失恋から立ち直る気持ちの切り替え方7つの手段
人は、恋愛の数だけ失恋をすると言ってもいいでしょう。
どのような形であれ、失恋とは辛いもの。
立ち直れないほど辛い失恋は誰でもすること。
そうとわかっていてもいざ、その時になると辛いものです。
辛い失恋の時に、どうやって立ち直ればよいのでしょうか?
そんな辛い気持ちの方のために、
失恋の立ち直る方法を7つの分けてお伝えします。
1. 泣くだけ泣く、落ち込むだけ落ち込む
電話やメールなど、外部との連絡ツールを一時的にすべて遮断しましょう。
難しいことかもしれませんが、感情的になっているときの人間は、
友人はもちろん別れた昔の恋人など誰かに依存したくなるものです。
現在陥っている状況を冷静に自覚できるようになるまで、ひとりで耐えることが
得策です。期限を決めて、泣くだけ泣いて、失恋の音楽をかけて泣くだけ泣く。
気が済むまで一気に感情を出し切ってしまいましょう。
悲しいときは無理に元気を出さずに泣くことも大切です。
周りの人には心配されるかもしれませんが、
悲しみも自分の気持ちの一つですから、
たまには気持ちを存分に解放してあげて思いっきり悲しみましょう。
そして、悲しいときには我慢する必要はありません。
「大好きだったのに」
「なんでふられたの?」と、とことん落ち込んでみましょう。
泣ける音楽で泣けるだけ泣くと
ふっとなんで泣いているのだろう?とわれに返るときがきます。
この時に失恋の苦しさから抜け出られます。
また、失恋の映画などの悲劇の主人公になったつもりで
自分の感情と向き合うことで、気持ちを整理しやすくなります。
2. 思い出の品や物はすべて捨てる
失恋してしまった相手との思い出の品がある場合は整理を行いましょう。
すべて思い切って捨てましょう。
捨てることによって気持ちの整理ができます。
プレゼントや一緒に買ったもの、そして二人の写真など。
なるべく処分することが望ましいので、
捨てられないと瞬間的に思ったとしても、思い切って捨てることです。
思いが募って取り出してながめてみたりすると、
昔のことを思い出してしまったりして苦しい気持ちが断ちきれなくなります。
すべてを捨ててすっきりとしましょう。
どうしても捨てられないときは、絶対に目につかない場所や
簡単に取り出せない奥深くにしまってしまいましょう。
3. 彼の存在を脳裏から完全に消す
辛い時は彼を失う怖さからずっと彼のことが頭から離れないでしょう。
そんな時は他のことに打ち込んだり目を違った方向に向けると
あなたがもっと良い境遇にあるべきだと思わせてくれます。
これはあなたが、別れを受け入れ始めたということの表れでもあるのです。
新しい恋愛へと踏み込むまでの期間は、精神的につらいことも多いでしょう。
過去の恋愛のせいで相手を信頼できなかったり、疑い深くなったり。
なかなか誰かを好きになることができないということも。
「その時」は人それぞれですが、彼のことを思う瞬間がなくなってきたときに
彼の呪縛から解き放たれます。
そこまでいくには時間もかかり、苦しい思いも
続くかもしれませんが時間の経過とともに少しずつに頭から離れていくでしょう。
結局は彼が恋しいのではなく、彼と一緒にいた
「感覚」が恋しいということに気付き、
「恋しい」=「ヨリを戻したい」ではないということが分かってきます。
そうして過去に固執せず、幸せになる準備が整ってからは、
忘れかけていた感情や、前に進む感情が生まれてきました。
失恋は自分のせいではありません。なるべくしてなった結果です。
結局は、自分をどれだけ「幸せになるべき人間」と思えるか?
自分がどれだけ幸せにしてあげられるか?
を考えて失恋を自分に返さないことが早く吹っ切れる方法です。
4. 原因は誰のせいでもない
失恋の辛さからどうしてこうなったの?私が悪いの?どうして?と
最初は自分を責めて考えてしまいます。
失恋の原因はあなたのせいではありません。
そして、相手のせいでもありません。
なるべくして恋が終わったのですからそれ以上原因を考える必要はありません。
このように「原因を追究しない」ということです。
失恋からすぐに立ち直る人の場合、
「なぜ別れたんだろう…」と、原因を追及することはありません。
一方、立ち直るのに時間がかかる人の場合、
「なぜ?どうして?」や「何がダメだったの?」「自分のどこが悪いの」と、
いつまで経っても原因を追い求めることになるのです。
失恋の原因はさまざまです。
自然消滅もあれば、相手の浮気も考えられるでしょう。
あるいは「けんか別れ」も多いと思います。
失恋の原因を考えるのはやめましょう。
相手にあきらかな原因がある場合はあなたが落ち込む必要はないのです。
彼の問題ですからどうしようもできません。
「自分に非はなかった」と思って前向きにいきましょう!
失恋の傷を長く引きずる人の場合、「一人で抱え込む」という傾向があります。
自分だけの世界で解決しようとするために、
「周りの力や支援」がない状態で立ち直らなければいけないのです。
そうするともっと時間がかかったり自分で自分を傷つけてしまいます。
特に、抱え込みやすい人ほど周りの力を拒否する傾向にあり、
「ほっておいてよ!」となる人が多いです。
こうなるとますます自分の中に苦しさが埋没します。
立ち直るには時間がかかるようです。
自分の気持ちを聞いてくれそうな友達、以前に友達が失恋した時に
聞いてあげた友達がいたらそういう友達は辛いだろうなと聞いてくれますので、
心の辛さを話すことで一度吐き出すことです。
誰かに話すことで、共感の言葉や客観的な意見をもらえることもあります。
自分では気づかなかった失恋の理由や、原因を言ってもらえます。
「ああそうだったんだ」と気づきます。
このように話すことによってかなり心の辛さは
回復しますので正直につらさを打ち明けましょう。
5. 打ち込めるものを仕事以外で一つ見つける
恋愛中はデートや一緒の趣味に楽しんでいてほぼすべての時間を
その時間に使っていたと思います。
その時間を今まで、やろうと思ってできなかったこと、時間がないと思って
先延ばしにしていたことがあればこの機会に始めてみましょう。
最も興味のあるやりたいと思っていたことにチャレンジしましょう。
ただし、「興味を持っていないもの」に手を出してはいけません。
1つか2つは
「いつかはこれをやってみたい!」という願望があると思います。
それを、失恋をきっかけとして始める方法が案外有効なのです。
誰でも一度は失恋の経験はあると思いますが、
しばらくすると、「相手よりも魅力的になってやる!」
や「相手よりも早く新しい恋人を見つけてやる!」と思ったことはありませんか?
おそらく、ほとんどの方が「YES」と答えるでしょう。
そのような感情は、一種の「エネルギー」と言えるのです。
ならば、そのエネルギーを「プラス」に使ってみましょう。
それが、「相手よりも魅力的になる!」という事なのです。
男性の場合、「将来に後悔しても遅いからな!
出世して、周りから【結婚したい男性】と思われてやる!」
というケースが一般的でしょう。
したがって、資格の取得や仕事に精を出して、自分をステップアップさせるのです。
また男性の場合、失恋してから「ジム通い」を始める方が多いです。
女性の場合でも同じです。
「今度はもっと良い男性に出会ってやる!」
というエネルギーを使って、ダイエットを始めたり、あるいはヨガなどを始めて
心身ともに健康になり前より魅力的になる方が多いのです。
心にぽっかり穴が空いた時は何もする気が起きないものです。
そのため身だしなみに気が回らなくなることもあるかと思いますが、
そんなときこそ自分を徹底的に磨きましょう。
つやつやの髪とピカピカの肌を手に入れて、
もっともっと自分に自信を持つのです。
これからはすべて自分の趣味へ注ぎましょう。
趣味がなければ、部屋の模様替えをするのも、
気分が一掃されるのでおすすめです。
6. 失恋は新たな恋に向かうためのもの
失恋したことは事実ですが、それが今後のあなたに多大な悪影響を
及ぼすものになってはいけません。
しかし、時として「自分ではどうする事もできないダメージ」に
なることもありますので、その場合は早めに対策しましょう。
失恋は恋人を失う事ですが、それだけでなく、自分の健康や仕事まで失うと
取り返すのが大変です。失うのは恋人一人で十分です。
それ以外のあなたの大切な部分に関しては、
ぜひ守るようにしてください。
そうすることで、新しい一歩を踏み出した時の
「飛躍」が大きくなります。
どうしてもつらくて忘れられない場合は、復縁を求めてみましょう。
一度ダメでも2回目、2回目ダメでも3回目、何回でもじゃってみましょう。
そうするとだんだん馬鹿らしくなって
私は何をしているのだろうとそこから完全に
失恋の辛さ苦しさ、執着心から解放されます。
執着心があるうちは苦しいままですが
執着心がたちきれるとすっきりとします。
失恋によって感じた痛み、辛さ苦しさは
次のステップとなる新たな恋を迎える気力が出てきます。
7. 期限を作って目標を立てる
失恋を引きずらないためには新しいことに
挑戦するのがよいでしょう。
以前から興味があった習い事のレッスンに通ってみたり、
資格に挑戦してみたりすると自分磨きにもなっておすすめです。
やりたいことが見つかると生まれ変わったようなすがすがしさを感じられます。
失恋を引きずる人はこんな人です。
・良い思い出だけを記憶に残し悪いことは忘れるのが早い
・気持ちの整理が苦手でなかなか自分の気持ちを整理できない
・新しいものに目が向かない、気持ちがその場に残ってしまう
こういう方は恋愛を引きずるので、
いつまでに何をする、いつまでにこれをこうする
という目標を立てて、その目標に向かって一心不乱に打ち込む。
打ち込むことによって心の辛さや苦しみを忘れることです。
「失恋をきっかけに始めた」ってすごく説得力があります。
新たな趣味や自分のやりたいことで道が見えてきたら
あなたは以前のあなたとは魅力的な自分になっているでしょう。
目標を持ち自分磨きしている女性はすてきに見えるものです。
失恋を得て魅力的な自分に変えられたと考えたら素晴らしくありませんか?
失恋の繰シミを乗り越えて
失恋した彼と別れたからもっとすてきな彼と出会った。
そして、「彼と別れたから出会えた!」
そんな素敵な出会いに恵まれるように、きっと自分の人間性に深みが増します。
逆にいつまでたっても失恋から立ち直れない自分を見て
人生の時間を無駄にしていると感じるようになります。
そこまでくれば完全に失恋から立ち直ったといえるでしょう。
失恋は辛く苦しいものです。
そんな大変なことを乗り切って新たな一歩を進めるということは
これからの自分に大きな自信となり、成長した自分は人生にもプラスとなります。
恋愛して一度も失恋をしたことがない人生もありますが、
だれでも恋愛したからには、一度は失恋を経験するでしょう。
それは一度も恋をしたことのない人の人生よりも
はるかに成長して充実していると言えるのではないでしょうか?