深いつながりと出会い! 偶然ではない恋人との縁
結婚したいと思っている人にとっては何より気になるのが、恋人との縁です。
現在婚活をしている人の中には、「自分は縁のある人に本当に出会えるのだろうか……。」と不安を抱えている人も多いでしょう。
ここでは恋人との縁とは何か、良い縁をつなげるためには、またお互いに感じる縁などの視点から、「縁」について深く解説しています。
恋人との縁とは?
人との「縁」というと、恋人関係以外にも、友人や家族など、あらゆる人間関係において重要なものです。
私たちはよく「縁を引き寄せる」、「縁を切る」、あるいは「縁を結ぶ」などと言った使い方をしますが、人と人とをつなげる何か目に見えない不思議なつながりと言えます。
縁を感じる人に出会うと、不思議なことに、相手も自分との縁を感じていたりするものです。
中でも恋人との縁とは、結婚願望のある人や恋人を探している人は縁を引き寄せるためにあらゆる手段を試してみたり、とにかく縁のある相手を見つけようと必死になっていることがあります。
頑張っている間はなぜか縁がやってこなかったけれども、ふと頑張るのをやめて縁をこちらから追いかけようとするのをやめてみると、なぜか自然と縁のある相手と出会えたりすることもあります。
このように、恋人との縁とは、特に私たちにとっては予測不可能かつ、コントロールできないという面があります。
恋人との縁とは多くの人にとっては何とか手に入れたい、何とかしたいと思っているものですが、なかなかうまくいかなかったり、周りの人はどんどん結婚していく中自分だけは結婚には縁がないように見えて落ちこみます。
そして縁のある相手とは恋人になったり、結婚したりなど、あらゆる意味で私たちの人生にとっては大きな一部となります。
出会いの縁は偶然はありえない
日々の生活の中で、たまたま気の合う人や、共通点が多い人、なぜか行く先でよく会う人などに出会うと、その人との「縁」があるように感じるかもしれません。
もちろん、そのような相手と出会うことはなかなかありませんので、縁があることは確かです。そもそも縁のない相手とは、出会うことすらないはずです。
ですから、その意味でも縁のある人とは出会うべくして出会った、すなわち縁は偶然ではないということが言えます。
ただ、「縁がある」と自分でその時に感じている相手が私たちの人生においてより深い縁があるかというと、そうとは限りません。
例えば、最初は苦手だと思っていた人と一緒に仕事をすることになり、同じ部活動で活動するうちに、否が応でも一緒に時間を過ごさなければならず、その後数年間または数ヶ月でもさまざまなことを一緒に乗り越え、達成を喜びその後、転職や進学してもずっと連絡を取り合うような仲となった。
あるいは恋人になって結婚したという場合など、時間の経過とともにだんだんと重要性がわかってくることもあります。
一目惚れなどのように出会ってその場でビビッとくるといったような、わかりやすく「縁がある」ということを感じる体験がなくても、
後から振り返って「この人は今の自分にとってはなくてはならない人だ」と感じる、じわじわと絆を深めていくような縁もあります。
そんな意味でも、縁というのは人の人生をかたちづくるものです。偶然のように見えるかもしれませんが、決して縁は偶然ではありません。
縁ある縁はつながっていく
縁は先述のように、基本的には人と人とのつながりですから、もちろん縁はつながります。
わかりやすく言うと、自分の縁のある相手の縁のある人にはつながりやすいということです。
例えば自分の親友の恋人の友人や兄弟の友人などを紹介されて結婚に至ったケースや、職場のお世話になっている上司から良い人を紹介された、というようなケースです。
自分が良い人間関係を築けている相手からは必ず良い人間関係が広がっていきますし、逆に良い人間関係を周りの人と築けていないと、なかなか人を紹介してもらえることはなく、ネットワークは広がっていきません。
つまり、良い縁は必ず良い縁を運んでくるということが言えます。そうやってつながった縁をきっかけに、恋人や将来の結婚相手と出会うことはしばしばあります。
縁というものは決して偶然ではないので、例え一度はダメになった恋人の縁でも、本当の縁はダメになりません。
そう考えると、誠実に今いる周りの人と付き合っていくというのが良い縁に巡り会うためには欠かせません。
良い縁を引き寄せたい、縁のある人に出会いたいと思っているなら、自分の都合の良い相手だけにいい顔をするような人付き合いの仕方をするのではなく、相手に依らず、どんな人とのつながりも大切にしていく姿勢が重要です。
縁がある人と一度は離れても別れない
あなたがもし現在すでに縁があると思える相手に出会えている、相手との結婚を考えているのなら、相手への感謝の気持ちを忘れず、ぜひ大切にしてあげてください。
「この人は運命の相手。縁があるから、簡単には別れない」とタカをくくっていると、相手の気持ちが離れていったり、別れてしまったりなど、後悔するような事態になりかねません。
縁がある相手に出会えたことはゴールではなく始まりです。お互いにとって良い関係を築けてこそ意味があります。
縁がある相手と別れないためには、継続的な努力が必要ですし、本当の縁は離れません。
別れても縁はある切れない縁
恋人関係では結婚を考えるくらい真剣に付き合った人がいても、結局別れてしまった場合、「縁がなかった」と考えてしまいがちですが、別れたからといって縁が切れたり、なくなったりするわけではありません。
恋人と別れても縁はあるのです。一時的に別れてしまっても復縁することはよくある話ですし、別れて数年後に再会してゴールインまで至るケースもあります。
たとえ結婚や復縁に至らなかったとしても、あなたの心に強く残っていて、今のあなたをかたちづくる大切な一部であるというだけで、縁はまだ続いていると考えるべきです。
覚えておきたいのは、目に見えるかたちでの付き合いや一緒の時間がなくなったからと言って、縁がなくなるわけではないということです。
お互いに強く感じる縁
自分が縁を感じる相手は、もちろん相手の方もあなたに縁を感じていることが多いです。
このようにお互いに感じる縁があり、特別に思い合える関係は、恋人同士に限らず人間関係一般で見ても、そう多くはありません。
そのような人に出会えたことは大きな幸せとも言えます。お互いに感じる縁がある場合は、二人の関係が深まることも早く、付き合ってからすぐに結婚というパターンも多いでしょう。
恋人の縁とは、お互いに感じたり、引き寄せたり、心に残っていることでまだ感じるものがあったりなど、目には見えなくても偶然ではなく、確かにあると感じられるものです。
人は誰かと必ずつながっているので、究極的には縁がない人というのは存在しません。恋人の縁が今のところないという人は、今ある人とのつながりを大切にすることから始めると、良い縁がやってきやすくなるかもしれません。