みんなに意外に知られていない婚活の定義って何?


                                               


みんなに意外に知られていない婚活の定義って何?

結婚相手を探している、ということは「婚活をしている」とイメージするのではないでしょうか?

しかし、単に「結婚したいな」と思っているだけだったり、友人に合コンをたくさん
頼んでいる、というような状況でも婚活っていえるのだろうか、と疑問に感じます。

そこで、本来の意味として婚活の定義とは何かを詳しく見ていきましょう。

① 婚活とは?

婚活、とは非常に広義な意味として使われていて、あくまで結婚するために必要な
行動と定義づけられています。

どんな行動が婚活の定義に合致しているのか、というとお見合いパーティーに積極的
に参加したり、結婚相談所に登録する、マッチングアプリに登録するなどです。

結婚するため、という認識がポイントになり、彼女や彼氏が欲しいという意識のもと
で行動することは婚活だとはいえません。

お見合いパーティーに参加したとしても、結婚相手ではなく恋人が欲しいから参加して
いるというのであればそれは婚活ではありませんし、合コンだとしても真剣に結婚相手
を探しているというのであれば婚活だといえます。

② 婚活の概要

そもそも、以前は婚活という言葉が存在していませんでした。
しかし、晩婚化が進むにつれて「結婚するタイミングを逃した」とか「結婚したいけど
なかなかできない」という人が増えていったことによって、結婚したい人同士を引き合わせるサービスが増加したことが婚活のスタートです。

仕事で忙しくしていたので今までは出会うチャンスがなかったとか自分の理想的な異性
と出会いたいという人に、出会いのきっかけを設けさせるビジネスが増えてきたことに
より、今の婚活が普及していったといえます。

そのため、婚活の定義が「結婚するために必要な行動」と考えられていて、結婚したい人
が結婚相手を探している人に出会う行動を婚活と呼びます。

婚活の定義ははっきりしていますが、婚活ビジネスの中には出会いを求める男女から不当
にお金を引き出そうとする場合もあり、婚活をしようと思う人は利用するサービスをよく見極めなくてはいけません。

③ 婚活市場とは?

婚活には、恋愛と違って婚活市場という言葉が存在します。
定義としては、男性で言えば結婚生活を営む上で欠かせない収入、女性で言えば出産など
の人生プランを立てるために必要な年齢において、婚活市場の価値が決まります。

こうした定義を聞くと「失礼だ」と感じるかもしれませんが、あくまで年収の高い男性や
年齢の若い女性が「婚活をしている人の中でモテやすい」というだけであって、年収が
ちょっと低めでもフィーリングさえ合えば厭わないという女性はたくさんいます。

男性も、年齢が若い女性だと話が合わないとかある程度落ち着いた年代が良い、という人もいます。

一般的に、男性は年収700万円から1,000万円くらいが婚活市場で価値のある存在だと思わ
れていて、20代半ばから30代前半の女性が婚活市場で価値があると思われています。

ただ、婚活をしている多くの女性が30代半ばから40代ですし、男性の年収も500万円くら
いの
年収が多いことが現実です。

④ 婚活の意識

婚活の意識も晩婚化とは別に、年々変わっていっています。

今まで婚活の定義に合致するような結婚したい30代後半や40代の男女が一生懸命
婚活をしている印象でしたが、現在では20代の比較的若い世代の男女が早々に婚活を意識するようになっています。

原因としては、今まで曖昧だった婚活の定義が社会的に定着していき、婚活市場価値
が高いうちに婚活を始めてしまいたいと思う人が増えてきたからです。

男性も草食系男子という言葉が普及している通り、あまり自分から積極的に女性に
対してアプローチすることが難しいと感じている人も多く、サポートしてもらいたいと感じる人が増えています。

婚活は、その時代その時代によって意識が変わってくるものなので、どんどん婚活の
あり方も変わってくると予想できます。

⑤ 自分の立場

婚活の定義を知った上で、自分はどのようにして婚活をしていこうかと考えることは非常に大事になります。

定義としては理解できても、実際どんな風に動けばいいのか、いつから婚活をするのが
効率的なのかというのは個人差があります。

なぜなら、結婚への意識が人によってかなり違うからです。
そのため、いざ自分が婚活しようと思った時に、自分は婚活市場でどの位置にいるのかをまず知る必要があります。

婚活市場価値が低い、と思ったとしても現実的に婚活をしていくと良い結果に恵まれる
というのはよくあることなので、落ち込む必要はありません。

ただ、婚活市場価値をきちんと理解することによって、相手に対して多大な期待をして
婚期を逃すことを避けることができます。

自分の立場を考えずに、理想だけ大きくしていても結果が伴いません。
理想を持つことは必要ですが、相手にとって自分はどれだけ需要があるのかについてもきちんと考えておきましょう。

⑥ 相手に求めるものが重要

婚活において、自分の価値を知ることと同時に自分が相手に何を望むのか、ということも非常に重要なポイントになります。

相手に求めるものに対して、何か定義があるわけではありません。
定義がないからこそ、婚活はどんな相手と出会えるのか未知数な部分が大きいので、
普段出会えないような相手と結婚する可能性があります。

しかし一方で、相手に求めるものが大きすぎるという場合は、自分の現状と伴わない
状況なら婚活を成功させるのは難しいです。

自分の年代や容姿、年収や学歴など、ある程度評価される部分に対してきちんと向き合っ
てから、自分の求める相手の条件を決めてください。

自分を過小評価する必要はありませんが、理想を大きく持ちすぎるのも現実とのギャップに悩むことになります。

⑦ なぜ婚活が必要?

婚活は結婚するために必要な行動と定義づけられていますが、その定義から考えると
「本当に自分にとって婚活は必要なのか」と多くの人が考えます。

すでに彼氏や彼女がいる人、多くの異性と知り合うことができる職場であれば全くこれ
からの異性との出会いに危惧する必要はありません。

ですが、全く異性との出会いがないとか今まで異性と交際した経験がない、という恋愛に
対して不安を感じている人の場合は、そもそも結婚なんて夢の出来事にように思えてしまいます。

彼氏や彼女がいたけど、別れてから全く出会いに恵まれない、という人もこれからの将来
設計を考えた時に不安を感じる場合が多く、そういった人達の不安感を消し去るために婚活は必要になります。

以前に比べて、男女交際がスムーズにいかないとか忙しい人が増えていることも婚活が必要とされる理由です。

婚活の定義を理解し、実際婚活とはどのようなことなのかをわかると、今の自分に必要なのかどうかが明確になります。

婚活は、自分の将来に対して考えるよい機会にもなるので、なかなか結婚したいけど
できないと
悩んでいる人は、一度婚活の現場に足を運んでみても良いですし、手軽に婚活サイトから始めてみてもいいでしょう。

自分なりの婚活を見つけて、理想の相手を探しましょう。