恋愛で妥協はアリ? ゆずれないことの5つのカギ
恋愛で妥協してしまってもいいのかと思うことがあるでしょう。
あの時妥協しなければよかった。
又は妥協しておけばよかった、と後悔しないためにはどうすればよいのかを考えて
みましょう。
① 恋愛の妥協とは?
恋愛で妥協と聞くといい意味ではないように思うでしょう。しかし恋愛においては、
どこで妥協をするかによっていい意味にも悪い意味にもなるのです。
例えば恋人と意見が反発して言い争いになってしまったとします。そんな時いつまで
もいがみ合っていては前に進めません。2人で話合い、意見の中間地点まで歩み寄る
ことを妥協と言います。
また、同じく恋人と意見が分かれた時、自分の意見をはっきりと伝えずに折れて相手
の意見に従ってしまうことも妥協です。前者と後者では同じ妥協でも意味が違うのです。
ですので、恋愛で妥協することが悪いということではなく、どういった経緯で妥協を
選んだのかが重要なのです。
反発する意見でも、話合ってお互いに納得した上で妥協すればわだかまりもなく次
に進んでいけます。
しかし、どちらかが意見を言わずにただ黙って付いていくような妥協はどうでしょうか?
意見を言わない方はもやもやとしますし、相手の意見に従ってあげているという気持ち
になるでしょう。
従われている方も、相手の気持ちが分からずにすっきりとしないでしょう。
2人の関係をさらにより良いものにしたいなら、恋愛で妥協をすることを意味のある
ものに変えなければならないのです。
② ゆずれること
それほど抵抗もなく恋愛で妥協できてゆずれることもあります。恋人や結婚相手を
選ぶうえで収入や身長、容姿などここはゆずれるといったこともあるでしょう。
恋人との話合いでもここは自分はそこまでこだわりがないから相手にゆずろう、と
妥協できてしまうこともあるでしょう。
そこで注意しないといけないのが、どうでもいいと思うことと、こだわりがない
から妥協して相手にゆずることは違うということです。
どうでもいいと思うことは興味がないことを意味しているのです。
「どうでもいいからそこは任せる」と言われて相手はどう感じるでしょうか?
自分任せで一緒に責任を背負ってくれないように感じるでしょう。それが2人のこと
なら尚更です。
どうでもいいと投げ出してしまうことと、そこまでこだわりがないから妥協して
相手にゆずることは違うのです。
③ゆずれないこと
恋愛で妥協をするとしても、どうしてもゆずれないことはあるでしょう。
恋人を探している時も、もちろんゆずれないものはあるでしょうし、いざ付き合って
からも関係が深まれば深まるほどお互いの意見が違ってぶつかることもあるでしょう。
しかし、ゆずれないからと自分の意見を突っ張っているだけでは、先程も挙げたような
悪い妥協を相手に強いてしまうことになるのです。
そうならないために相手の意見をよく聞くようにしましょう。相手の意見をよく聞くこと
で、あなたのゆずれないと思っていた意見も変化してくるのです。
あなたがゆずれないと思っているのは、他にいい方法や別の案を知らないからです。
知らないから自分の意見をゆずれずに妥協ができないのです。
相手の意見をよく聞いてみれば、2人の意見をすり合わせたもっといい方法が出て
くるかもしれませんし、意見を交わして話合いをすることで相手があなたの意見に
賛成してくれるかもしれません。
また、恋人を探している時も相手に求める条件としてゆずれないものはあるでしょう。
ゆずれないものなのでしたら、ゆずらなくてもかまいません。
しかし、今までにその条件をゆずらずに妥協しなかったことによって恋愛が上手くいか
なかったり、相手が見つからなかったりした経験はありませんか?
ゆずれないものだと思い込んでいるだけで、本当はそこまで拘らなくてもいいことも
あるでしょう。
恋愛を上手く進めたいなら、本当にゆずることができなくて妥協できないものはなに
かをもう一度冷静に考えてみましょう。
④妥協しない相手とは?
先ほど恋愛を上手く進めたいのなら、ゆずることができなくて妥協できないものなの
かをよく考えることが大事だと言いました。
恋愛の相手を選ぶのに妥協したくないという気持ちは誰しもあるでしょう。
理想の容姿でないといけない、収入がこれぐらいはないといけない、家事がこれぐらい
はできないといけないなど様々です。
この条件を絶対恋人には満たしてもらわないといけないという気持ちがある場合、この
条件を満たせる人にあなたは今まで何人出会い、何人と交際できましたか?
おそらく少ないのではないでしょうか?
あなたが妥協できない条件を掲げるのはかまいませんが、恋愛で妥協しなければ妥協
しないだけ恋愛をする機会は少なくなるのです。
また、妥協できないほどの条件を相手に求めているあなた自身は、条件を満たした恋人
と釣り合うことのできる人物になっているのかも考えましょう。
相手にばかり望み過ぎて自分のことは棚に上げている人では、良い恋愛はできません。
恋愛で妥協しない相手選びをすることは重要ですが、多くを望みすぎると恋愛の機会
自体を失ってしまうこと、そして自分自身が相手に相応しい人物になれているのかを
考えましょう。
そうすれば相手選びで妥協してもかまわない点と、妥協できない点がもっとよく
見えてくるでしょう。
本当の妥協しない相手選びとは、条件をいくつも掲げたり無理難題な条件を相手に
求めることではないのです。
➄好きだと言いう気持ちを優先すること
恋愛で妥協できてしまうことに、好きだという気持ちはとても重要です。少し自分の
理想としている条件と違っていても、好きだという気持ちの前では気にならなくなってしまえるのです。
好きだという気持ちは理由も形もないものです。
理由のない感情だからこそ、誰にでも簡単に抱ける感情ではありません。ですので、
あなたの相手に求める条件が妥協できるかそうでないかよりも、好きだと思う気持ちを優先させましょう。
相手が条件を満たしているかそうでないかというのは、イエスかノーのふたつしか
ありません。もし相手が、最初は条件を満たせていたのに後から満たせなくなって
きたらあなたはどうしますか?
例えば、見た目は時の流れによって変化をするでしょうし、収入も仕事によっては
変動があるでしょう。そんな条件が満たせなくなってしまった時、あなたは妥協
できないからと恋人と別れますか?
妥協するしないという問題ではなく、相手のことが好きだから一緒にいたいという
気持ちになるでしょう。
好きだという気持ちを優先して考えれば、恋愛で妥協できるかどうかという問題を
越えることができるのです。
条件を満たしていないからと恋愛対象から除外するのではなく、あなたの気持ちを
もっと大事にしてみましょう。
あなたが恋愛で妥協できないところと妥協できるところをよく見極めることが重要
です。ただ、その条件に拘るよりもあなたの好きだという気持ちに正直になってみてください。
そうすれば、妥協するしないに縛られない恋愛ができるでしょう。