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結婚カウンセラーが教える、幸せな結婚の法則

結婚カウンセラーが教える、幸せな結婚の法則

人生計画を考えるときに学校を卒業し、
社会へ出た後の選択の一つとしてあるのが結婚です。

でも、大人になって社会に出てからは、
結婚は本当にしなくてはいけない選択なのかと
疑問を抱いてしまうことはありませんか?

周りを見たり聞いたりする結婚は、あまり幸せに見えない。
果たして自分は幸せな結婚ができるだろうかという
不安を感じる人は少なくないと思います。

ここでは幸せな結婚とは何か、どうしたら結婚できるのかを
結婚カウンセラーの経験から秘訣をお伝えします。

 

1.結婚して幸せ?結婚して不幸?二つの道

結婚して幸せか不幸かは、実は自分が決めるのです。
好きという感情がMAXになり、この人とずっと一緒にいたいという
純粋な気持ちから、結婚を意識します。

では、どういう結婚が理想ですか?
幸せな結婚のイメージは、子供を育てマイホームが持てたら
幸せなんて声をよく聞きますが、
あなた自身はどう生きたいのかが、
これではわかりません。
これは目に見える理想です。
結婚という外観です。
結婚後、自分が幸せな状態で生活していけるか?

それはあなた自身がどんな生活スタイルを
したいかということにつながります。

例えば仕事は続けますか?
仕事を続けるとして、正社員または
パートやアルバイトという形で続けますか?

趣味を続けたい、極めたい方は、
その収入は誰が払ってくれますか?自分で払うのでしょうか?
旦那さんですか?

自分の夢に対して、旦那さんは理解し応援してくれますか?
お互いの立ち位置はどうあってほしいですか?

今まで一人で生活スタイルを築いていたのが、
結婚すると家族の中の一人になるのです。

家族の中での役割があり、
その中で自分らしい生活をできるようにしないと、
無理がたたって不幸な結婚になってしまうのです。

また、相手がいることなので、自分勝手な判断や行動で
相手を困らせたりすることもできなくなります。

相手に自分の意見ばかり押し付けて頼りすぎる、
自分は何もしない。もっと最悪のパターンとしては、
相手に依存し過ぎてしまうと相手が嫌になり距離を置かれます。

結婚して家族になると、
生活をしていかなければならない現実があります。

さらに親族に何かあると助けにいかなければならないこともありますし、
冠婚葬祭以外にもお付き合いしていくのです。

女性は特に立場上、やらなければいけないことが多いです。
ですから、好きという感情以外にも「この人だったらやっていける」と
思える人を選ぶことが、幸せな結婚ができる入口です。

自分が苦しいときに助けてくれることや
自分の意見を尊重してくれる相手は、
長い人生を歩むパートーナーには必要な条件です。
そういう相手だと自分が無理しない程度で頑張れます。
自分自身でも疲れたなと思った時には発散できる
「逃げ道」「ご褒美」というもので
自分を解放してあげるような場も作っておくこともおすすめします。

たまには家族以外で自分だけの時間をつくり、
自分らしさを取り戻す大事な時間も必要です。

こうした生活ができると、相手にも傲慢にならず、
感謝できる自分がいるのです。

「ありがとう」と相手に言える夫婦は長続きしますし、
幸せな結婚生活ができている証拠だと思います。

 

2.他人の芝生は青い

結婚する前に、結婚しているカップルのライフスタイルを聞いて、
憧れてしまう人が多いと思います。

「結婚してからは旦那が高収入のため、
好きなものが買えるしぜいたくできる」と聞くとうらやましい話ですね。

でも旦那さんが高収入ということは、
旦那さんは相当忙しい毎日を送っている人がほとんどです。

付き合いもあって毎日忙しく、家にあまりいないことも考えられます。
実際に私の知り合いの独身の弁護士が言われていたのは
ほとんど、仕事で家にいないので家のことをしっかりと
やってくれて、家にいなくても大丈夫な女性が理想といわれていました。

高収入になればなるほど忙しいので私生活はほとんどないのが
現実で、やはりそうなんだなあといまさらながら納得しました。

そんな高収入のお家柄、親族や会社関係の付き合いを
うまくやりくりしなければならないといった
苦労があるのかもしれません。

結婚生活について悪く言う人より、
結婚生活はすてきだと話す女性のほうが魅力的ですが、
きっとやらなければいけないことをしっかりやっている人で、
それを当たり前と思って受け入れて、
日々の生活をこなしているのではないでしょうか?

普通の結婚でも専業主婦ができたら、
空いた時間をたっぷり好きなことで過ごせると
いったラクなイメージをつい持ってしまいがちですが、
大半は家計をやりくりし、自分よりまず家族のことを
優先して生きている人が多いと思います。

このように、高収入でお金を持っている人と結婚すると
家柄、親族といった面倒なものもついてきます。

お金がない人には家計を支えなければいけないと
いった苦労がついていきます。

どちらを選ぶにせよ、生活を
「おもしろい」「楽しい」「ありがとう」と
いった気持ちで暮らせるのなら、
周りはどうであれ、幸せな生活ができます。

不幸なことに独身の頃から人と比べたがる癖がある人は、
きっと自分に自信のない人が多いでしょう。

うわべの幸せしか見ていないのです。
その内側でみんな努力していることに気が付かないのです。

そういう人は結婚を機に自分に自信が持てるようになると
勘違いする人が少なくありません。
他力本願ですね。

結婚も仕事もそうですが、自分自身で築くことが
仕事でも成功し家庭の幸せをつかむことができます。

人の生活をうらみやみねたみ、人と比べることをしている人は
結婚しても自分自身が強くならなければ変わらないし、
いつまでも自信が持てないのです。

そして、最終的には結婚した相手が悪くて自分がこうなったと、
人のせいにします。原因は自分にあることがわからないのです。

周りのせいにする前にしっかりお互いを受け入れる
努力をしたかどうかというのを考えてほしいです。

自分にとっての幸せの価値と他人にとっての幸せは違うのです。
その幸せのために努力できることと、できないことは人それぞれです。

自分が毎日笑って暮らせる結婚生活が一番幸せではないでしょうか?

 

3.二人で協力して作り上げる

結婚するということは家族という単位です。
自分の好きなことばかりして嫌なことをしなかった
独身時代のままの意識では結婚生活はできません。

できないところは、お互いに助け合ってやらなければならないのです。
お互いに楽しく生活していくには、協力が必要なのです。

例えば、仕事や家事などのお互いの役割は
最初から決めておくほうがいいでしょう。

お互いにやってみてだめだったら、
また相談といったことを面倒がらずにすることが大事です。

そんなの当たり前と頭でわかっていることでも
実際に生活が始まるとお互いに忙しいから
つい言うのを忘れてしまうことが重なり、

すれ違ってしまう時期があります。
そういう時期が来たら「はい、離婚」なんて簡単にできません。
そういう時期があってもその後に必ずお互いに
話し合う時間をつくることが大事です。

それらを行わず、曖昧にして過ごすことも選択としてありますが、
フラストレーションが積もりに積もった状態で、自分は幸せでいられると思いますか?

女性は子供のために、また経済的にも何十年も我慢して我慢して
ついに爆発して熟年離婚というケースが増えています。

我慢して我慢しての結婚生活に何の意味があるのでしょうか?
我慢ではなくて楽しく暮らせことを考えたほうが人生は有意義です。

また、独身の頃の価値観が相手と違ったということも
結婚してからわかることがあります。

例えば生活スタイル、生活感覚です。
自分は今までこうやって暮らすのが当たり前だと
思っていたけれども相手は違った行動をして生きてきた。

そういう場合はこれから一緒に家族になるのですから、
お互いの生活スタイルを持ち込んで、
新しいルールを作っていくことが必要なのです。

歯磨きはいつのタイミングでするのか、
湯船にお湯を張って入りたい派、シャワー派など。
ごみはどうのように捨てるかなどです。
夜は何時頃寝るのかなど。

細かいようですが、その人が生きてきたスタイルはさまざまです。
全て否定するのではなく、お互いに話し合って決めていくこと、
目をつむるところをお互いに持ってあげること。

その優しさが、家という安らぎの場所になっていくのではないでしょうか。

間違えてはいけないのは、
必ずしも、自分が生きてきたことが正しくて、
それ以外はありえないといった傲慢な考えは
結婚生活を苦しくするだけです。

家を過ごしやすい空間にするためには、
お互いの協力が必要不可欠といえます。

 

4.自分の考えや生き方を邪魔されない

今の自分を作った個性は今まで生きてきた証です。
今更、変えられないといった部分が出てくると思います。

好きという感情だけでは生きていけません。
好きな人が自分の考えを受け入れない、
否定されたとなった時、どうしますか?

そこはしっかり話し合うか、受け入れられるよう
何度もあきらめないで伝えることが大事です。

そこで納得できないまま話が終わってしまうと、
今後の生活の中で相手が自分を認めてくれていない
といったシコリを何年も持ち続けてしまうのです。

そして溝ができてしまい、相手に対して
不信感が生まれて孤独感が出てきます。

それが少しずつ積み重なって、
不幸な結婚になってしまうのでしょう。

相手が自分を全面的に理解するというのは
お互いに無理があります。
しかし、それをカバーしたりしながら
相手の個性を受け入れることが大事です。

年をとるうちにだんだん心が丸くなって、
そのうちそういう個性も流して見てあげられます。

それは妥協とかではなく、そういうところも含めて
相手を受け入れるという覚悟ができた大人の考えだと思います。
結婚生活は相手の欠点も悪いこともすべて受け入れることです。

自分もそうです。自分の生き方や考えを相手に
受け入れてほしいと思うなら、行動で示すことも時には必要です。

こういう生き方や考え方で行動しているほうが
私は楽しいというのを相手に伝えるのです。

例えば、好きな趣味を極めて勉強したいことがあったとしたら、
最初は受け入れてもらえなくても続けるのです。

家族に迷惑をかけてしまうことがあっても
相手に感謝しながらずっとその意志を貫くのです。

あなたが楽しそうに生きている姿は、
時間が経つにつれて相手にも伝わってきますし、
自然に受け入れてくれるようます。

自分が満足し自分が幸せと思える、
自分が笑っている姿は家族にとって影響は大きいです!!
いつも悲しい、辛いといった姿は子供に不安を与えてしまいます。

どんな状況でも笑っている姿は家族を安心させます。
笑顔にはそれほどの力があるのです。

多少、家族に迷惑や無理をさせてしまうことでも
自分が自分らしく生きている姿は、
家族にとってとてもいい影響を与えます。

自分が仕事に追われてあまり家族との時間が
持てないという時があっても、
頑張っている姿を見ていると家族は応援しよう、
自分も頑張ろうと思うのです。

また、家計が苦しい時期だとしても、
苦しいなりに楽しく暮らすことで、
みんなで乗りきるといった絆が深まります。

どんな状況にあってもみんなが笑っていられる家は、
悪い方向へいくことはありません。

人をうらやみ、ねたみ、なんで私だけがと思ってしまう人は
人生そのものが不幸です。
人生も家庭も結婚生活も一人一人すべて違います。
「何で私だけが」という発言はもう使わないようにしましょう。
結婚すると家族がみんなで一つなのですから。

どうしても自分だけ負荷がかかって苦しいようなら、
その気持ちを家族に伝えて改善策を考えることです。

それと自分の中でリフレッシュする方法を見つけて、
ネガティブにならないようにする努力が必要です。

自分がそこの現状で満足しながら楽しく暮らしていくうちに、
いい状況へと変わっていきます。

人生の中では乗り越えなければいけない壁が何度も来ます。
結婚生活は自分のことだけではなく、
家族全体のことですから、想像もしない思わぬ問題も起きます。
その壁を乗り越えることでまた絆や信頼関係が深まり、
家族になっていくのです。

自分が幸せと思えるよう努力することで、
どんな状況になってもブレない自分ができ上がるのです。

 

5.ありのままで一生愛し愛され続ける

無理をして背伸びするような結婚はしないほうがいいのです。
生活は永遠に死ぬまで続くのです。
そのうちボロが出て、疲れてしまって離婚ということもあります。

それとも、いつも愚痴ばかり吐いて毎日を過ごして年をとるというのは、
家族にも悪影響を与えることです。

結婚したとしても、今まで生きてきた自分のままで
今後も過ごしていきたいですよね。それでいいのです。

結婚してからさまざまな問題がたくさん出てきます。
その一つひとつをクリアしていくのです。
上手、下手は関係ないのです。

クリアしていくうちに勉強して覚えていきます。
そうやってお互いに大人になっていくのではないでしょうか?

仕事と同じで、初めからうまくいくことはありません。
何度も間違えながらも進んでいかなければならないのです。

相手とバツが悪くても次の日「おはよう」と
顔を見合わせるのが家族です。
そうやって家族として一緒に成長するのです。

よく男性から結婚は「忍耐」「我慢」という言葉を聞きます。
たいていの男性がそう思っているのではないでしょうか?
しかし、同じ人生です。
「忍耐」「我慢」と思って生活するよりも
自分からすすんで思考を変えてみると、
楽しい人生になる気がしませんか?

いったんは妻のいうことを100%聞き入れてみると
夫のために言ってくれているんだなあということがわかってきます。
家庭も今までより円満です。

いつまでも自分らしい生き方ができる結婚は、
理解してくれる相手があってからこそ成り立つのです。
その感謝を忘れないことが幸せな結婚を続けるキーになります。

結婚は一人では決して得られないものが得られる。
そう考えると自然に相手に感謝の気持ちが湧いてきませんか?

 

いかがでしたか?
結婚は好きだけでは続かないこと、
生活を続けることは努力が必要ということがわかると思います。
そして、物事は考え方次第で変わるということもわかります。

ちょっと面倒だなあと思ったかもしれませんが、
一人より二人になり家族が増えていくということは
苦しいだけでなく楽しいことや感動なども経験できる場所なのです。

例えば、子供は3歳までにすべての親孝行をすると
言われています。それくらいかわいいものですね。
結婚するからこそ、子供が持てるのです。

結婚はお互いに協力し、笑顔で「感謝」を忘れない。
そして自分らしく暮らす居心地のいい場所にすることが、
幸せな結婚生活ではないでしょうか?