国際結婚してみたい 外国人と交際する5つの秘訣


                                               


国際結婚してみたい 外国人と交際する5つの秘訣

国際化が進んでいる現代では、外国人と結婚したいと思う人も増えてきているのではないでしょうか。

地域によって差があるものの、道を歩けば外国人に出会う機会も増えてきているでしょう。

「結婚」というだけでもワクワクした響きですが、「国際結婚」となると心がときめく人も多いのではないでしょうか。

国際結婚も時代が変わるにつれて、数十年前のイメージとは少し変わってきています。
現代に国際結婚をするとどうなるのか考えていきましょう。

① 国際結婚はいまや普通の時代

日本で記録が残っている最も古い国際結婚は、1800年代の終わりころです。

結婚を役所に届けることは近代になってからですので、もちろん記録に残っていない結婚はそれ以前にもあったでしょうが、もともと日本は島国であることに加えて、長い間鎖国をしていたので、普通に暮らしていれば日本人と結婚したい外国人に出会うことはありませんでした。

それから長い時間が経ち、今や国際結婚はそれほど珍しくありません。
最近のある統計では、結婚総数の3%から5%ほどが国際結婚と言われています。

20人から30人に1人は国際結婚をしていることになります。
数値の統計だけでなく、実感としてあなたの周りにも国際結婚をしている人はいます。

結婚をしていなくても、日本人ではない人と交際している人まで含めれば、意外に多く居るのではないでしょうか。

国際結婚が珍しいのは日本のような一部の国だけで、特に国境が接しているヨーロッパでは昔から国際結婚は当たり前でした。

そう考えるとあなたの周りにも日本人と結婚したい外国人は意外に多く居るかもしれません。

② 日本で住む国際結婚

外国人と結婚したいと思ったなら、住む国は重要となります。
まずは日本で住む国際結婚について考えてみましょう。

まず海外に旅行すると、日本という国は国際的にもとてもいい印象を持たれていると感じることが多いと思います。

例え日本に旅行したことが無い人でも、「なんとなく良い国だから、日本に行ってみたい」と思う人は案外多いものです。それは日本人としては大変喜ばしいことです。

日本人と結婚したい外国人は世界中に多く居ます。しかし旅行ではなく、長期的に暮らすと問題が起きることがあります。

まず、言葉の問題です。日本人はいくら子どもの頃から学校で英語を習っていても、それを実用レベルで使える人はほとんどいません。

世界の公用語とも言われる英語がほとんど通じないのは、外国人が生活する上でかなりのストレスになります。

結婚相手が日常生活レベルの日本語を身につけていないと、コミュニケーションに
多少の問題が生じます。

次に、文化の違いです。
日本は島国ですので、自国の文化を大切にする傾向があります。

それゆえに日本独自の素晴らしい文化が発展してきたのですが、他の文化にはあまり寛容でない傾向があります。結婚前にそれをよく知っておく必要があります。

しかし日本で暮らすことの良さもあります。まずは治安の良さです。

テレビでは毎日良くないニュースも流れていますが、それでも世界的に見て日本は治安が良い国です。

コンビニなどが24時間開いていますし、大通り沿いなら夜中でも人の目が常に感じられて安心感があります。落とし物も戻ってくることが多いですし、住宅のセキュリティもしっかりしています。

また、スーパーに行けば食材が非常に豊富で、どの国の料理でも作ることが可能です。

食生活はその人を形作る要素と言っても過言ではないほど、大切なものです。
そして、四季があることもとても魅力的な要素のひとつです。

季節がはっきり分かれている国は世界的にも少ないですし、季節ごとに楽しめる日本独特の風景も非常にきれいです。

日本で暮らすことで、心豊かな生活をすることができるでしょう。

③ 外国で住む国際結婚

日本人と結婚したい外国人が日本で暮らしてくれるとは限りません。
外国で住む国際結婚について考えてみましょう。

住む国として選ばれるのは、どちらかの仕事に関連した国か、結婚相手の出身国の場合がほとんどでしょう。

もし住む国を選ぶ自由があるのでしたら、自分かパートナーのいずれかがその国の言葉を流暢に話すことができる国を選びましょう。

そして日本のことわざにもありますが、「郷に入っては郷に従え」という気持ちを忘れないようにすることが大切です。

生まれ育った環境で得た考え方は簡単には変えられません。
しかし、旅行に行っているのではないのですから、覚悟を決めることが大切です。

慣れないうちはちょっとしたことで嫌な思いをすることもあるでしょうし、外国人が現地で好意的に受け入れられるとは限りません。

だからこそ、住み始めて少し慣れたところで、積極的に外に出ていくことが大切です。
今は昔と違って、家の中でなんでも済ませてしまうことが可能な時代です。

もちろん国により異なりますが、先進国に住めばインターネットでなんでも買い物が出来てしまいます。

お金を払えば日本のテレビを観ることも可能ですし、時差を気にしなければ日本の家族や友達と顔をみながら電話をすることも可能なのです。

もちろん過度に日本のことを忘れようとするのは良くありませんが、現地の人とのつながりを自分の力で作っていきましょう。

そうすることで、少し困った時には助けてもらえることもありますし、誰かと話すだけで気分転換になるものです。

④ 国際結婚の良いところ

国際結婚の良いところは、なんといっても相手の国の文化を深く知れることにあります。
日本人と結婚したい外国人なら、日本の文化にも興味を持ってくれるでしょう。

また、頻繁に行くことは無理でも、数年に1回は相手の出身国に行く機会があるでしょう。

知らない国に旅行に行くことも楽しいですが、自分の家族の出身国に行くことはまた違った楽しみがあります。

旅行ガイドには載っていない観光スポットや美味しい料理が食べられる場所にも連れていってもらえますし、言葉の心配をすることもありません。

また、自分にはない文化を受け入れることで、あなたの中の感性も豊かになっていきます。

それは文化の同じ人と暮らすだけでは得られない経験となっていきます。

文化の違いがあるからこそ、お互いに思いやる心が生まれますので、いつもおおらかな心でいられるようになるでしょう。

⑤ 国際結婚で気を付ける点

国際結婚で気を付けなくてはいけない点もあります。
それは「我慢をしすぎない」ことです。

結婚は忍耐と言う人もいるくらいですし、国際結婚となれば日本人同士の結婚よりも耐え忍ぶことも増えるでしょう。

日本人と結婚したい外国人であっても、日本人のような考え方をしてくれるわけではありません。

日本人は相手を気遣うあまり、自分の意見を隠してしまうことがあります。
言いたいことがあっても言わないのです。

しかし、文化や言葉が違うからこそ、意識的に意見を交わして話し合うことはとても大切になってきます。

お互いに納得できるまで意見を交換する習慣をつけないと、いつしか心まですれ違ってしまうかもしれません。

また、日本ではマイナーな考え方ですが、離婚してしまった場合のことも予め話し合っておきましょう

そんな中、先進国では離婚率がどんどん上がっています。

住む国によって資産の分配や子どもが居た場合の親権や養育権の問題が複雑になる場合があります。

外国人と結婚したいなら、離婚したときに関わってくる法律を確認しておくことは非常に大切です。

「国際結婚」をするには日本人同士より少しハードルが高くなります。

しかしその障害をパートナーと一緒に乗り越えることにより、周りの夫婦よりも強い絆で結ばれることもまた事実です。

文化の違いが大きくなればなるほど、毎日が驚きの連続になるかもしれません。
違って当たりまえという考え方も必要です。

そういった違いを楽しんでいくことこそが、国際結婚を成功させる秘訣かもしれません。