お見合いの歳の差は結婚後にこんな良い現象が!
29歳の女性から「お見合いで知り合った人とうまくいっている」という話を聞きました。
彼女の口から「うまくいっている」という言葉を聞くのは珍しく、
今まで合コンや紹介、お見合いを何度もしてきたのを聞き
「今回の人と結婚を考えているのだな」とその口ぶりでわかりました。
ただ彼女にはひとつだけ、ひとつではあるけれども彼女にとっては大きな問題を
抱えているようでした。
それは彼との「歳の差」でした。
今まで付き合ってきた人が年齢差があまりなかったというのもあり、結婚しても
歳の差でうまくいかないのではないか、など不安に思っているようです。
きっと彼女だけではなく、たくさんの人がお見合いで知り合いうまくいっているけれど
相手の歳が……。と気になっていることもあるのではないでしょうか?
確かに歳の差があると、周りにビックリされたり、話が合わない部分が出てくるのでは
ないかと思うこともあるかもしれません。
ですが大丈夫です。
お見合いで出会った人と歳の差があっても気にすることはないのです。
歳の差があることでたくさんのメリットもあるのです。
そのメリットはどんなところなのか、様々な観点から見ていきましょう。
① 歳の差がありすぎるお見合い
まず歳の差がある人とのお見合いを体験した人の話を聞くと、よかった印象を持つ人が
非常に多いようです。
お見合い自体がスムーズだった、
話が飽きなかった、
ずっと楽しめた、
また会えたらきっと楽しいデートができるのだろうなと思えた、
などお見合い自体を楽しく、そして好印象で終えた人が多かったのです。
そう思えた要因として、もちろん相性が良かったというのもあるでしょう。
それ以上に「年上、年下の魅力」があったのでしょう。
そして「お見合いがうまくいった」と感じたのには、心理的な問題も関係しています。
それは「歳の差がある人とのお見合い大丈夫かな」と不安なところから始まるからです。
そう思って始まったお見合いが思っていたより楽しかったとなれば、そのギャップも
相まって「良かった」と好印象を植え付けるのです。
彼女もその一人でした。お見合いが決まったときは「歳の離れた人と何を話そうか」と
思っていたそうですが、いざお見合いが始まってみると相手のリードもスムーズで
会話に困ることもなく、楽しくお見合いができたそうです。
そしてその一回目があったからこそ、次のデートへつながったのでしょう。
② お見合いは歳の差があってもうまくいく
お見合いで「歳の差」というのは、気になってしまった当たり前かもしれません。
というものの、お見合いを始める前に相手の情報を「目でみて得た」ときに、情報が
少ない中での年齢というのは気にしてしまいがちなのです。
例えば、合コンで話が盛り上がった人の年齢を聞いたときに自分と歳の差があっても
「そうなんだ」で受け止められます。
それはそれまでに「相手といて楽しい」という気持ちがあることで「年齢」というものを
さほど気に留めないからなのです。
実際お見合いがうまくいくかどうか、年齢というのはそんなに関係ないものです。
歳の差よりもお見合いがうまくいくかどうかに関係してくるところはたくさんあります。
お見合いで歳の差があることによってお見合いがうまくいかないということは考えず、
「歳の差があってもお見合いはうまくいくのだ」という考えをもってのぞむと良いでしょう。
③ 歳の差があるとケンカしない
歳の差があることでのメリットを彼女はこう話します。
「とにかく喧嘩にならない、毎日が穏やかでいられる。かといって意見交換ができないの
ではなく冷静に、でもふたりで前を向けているんです」
聞けば彼女は今まで付き合ってきた彼氏とは、喧嘩もしょっちゅうだったとか。
その原因の多くは彼女がキャリアウーマンで仕事バリバリ、普段の生活の中でも要領よく、
的確に動いてしまうためにけんかになります。
一見良いところのように思えますが、社会的地位もあって輝いている彼女は彼氏からしたら
嫉妬の対象になり、劣等感をもってしまったようです。
(別れたときの彼の話によると、だそうです)
そんな気持ちが彼氏にあるからこそ、言い合いになることも多く、ある元彼には
「男にリードしてもらうこともできないのか」と言われたそう。
彼女からすると今まで自分が頑張ってきたものを否定されたような気持になったそうです。
それに対して今の彼はそういった否定をしないのはもちろんのこと、何かに対して
喧嘩になりそうになるとまるで仲裁役のように自分の気持ちを整理し、そして彼女の
気持ちを整理し、その意見をかみ合わせてうまく歯車が回るようにしてくれるそうです。
確かに歳の差があると、喧嘩にならないという話はよく聞きます。それは歳の差が
あるからこそ同じ土俵に立たないからかもしれません。
それは相手を見下していることではなく、相手を尊重しているからこそ、喧嘩という
手段ではない解決策を知っているからかもしれません。
④ 男性が年上の場合
彼女の話から男性が年上の場合がどういうふうになるのかが分かったと思います。
では逆に女性が年上の場合はどうなのでしょうか。
⑤ 女性が年上の場合
女性が年上の場合、よく聞かれるのが
包容力がある、
自分のすべてを満たしてくれる、
仕事で失敗してもフォローがうまくて次の日頑張ろうと思える、
これを聞いていると「お母さん」のような印象も受けそうな……。
年上の女性と付き合っている男性は、女性にしかできないやわらかさ、やさしさに
惹かれたといっていました。
逆に女性側のほうはそんな彼を守ってあげたくなったり支えたくなったりするそうです。
そして時に、彼の男らしい一面を見るとさらにグッとギャップに萌えるのだとか。
どちらが年上でも年下でもそれぞれ魅かれるところがあるので
「自分は年上じゃなきゃダメだ」などと決めてしまうのは勿体ないことかもしれません。
⑥ 恋愛に年の差は関係ない?
要するに、年齢に歳の差はそんなに関係しないと思います。それよりもフィーリングで
あったりそれぞれ尊重しあえたり、大切なことはほかにたくさんあるはずです。
お見合いがどうなるかというのは自分の中で変な先入観を持たせてしまうだけなのです。
彼女も歳の差を気にして結婚を考えていましたが、そもそもお見合いの時も歳の差を
気にして杞憂に終わったこと、そして現在付き合っていて今までにないくらい穏やかな
日々を過ごせていること、それらを考えたら年齢なんてちっぽけな問題だった、と
言っていました。
ちなみに彼女はその8か月後、結婚し今では子供が生まれてご主人の地元で過ごして
いるそうです。
自分が高校生だったときの大学生や社会人、ってすごく大人に見えます。たとえ自分が
高校3年生で1つ上の先輩が社会人で、という状況でもものすごく大人に感じるでしょう。
歳はひとつなのにものすごく年上のような、離れた存在に思えるかもしれません。
ですがそのまま年齢を重ね、どちらも社会人として経験を積むと、1つ上というのは
とても身近な存在になります。
それが歳が離れていても、同じ境遇にたったり、その人との距離が縮まったりすれば
歳の差なんて気にならないものなのです。
歳の差にとらわれず、相手の中身をみて判断できたらそれはとても素敵なことです。
ぜひそうできるように相手の存在が自分にとってどうなのか、今一度考えてみましょう。