比べて仕事もプライベートも要領を掴み、余裕も出てきた今ならまた交際を復活させ
てもうまく付き合えるのではないかという考えになり、
偶然の出会いをきっかけに
2人は交際を復活させたのです。

すれ違いは避けようがなく、それがきっかけで別れてしまう恋愛もあるでしょう。
しかし長い目で見てみればそのすれ違いはずっと続くものではないのです。

そこで諦めて別れてしまうと後悔だけが残ってしまいます。すれ違いが続いても、
相手のことが好きなら諦めずに交際を続けてみましょう。

➄恋愛のいい話幼馴染編

最後の恋愛でのいい話は、幼馴染の2人の話です。

家も近く幼稚園の時からずっと一緒だった2人ですが、別々の高校に進学すること
になりました。

何かの機会に会うだろうと思っていても通学時間や部活動などで生活リズムもあま
り合わず、会うこともなくなりました。

お互いに気にはなっているものの、ただの幼馴染なのでわざわざ会いに行ったり連
絡をすることもありません。

そんなある日地元の駅でばったり2人は出会ったのです。小さい頃から知っている
相手なのに、高校に入学してからまったく顔を合わさなくなったこともあり少し気
恥ずかしい感情もありましたが、久しぶりの再会を喜びました。

話をしていると、女の子のほうは中学から付き合っていた子と別れてしまったそうです。

それを聞いた男の子は、女の子に彼氏ができたと聞いた時にかなり自分がショックを
受けたこと、幼馴染という関係を守るために女の子への恋愛感情を押し殺していたこ
とを思い出しました。

そんな押し殺していた感情を思い出すとともに、女の子の少し大人びた雰囲気を感じ
てしまい、男の子はまた恋愛感情を持つようになってしまいました。

「あの時、恋愛感情を隠さずに想いを伝えていればよかった」という後悔をまた味わ
いたくないと思い、後日男の子は幼馴染の女の子に告白をしました。

女の子は喜んで受け入れてくれ、2人はお互いの両親にも温かく見守られながら交際
を続けることができたのです。

お互いの距離が近くなってしまうと、好きという感情を恋愛感情だと認めづらくなっ
てしまいます。

しかし認めずに感情を押し殺していると後悔することもあるのです。そうならないた
めに、自分の感情と向き合うことが大事なのです。

5つの恋愛でのいい話をご紹介しましたが、どれも些細なきっかけによって起こった話
なのです。

恋愛でいい出会いがない、良い恋愛に恵まれないと感じているあなたは些細なきっかけ
を見逃しているだけかもしれません。

そのきっかけを見逃さないように周りをよく見てみると、いい恋愛ができるでしょう。