42歳で始める婚活女性に求められる7つの考え方


                                               


42歳で始める婚活女性に求められる7つの考え方

近年は、女性の社会進出が活発で20、30代は自らのキャリアアップを頑張り、40代になってから結婚を考え始める女性が多くなっています。

今回は、特に42歳から婚活を始める女性に向けて婚活での心構えなどをご紹介します。

①人生の分かれ目の年齢

なぜ、今回40代女性の婚活についてご紹介するにあたり、中でも42歳という年齢をピンポイントにしているのかというと、女性にとっての42歳には大きな意味があるからです。

東洋医学には『黄帝内経(こうていだいけい)』と言う書があり、そこには「女性は7の倍数」「男性は8の倍数」の年齢の時に節目を迎え、体に変化が訪れる」という記載があります。(出典:養命酒製造株式会社 http://www.yomeishu.co.jp/x7x8/baisu/index.html

7の倍数の年齢に必ず変化が起こるかというと個人差がありますが、確かにそれらの年齢に着目してみると、14歳は月経が開始する人が多かったり、21歳は身長など体が成長しきる頃だったり、35歳になると肌質が変化したりと体の変化が表れるタイミングでもあります。

その中でも42歳は、人によっては閉経の兆候があったり更年期の症状が現れ始めたりと、35歳の時以上に体の変化を感じやすい時期です。

また、体の変化だけではなく精神的な変化や環境の変化もあります。

精神面では30代が終わり40代に突入して1、2年は、これまでの自分の人生を振り返ると共に、今後の人生について改めて考え、更にはこれまで未婚だった人も、40代になった事をきっかけに結婚について考え婚活を始める人が多くいます。

環境の変化で言えば、仕事で管理職になるなど役職にも変化が多い時期でもあります。

このように、女性にとっての42歳は沢山の変化があり人生の分かれ道とも言えるのです。

②出産を考える最終の年齢

42歳の女性が婚活を始める時、また、40代に入って結婚を考え始めたけれど、実際に婚活しようかどうか迷っている時に考えて頂きたい事があります。

それは、出産についてです。

もちろん、結婚=出産ではありませんし、「好きな相手と結婚して、二人で過ごせれば良い」と考えている人は出産について考える必要はありません。

但し、これまで子供を持つか否かについて考えた事が無い人、または婚活をしようか迷っている人は必ず考えるべきです。

一般に女性が妊娠できる年齢は、18歳から45歳くらいまでで、この期間は「性成熟期」と言われています。(出典:オムロンhttps://www.healthcare.omron.co.jp/bijin/qa/premama_Q10.html)

また、女性の出産年齢を見てみると、日本での出産最高齢は60歳で、海外に目を向けると74歳という記録もあるようです。(出典:https://masheri.xyz/koureisyussann-saikourei-nihon

但し、これらの情報を見て「45歳までは必ず妊娠できる」「女性は60代以上でも出産可能なのか」と言うとそうではなく、個々によって差がある事を認識しておかなくてはいけません。

先ほどもお伝えの通り、女性は42歳頃に体の変化があり、人によってはホルモンバランスが変わったり閉経したりという事もあり、もしそうなった場合自然妊娠の可能性は非常に低くなります。

また、体外受精などの高度不妊治療を受けるにしても、卵子や子宮などの状態も人それぞれで、治療を受けたからと言って100%子供を授かるとは限りません。

婚活を始める際には、出産についても併せて考え、出産を望むのであればなるべく早く婚活や結婚をしなくてはならないのです。

③結婚を決めて婚活する

42歳と言う年齢が人生の分岐点であったり、出産を考える時期であったりという事を踏まえると、42歳女性の婚活には20代や30代の女性とはまた違った心構えが必要なる事が分かります。

例えば、20代や30代の女性は婚活を始める理由もさまざまです。

もちろん、「結婚したい」という気持ちで婚活をする人がほとんどではありますが、中には「周りの人に結婚を勧められたから」「婚活ブームの波に乗り遅れたくないから」と、どちらかというと自分の意思よりも周囲の影響によって婚活を始める人もいます。

また、「婚活ってどんな感じ?」と興味本位や、「結婚までは考えないかもしれないけど、とりあえず恋人を見つけたい」と恋人候補を探すだけが目的の人もいます。

なぜそのような人がいるのかというと、まだ人生について深く考える機会がなかったり、周りの雰囲気に流されて何となく婚活したりという場合があるからです。

また、結婚についても「そのうち出来るだろう」と、その時点ではあまり積極的に行動しないパターンもあります。

一方で、40代で婚活を始める女性は明確に結婚の意思を持っています。

それは、しっかりと今後のライフプランについて考え、また、出産についてもリミットがある事を知っているからです。

④相手に何を求めるか

それでは42歳の女性が婚活を実際に始める時には、どんな事から始めれば良いのでしょうか。

まずは、どんな相手と結婚したいのかを考えましょう。

背が高い人、好みの容姿など何でも良いのですが、もっと具体的な事をイメージできると良いでしょう。

例えば、結婚後も仕事を続けたければ、仕事に理解のある人、子供が欲しければ結婚してすぐに妊活に取り組んでくれる人など、自分の理想や希望を軸にイメージします。

また、仕事でリーダーシップを発揮するのが得意な女性は、自分が相手をリードして、それに付いてきてくれる人を求めるなど、自分の性格などから相手のタイプを検討する方法もあります。

このように、42歳の女性が婚活をする際には、ルックスなど目に見えて分かることだけではなく、結婚後の生活や相手とどんな関係でいたいかなど、相手に求めることを具体的に想像するようにしてみてください。

⑤自分も相手に対して厳しいがまわりも厳しい

ここで婚活市場に目を向けてみると、例えばある結婚相談所に登録している人は、20代~50代までと幅広い年齢層に分かれ、ボリュームゾーンは男女ともに36~45歳というデータがあります。

結婚相談所を利用する人は30代が多く、婚活市場全体に当てはめても30代が主流です。

では、「42歳で婚活は遅いのか」と言うと決してそうではありませんが、周りから厳しく見られたり、年齢がネックになったりする可能性があるのは事実です。

40代女性は「結婚したい」と決めて婚活に参加し、理想の条件も決めていますので相手を見る目を厳しくなります。

それは女性のみに関わらず、同世代の男性であっても、強い意志を持って婚活に参加し、自分が求める条件に当てはまる女性かを厳しく選別するでしょう。

また、例えば40代の男性で「年下の女性が良い」という人は、同世代の女性は結婚相手対象外となってしまいます。

このように、42歳の女性が婚活をする時には、自分が厳しく相手を見極めようとする一方で相手からも厳しく見られている事もあり得るのです。

⑥現実を直視する

42歳女性の婚活について、更に厳しい事をお伝えすると相手を見つける事自体に苦労する人も多いです。

例えば、自分は「年下の男性が良い」と思っても、20代や30代の女性を求める男性が多いと年上の女性を求める男性がなかなか見つからないパターンもあります。

一方で「年上の男性が良い」という人が上手く行きやすいかというとそうではなく婚活市場における40代50代男性のボリュームは、20代30代に比べると少ない為、20代30代の相手を探すよりハードルが高くなる可能性もあります。

男性の中には、自分よりもキャリアや収入が高いなど所謂ハイスペックな女性に気後れしてしまう人もいますし、いくらあなたが素敵な女性でも「なぜ独身だったのだろう。何か事情があるのかな。」と変に勘繰る男性もいます。

このように、42歳女性の婚活では、年齢が婚活のハードルを高くしたり自分の生き方などが理由となり、なかなか男性が近付きにくかったりという事もあり得るのです。

ネガティブな事ばかり聞くと「婚活したくない」と思う人もいるかもしれませんが、だからと言って婚活が上手くいかないわけではありません。

確かに苦労もあるかもしれませんが、42歳の女性は経験も知性も豊富でありそのような賢さや寛容さを兼ね備えた女性を求める男性もいます。

また、普段はしっかりしている女性なのに、ふとした時に見せる可愛らしさや甘える姿に惹かれる男性もとても多いです。

20代や30代の女性と婚活というステージにて、同じ武器で戦おうとすると厳しい事もあるかもしれません。

そうではなく、まずは現実を直視しながらも、これまでの自分を肯定し40代ならではの魅力や自分らしさを大切にすることが、42歳女性の婚活ではとても大切なのです。

婚活は、これまでは気付かなかった自分の良さや強みを知る機会でもあります。

42歳女性の婚活は、20代30代の婚活と異なる点が多いですが、今回ご紹介した内容を参考に自分の魅力を最大限に生かし実りある婚活にしましょう。