結婚したい時に専業主婦を希望する女性の気持ち


                                               


結婚したい時に専業主婦を希望する女性の気持ち

現在、共働き夫婦が多い中、専業主婦として結婚したい女性達は一定の割合で存在します。

理由は様々ですが専業主婦として将来的に家計が成り立っていくのか慎重に考えなくてはなりません。

① 専業主婦をしたい理由は?

結婚したいけれど専業主婦になりたい理由で多いのは、職場でストレス抱えて働きたくないのが圧倒的な理由す。

専業主婦になって家事、育児に専念して夫の給料でやりくりしながら家庭を築き暮らしていきたいタイプです。

女性は職場で日常的にセクハラやパワハラを受けたり、同僚との人間関係など、職場によって辛い思いをすることがあります。
簡単には上司に訴えることができずに悩んで耐えることもあります。

このように、ストレスだらけの毎日に限界がくるとある程度の貯金が貯まったので、結婚をして退職を考えます。

退職して暫くは解放感に包まれます。雇用保険を貰いながら次のステップを考えます。
「いっそのこと永久就職しちゃおうか」と決断します。

そして、恋人がいる人は恋人との結婚を急ぎます。退職して専業主婦を彼女が望んでいるなら養っていけるかまだまだ、彼の給料の面から自信がありません。
そうなると思い切って恋人と別れ真剣に婚活に入ります。

他に、専業主婦をしたい理由は子供が好きで仕方がない女性です。
沢山子供を産んで子育てに追われながら大家族を夢見ているタイプです。

今の時代、少子化が当たり前で子供が3人でも多い方です。経済的にも子だくさんでやっていくのは大変ですがその中で4人5人と育てている頑張り屋のママもいます。

子供服は友人の子供からの譲りものやリサイクル品でやりくりし、安い食材で育ち盛りの子供のお腹を満たす工夫をします。

大家族になればそれなりの問題もでてきますが頑張り屋のママはやりくりも上手です。
こういうタイプは結婚したいと思う時に専業主婦に向いているタイプです。

子だくさんで、食費に困れば、実家にSOSをだし実家へも電話一本で差し入れの食物を郵送してもらうよう頼みます。

次の給料日まで一家が食いつなぐため手段を選びません。実家が農家なら野菜や米、果物に困らないので助かりものです。

このように専業主婦をするのには、いろいろなところから助けてもらうことも大切な事になります。

② 男性の経済力が低下している中で専業主婦は?

男性の平均年収は30代から40代で400万円から500万円です手取りにすると350万円前後です。

世の中の経済状況から男性の経済力は低下しています。
どんなに働いても給料アップは望めないのが現状です。

男性の中でも就職氷河期世代は正社員にすら、なかなかなれず派遣や契約社員として非正規の雇用の人も多くいます。

契約社員はボーナスも退職金もありません。専業主婦をしたい女性からみると、非正規雇用の男性は収入的に厳しいものがありますが、そこは結婚したい時に専業主婦を希望しているやりくり上手の女性が腕を発揮するところです。

女性は大企業で働くサラリーマンか手堅い公務員との出会いを求めますが大企業は日本の企業の1割です。中小企業が9割を占めています。

皆が皆、大企業のサラリーマンを希望したとしても、結婚相手として選んでもらえる人は数的に限られているのです。

結婚したい専業主婦を希望の女性は年収の高い人を当然選びたがりますので、需要と供給のアンバランスが生まれます。

③ 専業主婦は男性の経済力に依存する

既にお話してきたように、専業主婦は生活費を夫に全てお任せしたい、稼いできて欲しいと思っています。

富裕層の男性の専業主婦になれたならどんなにいいだろうと憧れる女性もいます。完全に男性の経済力に依存するタイプです。

富裕層は富裕層で出ていくものも多く、必要経費が高くつき、収入ほど、ゆとりある生活が送れるとも限りません。

富裕層の男性が女性を選ぶ目は厳しく、容姿端麗、料理上手、性格良しとすべて揃っていることを求められます。

富裕層の男性が所有する小型船で海のレジャーを楽しむ、ヨットを楽しむ趣味にも快くお付き合いができなければなりません。

「船酔いするからダメだわ。」では無理で男性側の趣味に沿えるかも大きなポイントです。富裕層の専業主婦というのは日々、たゆまぬ努力が必要になります。

たとえば、メジャーリーグへ行った野球選手の妻たちは皆、専業主婦です。
イチローの奥様も長年、イチローのために毎日おにぎりを昼食に持たせて太らないよう体調管理していました。

イチローにとって癒しであった犬の世話も奥様がきちんとしていました。
そのうえ、イチローさんの試合を観戦して今、夫がどういう状況か把握して家庭で休息でき癒せる状況をつくり心身ともに休める家庭にしていかなければなりません。

また、引退後のことも考えて事業などのことも考える必要があります。スポーツ選手は必ず引退の時がありますので引退後を話し合っておくことも重要です。
一流選手の専業主婦ほど苦労は絶えないのです。

話は戻りますが、一般的に公務員の妻になりたいと願う女性は多いのはご存じかと思います。結婚したい時に専業主婦の希望でも何とか生活が成り立ちます。

公務員は倒産することもリストラもありません。加入している年金は厚生年金より年金の率もいい共済年金です。

しかし、夫が健康面でいつ働けなくなるかというリスクを、考えていない専業主婦が多いのも事実です。夫の経済力に依存せず、もしものことを考えて自分でもいざとなれば一家を支える覚悟で資格なりとっておくのがベストです。

資格を持っていればいるほど、子育ても終わり一段落してからでも仕事を得やすくなります。

少々、厳しいことを書きましたが、甘い蜜ほど用心して舐めましょうということです。
結婚したいと思い専業主婦希望の場合は、身の丈に合った専業主婦がどういうものか考えましょう。

④ 専業主婦を男性目線から見たら

専業主婦を男性目線から見れば、少々、本音は重荷ではあります。
家族の生活が一手に自分の稼ぎにかかってきますので、なかなか結婚の決断ができなくなってしまいます。

また、自分が倒れることができない、といった責務が肩に大きくのしかかります。

反面、事全般や育児をきちんとしてくれれば、家庭のことは任せて置ける安心感はあります。

子供が小さい保育園に入園したい盛りに保育園に入れなくとも専業主婦なら子供の傍にいてあげられます。子供の大事な成長期、親が傍にいてあげることは大切なことです。

両親共働きだとかぎっ子になるのでどうしても、十分に親に構ってもらえず寂しい思いをする子供もいます。

結婚したい時に専業主婦希望ならば子供と長い時間一緒なので、子供は安心感を覚えて伸び伸び成長します。

子供の少しの体調変化にも気が付き、病院へ連れて行き風邪をこじらせずに済むのです。

夫はイクメンパパが今ではメジャーになっているので、少しの間だけ子供の世話をしてあげればいいので気が楽です。

専業主婦をしている妻が普段は子供の面倒をみているのでどちらの親になつきやすいかと言えば、母親になりがちです。夫にとっては少し辛いところです。

総体的には、しっかり者の奥さんが家庭を守り家計をうまくやりくりしてくれるのであれば専業主婦でもいいのです。

結婚したいと専業主婦を希望しても長い結婚生活を維持できる経済力が男性にあれば問題はありません。

⑤ 専業主婦のメリットは?

専業主婦の妻の健康保険の支払いは夫の勤務している会社から支払われます。

年金は国民年金ですが夫の給料から天引きされています。老後は、夫の厚生年金と妻の国民年金を合わせて支給されます

専業主婦は第3号被保険者に該当します。
加入期間は、国民年金保険料を完全に支払ったという扱いです。

老後の年金額は、その期間については100%支払ったものとして計算されます。
同様に保険料を支払わない免除について、免除された金額に応じて年金額が減額されるのと比較するとよいでしょう。

結婚したい専業主婦のメリットは他にもあります。地域とのコミュニケーションをとる時間や育児の時間が沢山あるということです。

地方ではまだまだ地域とのコミュニティが重要視されています。つつましくとも、地域に溶け込むことでぐっと暮らしやすくなるのです。

結婚したい時に専業主婦を望む人が一定の数いるのはこういった訳です。結婚後、何年か共働きの末、貯金がたまった時点で仕事を辞めて専業主婦を希望する女性も多いのです。