結婚相手の兄弟 お互いの紹介はいつがいい?
結婚を決めた二人が両家へごあいさつに行くことは当たり前ですが、その兄弟についての紹介はどうでしょうか?
あいさつがないままで相手に失礼になっては困るし、かといってわざわざといった気遣いをさせてしまうのも困ります。
ここでは、結婚相手の兄弟との関係性について考えてみました。
結婚相手、兄弟への紹介はいつするか
結婚相手のご両親へあいさつの場で兄弟も参加できたら一番いいのですが、大人になると実家から離れていることがほとんどです。
距離が遠いところ程、わざわざあいさつのために実家に呼ぶというのも勝手な話のような気がします。
こちらからあいさつに行くというのも現実的ではありません。まずは電話かメールで結婚の報告を本人がして、結婚式に呼びたいから日程の調整をお願いすることがいいでしょう。
できれば二人一緒に居るときに連絡できたら尚いいです。直接ではなく電話となってしまいますが、変わってもらってあいさつもできます。
あちらにとっても時間を取らせず気軽にあいさつができるのでおすすめです。
結婚式には必ず出席してもらい、式の前に控室であらためてあいさつをするということを忘れずにしましょう。
結婚相手の兄弟への紹介は必要?
結婚相手の兄弟関係や年齢によって違いはあると思いますが一般的には必要です。
実家にご両親と住んでいる場合、遊びにいく度に顔を合わせることになりますから、あいさつはしておいて、少しずつでいいので会話ができるようにしましょう。
離れて住んでいる場合は会う機会が少ないかと思いますが、遠距離でない限り、あいさつをすることが大事です。
また、どうしても会えない時は、電話の他にもはがきなどで新居のごあいさつも兼ねて行うことが今後の付き合いを良くします。
直接会ってあいさつをする機会が少ないとつい、あいさつをすることをスルーしてしまいますが、失礼にあたるので気をつけてください。
結婚相手の兄弟とうまくいく紹介方法は?
今すぐ何か兄弟と仲良くならなきゃいない理由がある人。例えば、両親との同居や家が近いなどでお互いに連絡を取り合って、うまく事を運ばなければならない環境のカップルだとします。
その場合、やはり早めに意思の疎通を考慮しながらもやらなければなりません。
兄弟の上下関係などもそこで立ち位置が決まっているためにトラブルも多いです。「約束が違った」など、こっちばかりいろいろやらされるなどはよくあります。こういうのは最初が肝心なのです。
もしルーズな人やこっちばかりに何かと押し付けるような人でしたら、兄弟の関係なんて私はわからないといった態度で、進めるのも大事です。
ケンカをするのではなく、謙虚にお願いするのです。例えば兄が親戚へ連絡するという約束をすっぽかし、こっちに「悪いけど今回やって」と頼まれたら明るくOKの返事をし、やった後に次回はこれをお願いしますと付け加えることです。
それでもなぁなぁの場合、忙しいので今回はできませんと断る態度も必要です。
年をとっていくと両親の介護や施設問題などたくさん問題が出てきます。
その度に全てこちら側に投げられても困ります。兄弟で解決しなければならない問題では三男だから、長男だからはもう通用しない現代です。
個々が大人かどうかで判断できますし、そうはいっても勝手に逃げるパターンは当たり前に起きることです。
遺産なんて少しでもあるようなら、そういう時だけ目くじらを上げて出てくる人もいます。今からしっかりした態度で接することが大事です。
結婚相手の兄弟と上手に付き合う方法
嫁という自分の立場もわきまえ、謙虚でいながら言わなきゃいけないことは、言うようにした方が利口です。
自分がどの嫁かによって立ち位置がだいたい決まっていくものです。自営業や地方に嫁ぐ場合は親戚づきあいなど、家族の立ち位置はうるさいので、最初からリサーチする必要があります。
長男の嫁で入る場合はその家のご両親の面倒やとりまとめといった指揮者にならなきゃいけない立場が多いです。
きちんと言うことは言いながらもそれぞれの兄弟の環境もあるので、無理強いしないようにも自分がカバーできることはすることです。
そうした結果、信頼性ができて協力し合う関係性を作れます。自分から連絡を入れて兄弟を気遣うことで、相手にもあなたの思いやりが通じます。
上に兄弟がいる場合は上の人を尊重して、でしゃばらない態度がいいのですが、兄弟の中で自分たちだけが家族で他の兄弟は未婚という場合があります。
その時は自分たちが引っ張らなければならないこともあるので、その家族構成によっては、立ち位置が逆転することもあります。
あまりにも三男なのに引っ張ろうとし過ぎると、年上から反感をうけるので注意が必要です。
電話やメールで連絡する時は、あいさつと感謝の言葉を必ず添えることで、相手は「しょうがないな」と多少目をつむってくれます。
自分もやらなきゃいけないこともありますが、旦那さんにも入ってもらうことでトラブルにならないので、盾として旦那さんの協力が必要です。
なにより、旦那さんの兄弟です。旦那さんのほうが自分より付き合い方を知っているはずです。
結婚した相手の兄弟との付き合いはクールな付き合いもありますが、田舎や商売をやっている家に嫁ぐ場合は兄弟への配慮は必要です。
そうすることで、助けてもらえることが多いです。結婚相手の兄弟へのあいさつと感謝さえ忘れなければ、自分の好きになった人の兄弟です。
旦那さんにも協力してもらいながらきっと仲の良い関係を築けるはずです。