情報が男に結婚を焦らせる! それは一体どんな時


                                               


情報が男に結婚を焦らせる! それは一体どんな時

「結婚」「焦る」というワードを聞くと「女性」を思い浮かべがちです。
じつは男の人も実は結婚を焦るのです。

20代の男性に対して結婚を焦っているかというアンケートで「はい」と
答えた割合は10%、およそ10人に対して1人の割合でした。

しかし、これが30代の男性に同じ質問をすると34%、
およそ3人に1人が結婚に焦っていると回答した例があります。

では、そんな男が「結婚を焦る時」とは一体どんなときなのでしょうか?
その理由とともにいくつか挙げていきたいと思います。

① 友達・同僚周りがみんな結婚してきた

結婚を焦るときは女性でも多くあると思いますが、やはり周りの環境は
気持ちの変化に大きく関係してくるようです。

たとえば「結婚しました」と報告を受けたり、結婚式に参加する機会が
多くなったりするのはもちろんのこと、今ではSNSの普及でそういった情報が
手軽に見られるようになりました。

すると、直接自分とはつながりのない人でも、同年代の人が結婚しているのを
見ると途端に自分も男性も結婚に焦りを感じるようです。

情報がこれだけ溢れているからこそ、の焦りなのかもしれません。

仲間内で「結婚はまだまだ」と言っていたのに結婚した、というパターンもあり、
するとより一層焦り度が増すのだとか。

「自分は自分」と平静を装っていても意外に周りが結婚すると焦りだす人は
多いようです。

ちなみに友人が結婚しても焦るそうですが”後輩”が結婚しだすともっと
焦ってしまうのだそうです。

20代の男性で周りが結婚して焦ることがあるか、というアンケートでは実に58%の人が
「焦る」と答えたデータもあり、かなり影響を受けているのがわかります。

② 遠方への転勤が決まった

男性はどの職業にも転勤はつきもの、もちろん拒否できますが、仕事だと
なかなかそうはいかないでしょう。

この転勤がきっかけとなり、転勤先についてきてほしい、と結婚を意識する人は
とても多いようです。

もともと千葉県出身で都内での勤務をしていた男性は大阪へ転勤の話が来たときに
当時お付き合いしていた彼女に転勤先についてきてほしい、とプロポーズしたそうです。

それまで結婚を意識することはなかったそうですが、やはり大きく環境が変わることで
意識せざる得ない状況になる、と言っていました。

転勤によって遠距離になってしまう、という危機感もはたらくのだそうです。
男性が結婚するにはこのように「勢い」が必要です。

そのため「転勤」というのは、勢いとしていいきっかけにもなるのかもしれません。

③ 親に孫の顔が見たいと言われた

これもよく聞く話です。親同士のコミュニティは意外に広いものです。

「どこの息子さんが結婚した」
「あそこの娘さん夫婦に子供が生まれた」
などの情報は私たちが思っているよりも早いものです。

すると、当の本人よりも親の焦りが出てきて、それが本人へプレッシャーと
なって返ってくるそう。

親の気持ちとしては「自分が元気なうちに孫と遊びたい」など切実なものです。

やはり親からの「孫が見たい」という言葉は、男の人に結婚を意識させるものに
なってしまうのかもしれません。

ただ中にはこんな意見もありました。
「”孫の顔がみたい”と言われふと考えると、
自分の親も歳を取ったと感じるようになった」というものです。

自分の年齢は意識することがあっても、親の年齢を意識することは少ないですし、
普段考えないことかもしれませんが、この言葉をきっかけに考える人も。

親の年齢も気になって、心配になり男性が結婚を意識することになり、
結婚を焦るという人も多いのです。

④ 入院したり、けがをしたりした

普段生活する分にはなにも不自由はしないものの、自分の体調が思わしくなかったり、
入院してしまったり、けがを負ったり、日常ではあまり起こらないことが起こって
しまうと「人恋しさ」が出るようです。

やはり弱っているときは誰かに頼りたくなるものです。
「もしこんなとき結婚していたらな」といつもはしない想像が切実になります。

また、入院先で他の患者さんに家族がお見舞いにきていると、「自分の家族が欲しい」
とそこでも、男性は結婚を焦るようです。体が弱っている時こそ人のぬくもりや
思いやりが心にしみるものです。

⑤ 上司からそろそろ結婚しろと言われた

男性野仕事先の上司の言葉はすごく大きく影響します。
近しい人であるからこそ、いわれると結婚の良さもすごく伝わってきます。

手作りお弁当や、
「帰るよ」の電話・メールひとつとっても
「いいな」と素直に感じてしまいます。

実は今「ソロハラ」という言葉があるのをご存じですか?

結婚していない男性女性に対して、
「ソロで生きる」という生き方を否定する
「ソロハラスメント」=「ソロハラ」というのだそうです。

以前はこのソロハラ、という言葉はなかったものの被害を受けていたのは女性が
多かったと聞きます。しかし、今では男性にもソロハラが多くあるのです。
「結婚してこそ一人前の男になる」なんて言葉も飛び交うほど。

その言葉に男性が結婚を焦る。
そして、意識させる、というよりも圧力・プレッシャーとなり結婚に対しての
焦りになるのだそうです。

もちろんソロハラはいけないことですが、実際に男性は結婚することで
社会的地位が上がるのは事実です。

これは社内での昇給・昇格、などのことではありません。

例えばマイホームを購入したい、と考えたとき。
仕事状況(勤務先・勤続年数など)が同じであると仮定して、住宅ローンの審査を
すると、結婚しているのとしていないのとでは、審査結果が変わることがあります。

結婚していないから審査に通らない、ということは全くありません。
ですが、住宅ローンの審査も「人」がやっていることです。

書面上だけの勤務先や勤続年数だけでなく、「扶養家族の有無」で人となりを判断し
審査することも多くあります。

例として、
結婚前に行った住宅ローン審査と、
結婚後に行った住宅ローン審査では
勤務先は変わらず勤続年数が1年延びただけで、
融資金利が0.1%も違います。
(つまり結婚していたほうが良い結果が出た)

担当の人に「1年勤務期間がのびただけで金利が変わるのか」と聞いたところ、
「例えば勤続年数が1年未満だった人が1年以上になれば大きく審査に影響はあるが、5年の
勤続年数が6年に変わったからと言って審査が変わることはない」ということでした。

もちろん、勤務先が株式上場など、変化があれば別ですがそうではない場合は、
「結婚した」というのがすごく大きく関係してくるそうです。
(もちろん全員ではありません)

そう考えると「結婚する」というのは、社会的立場をも変える、ものすごく大きな変化で
あると言えます。

女性とは違い、社会的なことでも男性は結婚に対して焦りを感じることがあるようです。

逆にそういったきっかけがあれば男性は結婚に対して前向きに考えてくれるのです。
結婚したいと普段の生活だけでは踏み出せなくても、何か環境の変化が起これば
焦ったり切実になったり一気に結婚へと近づくのかもしれません。